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 お帰りなさいガーリー番長
あれだけ日課のようにチェックしてたstyle.comを定期的に覗かなくなってから幾年月(はい大袈裟です)。前回のメットガラでさえペンディング状態に陥っているスランプ気味のタラログでございますが、なんとさきほど本当に久しぶりの気まぐれムードが降臨して覗きに行ってみたら、こぉんな超最新情報をゲットしちゃったってゆー、タラログならではの勘の良さ。映像に関しては秘密のヴェールに包まれていたソフィア番長の最新作「somewhere」のトレイラーでっせ。でっせ。どうやらDIORで一緒にお仕事したマリナ・リンチュクちゃんもカメオ出演してるようです。よっぽど気にいったのか、なんせ横糸繋がりを愛するラ・ファミリア体質な番長らしいキャスティングだってことは間違い無し。

やはりガーリーの神様は「タラよ、おまえ早よ書けや」と微笑んでくれているみたい~(背中を押されてる感あり)。でもさ、正直言って140文字以上は苦しくなってきた今日この頃ぉ。妄想百貨店の記事ですら書きかけては止め、溜息ついては書きの体たらく。なんとか頑張りますわ~、編集長!しっかし考えれば考えるほど偶然の一致とゆーかさぁ。だってこのトレイラー本日(米時間15日)にアップしたばっかりなんだよー。とりあえず読者の皆様におすそ分けをお届けってことで♪ ENJOY!




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(2010/06/16(水) 00:48)

 さすらいのガーリー番長

おめでとう番長!特別緊急企画

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こんばんは。だんだんタラログらしさを取り戻しつつあるタラログでございます(知らんて)。もうちょっと情報を拾ってから書こうと目論み、Twitterでは先日「そろそろ書きまーす」宣言なんかしときながらタメに入っていたガーリー番長シリーズ。番長自ら早よ書け!と言われんばかりのキャッチーな話題を頂きましたので思い指をあげたいと思います(ミホちゃんありがとー♪)。ソフィア・コッポラファンならすでにご存知かもしれませんが、なんと番長、お二人目が降臨、否、ご懐妊なさいましたーーーー。ひゃーっほぉ!(なんでオマエが)。どうやらこの情報はシカゴでラジオ番組に出演したボーイフレンドでロミーちゃん(長女)の父であるトーマス・マースがポロッちゃったみたいね。いやあメデタイメデタイ。

従兄弟のジェイソン・シュワルツマンも最近エコデザイナーのブラディ・カニングハムと結婚したばかりだし、コッポラ一族はおめでた続きでございますね。年末のお忙しい中とはいえ、一族の益々のご繁栄には、さぞかしゴッドファーザーもお慶びのことと存じます。ちなみにジェイソンの元カノは我らがズーイーちゃんと言うのは以前タラログでもご紹介してますが、ズーイーちゃんがデス・キャブ・キューティーのベン・ギハードとの電撃結婚を受けて、ジェイソンも結婚に踏み切ったんでねーのか?というこちら勝手の妄想は留まるところを知りません(笑)。だってこのブラディちゃんとはかなり長いお付き合いだったみたいだけど、全然結婚する気配はなかったようで。その間、ジェイソンはココナッツ・レコーズにズーイーを迎えてレコーディングしたり、未練タラタラなのは、スクリーンを通してでも伝わってきた。しかもジェイソンってズーイーちゃんほど厳格じゃないみたいだけど、ベジタリアンなんだってさ(笑)。なんか可愛いね。

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と、従兄弟に話がズレてる場合じゃございません。あたしゃてっきり番長は一人で打ち止め(爆)なもんだとばっかり思っておりましたので(誰もそんなこた言っちゃいませんが)意外な感じもしたけど、そこはイタリアの血統、やはりラ・ファミリアには深い憧憬があったと思われます。で、気になるのは次は男か女か?というとこだったりもしますが、個人的には次はやはり男なんじゃないか?という予感はしますねー。んでもって、セレブパワーを駆使して生み分けなんかもガッチリしてしまいそうな。双子っていう線も考えられますねー。一粒で二度美味しいのは忙しいソフィアなら有り難いような気もするし。でもちゃんと自分で子育てしてそうなので(そういうポリシーもありそうだし)双子はたいへんかなー。うーん(って、なんでオマエが)。まあいざという時は大家族のメリットを活かしてなんとか乗り切って頂きたいものです。しかしさすが血筋を意識するファミリーだけあって、養子縁組って話はないんですねぇ。まあ人それぞれだからいいんだけど。

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番長は来年公開予定の新作「Somewhere」の撮影中なわけですが、妊婦ったらいったいどこにいるのかしらん?(爆)。前作の「マリー・アントワネット」との時とは違って、情報も極々絞って発表しているので、数ヶ月前からの情報とほとんど変化がない現状なんですが(かと言ってタラログで何一つお伝えしていたわけじゃございませんが)ビバリー・ヒルズに実在するセレブ御用達ホテル、シャトー・マーモントに住む落ち目の俳優ジョニー(ステファン・ドーフ)と、そこに転がり込んできた11歳の娘(エル・ファニング)の交流を中心に描かれているようです。イタリアで撮影も行われているらしく、物語は他の監督作と同じくすべてソフィアが原作脚本を担当。なので自分のメモリーと心風景がふんだんに盛り込まれているのは間違いなく、このストーリーラインも幼い時にパパ・コッポラとイタリアの映画祭に出席するために旅した時の記憶がベースになっているそうです。IMDbにはコメディ・ドラマとカテゴライズされているので、もしかして「ペーパー・ムーン」みたいな作品になるのか?だとしたら今までの作品の中でも超アタシ好みになってしまうのではないか。と激しく妄想。うー(我慢出来ない)。どうやらプレイメイツを起用して彼女達にポールダンスを踊らせるシーンがあるなんて情報もあるし、前作の「マリー・アントワネット」では乗り気になれなかった男子にも嬉しいガーリー・エロも堪能できそうです(笑)。


Somewhereに関してはまた情報をキャッチしたらお知らせしていきたいとは思っておりますが・・・。つか今日はご懐妊緊急企画につき!最強のセレブママ・ソフィアのお姿の近況(ちょっと前ですが)をどうぞ。



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(2009/12/17(木) 21:33)

 ガーリー番長のお時間です
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ガーリーな視点を大切にしていると言いつつ、ここんトコ、あんまり関係があるとは思えん話題でお茶を濁して来たタラログでございます。それは書いているアタシも知っています。ガーリンが始動してから、ガーリーな視点が分散しちゃってるというのもございますが、ブロガー人口が世界一多いと言われている日本のネット界(アフィ専用のブログも含めてなんでしょうけど)。最近はガーリーを意識したオシャレで可愛いブログも本当に増えていて、アタクシもガーリー嬉しい悲鳴をあげておりますデス。もしタラログにお越しのお客様の中で、アタシもブログをやってるよー!なんつー方がいらっしゃいましたら、相互リンク等のお声をかけてくださいませね。同じガーリー感性を持つ者同士として、やはり輪を広げて行くのは大切かと。ガーリー界も「変革」の時に来ております(ホンマかいな)。

そして最近はあまり興味を惹かれるような大ネタも釣り上げられずに(あるにはあるんだけど出し惜しみ。笑)いたアタシ。が!ココに来てヴィジュアル的にもミューズィック的にもガツーンとやられた感のネタ発見。こりゃあ、慌てて取り上げなくっちゃ!ということで、さっそく真剣に書き始めたというわけです。それもそのはず、今回のネタは我らがソフィア番長の産後の監督復帰作第一弾!夏頃にWWDなどの業界プチニュースで、番長がクリスチャン・ディオール社のフレグランス「Miss Dior Chérie」のテレビCMを監督することに決定したというのは、小耳に挟んではおりましたが、詳細もわからんし、今一つソソラレない印象を残したまま、今に至っておりました。その後、ガーリンのPOSTでも編集部がアップしてくれた情報のとおり、ルイ・ヴィトンの環境活動の一環として「旅」をテーマにした広告のコラボレーションにパパ・コッポラと参加しているのを聞いて、コッポラ家お得意の知的なカッコ良さに胸打たれたり(以下動画参照されたし)。



そして立続けに、コムデギャルソンの次にルイ・ヴィトンとデザインコラボをするのが、ソフィアに決まったというニュースを聞いて胸躍らせたり(こちらもPOSTに書き込みしてあります)とにかく番長が何か始める気満々らしいというのは、周辺の動きを見ていて感じておりました。で、やっぱりやってくれたよ、おっ母さん(誰がよ)。今月10日に放送された全米人気番組「Gossip Girl」のスポットで初登場したようなのですが、とにかくこのヴィジュアルを見てけれ!(ムービーはコチラから)起用モデルはベルラーシ出身のマリナ・リンチュク(たしかこの前はエルヴィス・プレスリーの孫だったような)。番長のサポーターであるガーリー達を裏切らないキャンディー・ポップな世界観。しかもクリスチャン・ディオールの生活感ゼロ!(笑)、おフレンチ女万歳!讃歌な出来あがりは感動的でもあります。一見、他のクリエイターにも思いつきそうなカジュアルさがありながら、音楽にブリジッド・バルドーの「Moi, Je Joue」を持って来るところなんて、まさにノスタルジー好きなコッポラ家の血筋(コーフン)。

マリー・アントワネットで世界中に拡充したソフィア番長のコアなファン層を、ディオールの顧客に取り込んじゃおうと勢いある戦略すら感じる、ちょっと懐かしいスイートなショットの数々もファンには嬉しいところでございます。この商売は商売と割り切ってソフィア・コッポラのカラーを切り売り出来る如才のなさも、やはり子を産んで母としての自信が出て来たところなのかしらん。そんな産後の肥立ちもモノともせず、傍で見ててもLVグループとの絆をドンドン深めているようにも見える(ディオール社はグループの傘下)我らがビジネス番長。ヘラルド・トリビューン紙でスージー・メンケスによる番長のインタビューを発見しましたので、例によってアタクシがスージーに成り変わり(笑)お届けしたいと思います。



タラ(以下タ):ロミーちゃんはいくつになったの?
ソフィア(以下ソ):今月で2歳になったわ。
タ:時間が経つのはアッという間ねー。アナタ自身も37歳になったんだっけ?
ソ:若い時は早く大人になりたくて仕方がなかったわ。ティーンネイジャーでいるよりも、40代になるほうが自分には向いてると思ってたんだもの。
タ:それって意外ね。でもアナタの少女っぽい外見と熟成された内面のギャップは魅力的だと思うわ。以前、「妄想百貨店」で、そのギャップに注目したアナタのパーティースタイルについて書いたんだけど、反響が多かったのよ(笑)。
ソ:私はラクな格好が好きなのよ。だってほらカリフォルニアンだから。ガチガチ過ぎるのやコスチュームみたいなものは好きじゃないの。
タ:それはアタシもそう妄想してたわ。でもアナタのクチからそう聞けて嬉しい(笑)。でもそのユルい感覚みたいなのは仕事のベースでもあるような気がするんだけど。
ソ:そうね。ハリウッドのシステムの中にいると感じたことは一度も無いわ。父が北カリフォルニアに引っ越したのも、「独立精神を持ってやりなさい」ということだといつも感じてたし。
タ:それでまず、ファッションブランドを立ち上げたの?アナタにとって、やっぱりファッションは自己表現の核なのかしら?
ソ:ファッションは大好きだし、エンジョイ出来る何かではあるわ。でも私にとってそれが一番じゃないわね。写真やアートを収集するほうが好きだったりするもの。
タ:今回のルイ・ヴィトンとのコラボレーションのことについて聞かせて。もうデザインは終わったのかしら?いつからの展開になるの?
ソ:今年の夏中、ルイ・ヴィトンの本拠地に通って製作したのよ。そのひとつがコレ(上画像でソフィアが持っているバッグ)。名前はSCっていうんだけど、かなり考えたわ。だってソフィアの名前はすでにマークのラインで定番になっているしね。それからデザインでこだわったのは、ハードウェアがあまり目立たず、シックで控えめな感じで、軽くて大き過ぎないもの。自分が欲しいと思うバッグを作ったの。

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タ:製作過程のエピソードがあったら聞かせて。
ソ:とても楽しかったわ。私はクリエイティブな人間なのね。私の一番の関心事は映画製作で、だからモノ作りの時も映画の中でするのとまったく同じように出来るのよ。
タ:映画製作はいつ頃になる予定?
ソ:今、脚本を書き始めているところだから、来年くらいに一本製作出来たらいいと思ってるわ。
タ:ところでフルコレクションはやりたくならないの?
ソ:絶対に無いとはいわないけど、私には一部始終を習う忍耐は無いと思うわ。プロポーションは知っているけど(笑)。洋服のデザインはノンストップでしょ。映画製作が好きな理由に夏休みが取れるというのもあるわね。
タ:コレクションは日本でまずローンチされるって聞いたんだけど。
ソ:来月の5日に日本のルイ・ヴィトンでローンチパーティーをやるの。だからもうすぐ来日よ。その後、3月からが世界展開になります。
タ:あら!!もうすぐじゃない?アナタ自身のブランド「ミルクフェド」も日本が拠点よね。
ソ:初めて来日したのは20代の頃。まるでティーンネイジャーの女の子が日本中を旅して廻るような、そんな旅だったわ。
タ:アナタがかなり日本に思い入れがあるのは、日本中のファンも知っていることだけど、やっぱりファッションとかライフスタイルってことになるとフランス?(笑)。
ソ:パリの女性には確立されたスタイルがあるわ。彼女達は少女でいようとはしていないのよね。一般に人々はパリの中に入るとよりシックになるわ。アメリカのスポーツウェアは、まったく(フランス風の考え方を)引き継いでないの。私は成熟して女性でいるという考え方が好きよ。子供時代には終わりを告げて、でも自分のネイチャーな部分は保ち続けるのが良いわね。
タ:同感だわ。アタシも最近はずっと、ただ若さに任せた甘いだけの「ガーリー」じゃない「ガーリー熟女」という感覚を手探りしてるんだけど、アナタにそう言われて自分の求めているものもハッキリしてきたような気がするわ。今日はどうもありがとう。


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いかがでしたでしょうか?アタシと番長の妄想トーク(爆笑)。とは言え、番長のトーク部分はすべて彼女の言葉、あるいは事実に基づいたものを直訳しておりますので、安心してお読み頂ければ幸いです。さてさて、インタビューにもあったとおり、ソフィア番長の来日はもうすぐ!クーッ・・・会って本物のインタビューが出来たら!こんなに素晴らしいこともないわけですが、どなたかアタクシを番長に会わせてあげるよー。なんつー、心の優しいコッポラ関係者の方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。いやまぢで。注目のSCバッグですが、ソフィアが膝に乗せているものの素材違い、LVモノグラムのもので1,600ユーロ、2,190米ドルだそうです。開口部が大きく作られているので、モノが取り出しやすく、インナーには携帯用のポケットも。他にもポシェットになるクラッチ(800ユーロ)があり、こちらにはソフィアのたっての希望でミラーがついているんだそうよ。何はともあれ、番長も始動してガーリー周辺はますます楽しみです。


【12月5日追加】「Miss Dior Cherie」のPV完全版がアップされてました♪


そしてご本人がどういうスタンスであれ、番長とファッションは切り離せません。




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(2008/11/26(水) 13:22)

 マリーよ今夜もありがとう
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お待たせ~。いいの、いいの。待ってなくたってエエねんで(爆)。勝手に暴走しているマリー・アントワネット特集。否、ソフィア番長続編(って感じですか?)。いやあ、全米でいよいよ先月末から公開されておりますが、先週やっと一週遅れで行ってきましたよん。つーか、アタシとしたことがオープニングナイトに行かれなかったなんて(ぷんぷん)。これも最寄りの劇場での上映がなく、ちょっと(ほんのちょっとだけど)先まで出向かなければいけなかったせい。ただでさえ、運転嫌い、渋滞嫌いの夫が週末にワザワザ連れて行ってくれるはずもなく・・・ウーン、ウーンと堪えて一週間。「今週連れてってくれなければ実家に帰らせて頂く」との旨を仕事先にメールで送りつけ(これホンマに)やっとこさっとこ行って参りました~。

向かったのは、つい最近出来たばかりのショッピングセンター内にある16のブースを持つ大きなシアター。いわゆるワーナーみたいな感じのトコ。お約束のラージポップコーンを買って上映ブースに向かう。夫は相当見たくないらしく(苦笑)常時ダンマリ(だって仕方ないじゃーん。オイラ車の免許持ってないんだからよー)。で、ブースに入ってみると・・・ガラーーン。え?観客ってアタシ達だけ???アメリカで暮らして以来、どんなに前評の悪い作品でも館内に二人だけっていうのは初めての経験。一瞬ビックラこいたけど、良く考えたら貸し切り?んで、喜ぶ妻、しばし館内を走る(爆)。まあ、この事態に夫も気を良くしたのか中央に席を選んで座ったんですが・・・プレビューが始まったら、年配のカッポーが一組、次に(なぜか)若い白人男性、そのあと超おデブちんの女性、中年の白人女性、で最後にまたカッポーが入って来た(怒。←ワガママ)。しかも、なぜかアタシ達の周囲をグルリと取り囲むように座っていく他の観客(ムカッ)。そんなんでも全部でたかが9人だったんですけどね(苦笑)。こうして半貸し切り状態のまま、仲良く9人で鑑賞会と相成りました。

で!肝心の映画ですよ。それがアータ、もおおおおおおおおおっ。番長ったらしょっぱなからやってくれりゅ~。ボンジュ~ル(爆)。お馴染みになったパンクなタイトルがバババーンと登場し、これも既出のスチール画像でさんざんお馴染みロリータな薄笑みを浮かべるキルスチンがバーン!当然、心躍るような仕掛けで気持ちはガッチリと持ってかれました、はい(笑)。そう言えばタイトルロールで東北新社のクレジットがパンク風味にドンと出てきてビックリしたんだけど、どうやら米・仏・日の共同制作だったのね(imdbにも載ってたし)。まあ、それからの2時間は夫にはこの世の終わりのように長く、妻にとってはこの世の儚い夢のように繊細なおフランスへの旅が訪れたのは言うまでもございません。とーにかく初めから終わりまで、スクリーンの隅から隅まで舐めるようなガーリー。そしてヨーロピヤ~ン。そして紛う事ない本物のゴージャス。ソフィア番長はオメーら、ガーリー張るならついて来い。とばかり「これでもか!これでもかっ!これでもかっー!喝!」とこっちの気も知らず、ゆっくり萌える間もなくブンブンと暴走(笑)。まあ、その次から次へと現れる、めくるめくゴージャスな映像のすべてにフツーじゃついてけないから。覚悟しとくように(笑)。

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で突然、横から私事で失礼いたしますが、つい最近、夜中に白馬の二頭立て馬車を見たんですよ。え?アミューズメントにでも行ったのかって?違うの、違うの。いつものように窓際のマイデスクでネットサーフィンをしておったんですわ。そしたら同じく窓際に置いたベッド(ま、コーヒーテーブルなんですが)に寝そべりつつ、外を眺めていた愛犬のゾーイが激しく吠えだしたのよ。まあ、夜中に犬の散歩をさせてる人も少なくないし、そのたびに吠えてるんだけど(苦笑)今回はちょっと尋常じゃないくらいクレイジーな大騒ぎ。なのでアタクシも何かと思い、ブラインドの影から外を見るとアータ。なんと郊外の住宅街に馬車ですよ(笑)。どうやら御者も白いズラなんかを被って本格的。

こりゃもーね、アタシがサッサと観に行かないもんだからヴェルサイユ宮殿から馬車でお迎えが来たのかと(笑)。いや、ホントに有り得ないことなんでまぢで考えちゃったよ、俺(うひひ)。それもさー、突然うちの目の前で止まったのよ、馬車が(なんでだったんだろーか)。え?寝ぼけてたんだろって?言っときますが夢じゃありませんよ!だって寝ている夫を揺さぶり起こして確認させましたから(爆)。何度も「夢じゃないよね?」と確認する妻に夫もウンザリ(爆x2)。そんなこともあって映画が始まった途端、アタシはもうアッチ側に行っちまってましたわ(苦笑)。

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内容としてはどうかって?あ。それは聞かないで(うひゃ)。うーん。これはソフィアじゃなきゃ撮れない作品であることは100%確かだし、おそらく歴史映画製作っていう(ある程度の)規制があっただろう中、ソフィアがこだわりたかった「マリー・アントワネットの少女性」にフォーカスって部分がよーく描けてたんじゃないかなって思います。これはガーリー番長であると同時に妄想番長?でもあるソフィアが作りあげた美しいことを基準に作られたファンタジーの世界で、本人も語っているように一般的な歴史映画評なんかはお門違いだと思いますわ。何かと重い話題がついて廻る歴史上の人物達。そしてマリー・アントワネットという悲劇の王妃を実体のない軽くてフワフワしたフィクションとして描きたかったんだと思う。なので、その点では大成功してるんじゃないかな。

たとえ王妃であっても普通のギャルと変わらぬ成長過程には付きものの、お洒落への興味、美しいものへの憧れ、甘いお菓子大好き、可愛いものいーっぱい欲しいという欲求、自分が持ってないものへの嫉妬、人より目立ちたいという自意識、そしてカッコいい王子様との恋。こんな無邪気さに溢れた共感性のあるテーマがこのうえないくらいゴージャスに描かれていて、女であればお腹いっぱいにさせられるのは間違い無し。ガーリーとは180度、逆方向にいる我が夫でさえ「とにかく隙の無いゴージャスな映画だった」と内容は別として(苦笑)認めておりましたから。公開以前から怒濤の流出画像はあれど、こんなんが上映時間中ずーーっと続いてるのよ(笑)。なので、作品を観て改めてソフィアが流出画像の出し惜しみをしなかった意図がわかりました。だってこれはほんの一部なんだもの。

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楽しみにしてる方も多いと思うのでネタバレはしませんが、鑑賞前に少しヴェルサイユのことを勉強してから出向くともっと楽しめると思います。残念ながらアタシはそれをして行かなかったもんで、あとからグーグってみてちょっと後悔。でも大昔の仏旅行で行ったヴェルサイユ宮殿の断片的な思い出があったので、それなりには楽しめた。なので行く気満々な方には是非ヴェルサイユ宮殿のことを知識として持って行くことをお薦めします。だって舞台は本物なんですから~。ソフィアもそのへんは心得ていたんじゃないかなあ。脚本的にはファンタジーであっても、美術的には存分に(今がチャンスの)本物ヴェルサイユ宮殿の映像を残そうという意識が作品中に漲っております。もう無駄な宮殿ショットなんかもバリバリです(笑)。ちなみにマリー・アントワネットやフランス革命の歴史の知識を持ってく必要ってのはあんまどうでもいいかも(爆)。

総合評価としていわゆるハリウッド的な大金の使い方じゃないけれど、40億ドルという大金叩いた甲斐はある!にアタシは一票入れますわ。これは今の評価はどうあれ、今後の映画史がそれを証明してくれるだろうと思います。ミロス・フォアマン監督の「アマデウス」以降、こういうゴージャスな古典映画って、なかなかお目にかかれなかったけどコイツは合格です。ソフィアも製作にあたり「アマデウス」を参考にしたようで、古典ヨーロッパを題材にした映画であっても俳優達に古い訛りのある言葉を喋らせず、現代風に撮ったところにインスピレーションを受けたらしい。やっぱり「自由なる精神に自由なる魂は宿る」ってことですよ。フォアマン監督の「ヘアー」はアタシの大好きな映画(右でもレコメン中)ですが、やっぱりソフィアもどっかでフリーダム!を叫びたい人なのよね。おーし、気に入ったよアンタ(って、アタイはいったい何者)。

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まーだまだ語ろうと思えば、原稿用紙100枚くらいは語れる勢いですが(まぢかいな)日本はお正月第二弾(なぜに第二弾?)ってことなので、楽しみにしてる方に大きなお世話と責められるのも必至(たぶん)。なので止めときますわよっ(フンッ)。

あ。補足ですがキルスチンの演技について。これは可もなく不可もなし。エー、オスカー候補にはならないんじゃ?と思うけど、この軽さがキルスチンの良さでもあるんじゃなかろーか?ただ、現代劇よりは(インタビュー・ウィズ・バンパイアの過去も含め)時代劇に向いてるノスタルジー顔なので(ヴァージン・スーサイズだって70'sのアメリカが舞台だったし)そういう意味ではハマリ役だったかな。美人が演じたら嫌みな役柄だったろうし、とにかくソフィアがキルスチンを念頭に置いて脚本を執筆しただけのことはあるって感じ。ボヨヨーンとした軽薄な感じなんかはキルスチンにしか出せないかも(ファンの方、すみませんね。精一杯の賛辞です)。個人的にフワフワした声は苦手ですが、声がね、この役柄にピッタリッだと思いましたわ。スカチンにしろ、キルスチンにしろ、役柄の個性を表すハマリ声。おそらくソフィアもキャスティング時にこだわってる部分なんじゃないかなぁ。あとフリルやレースに囲まれたフワフワな世界に華奢なキルスチンだからマッチしてたってのも有り。100着以上用意したという衣装やマノロ・ブラニックに作らせた靴がホントに素敵だったので、また次回に衣装にフォーカスした話なぞを(続くのさ)。

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その他の役者もジェイソン・シュワルッツマンの相変わらずのおとぼけぶり、小心者ぶりもハマってて良かった。ちょっと前に「天才マックスの世界」を観たばかりだったので、そのひょうひょうとした演技には笑いました。あとマリーが恋をするフェルゼン伯爵役のジェイミー・ドーナン!キーラだ、シエナだと浮名を流しただけあってスゲー、イケメンだよ。どーするよ?(何がだよ)。99%の登場人物が(トーゼンながら)白人で占められてるわけですが、白人っていうのは老若男女、現代人であってもバロックなズラが似合う人種だなぁとシミジミ思い知らされたのでした。これから鑑賞する皆様には残り1%(その他大勢的な扱いですが)の登場人物も宝探し的に楽しんで頂けたら幸いです(うひゃひゃ。ちょっと笑うで)。

そうそう、回し者ではありませんが(何を今さらだけど)この作品に関してはDVDが出るのを待ってから鑑賞しようなんて思わないほうがいいですぜ。アタシも十分なくらいの大スクリーンで観ましたが、もっともっと大きなスクリーンで観たかったという想いが残ったくらいです。スクリーンはデカいならデカいほうがいい。作品の美術を楽しみたい人なら尚更。ちょっとヴェルサイユ宮殿まで行って来た気分になれることは請け合いです(笑)。

お客様のために大きなお世話で鑑賞の下準備ガイドをご用意してみました。

王妃が愛した離宮など名所がたくさん登場しますのでコチラが参考になるかも。
歴史も復習しておきたい方はコチラもどうぞ。
USプレミアでのインタビューも見れるUSオフィシャルサイトはコチラ
カンヌ映画祭に先駆けて公開された仏オフィシャルサイトコチラ
大きな画面で劇場用トレイラーを見たい方はアップルで。
広告用トレイラーはコチラ




出演者やパパ・コッポラのインタビューを交えたメイキング。


メイキングのロングバージョン。



他にもヤフーの映画ページでシーンごとのビデオクリップが6本見れます。


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そして我らが番長、参上!



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(2006/11/07(火) 04:35)

 The Godgirly -最終章-
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永らくの間、お付き合い頂きました番長シリーズ。管理人の妄想の限りを尽くしお届けして参りました「ガーリー・バンチョー三部作」も先日無事に終了しました。だのに!まだそれでも画像がいっぱい(4記事を総合すると370枚ほど)残っていることに愕然(まだあんのかよー。とかっていう人は帰って良し)。脳ミソと視神経が酸欠になりつつ、せっかく集めたのにキャプらずに終えてしまってはあまりにアタシが可哀相なんじゃっ?つーんで自分のために強制決行。番長祭り開催中。もう二度とこんな大作には手を出さないかもしれないので(所詮インディーズ畑の女です)「The Godgirly 最終章」と銘打って一挙放出させて頂きたいと存じます。

ただでさえ「ブログが重い」「文字が小さい」と、ご来店のお客様のご意向に添えぬ、客泣かせのブログでありながら、更に不具合が出てしまうかもしれませんがゴメン下さいましね(ウケケ)。それでは古くはご幼少時の番長から、最近のものでは今週撮影された番長まで(敢えてキャプション無しのまま)垣間見せる豪華な交友録と共にごゆっくりとお楽しみ下さい。

*尚、文字の小ささに関してはRSSリーダーなどを利用してお読み頂くと解消されますのでご検討下さいませ。

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FOREVER SOFIA.

FOREVER GIRLY...


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そしてココからが本当の最終章だ!(えー。まだ、あんの~?)

アタイも相当、疲れてんだけどよ。

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SOFIA GIRL | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:17
(2006/09/14(木) 16:35)

 ガーリー番長の縄張り
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いよいよラストスパートに差し掛かって参りました(ヨロコビ~)。画像と情報収集に明け暮れた日々が今では懐かしい・・・(ウソです)。約一ヶ月の製作期間をかけたソフィア漬けの楽しくも苦しかった時間の千秋楽が幕を切って落とされようとしております。てか?ココでも記事作んなきゃアカンのよね(あはあは)。そろそろ他に書きたいネタも出て来ているのでサクサクと進めたい(勝手な語りべやねえ)。

前回は番長のお手並み拝見と洒落込んだ?わけでございますが、今回は縄張りのご紹介。いやあ、番長って呼ばれてる(つか、ココだけでだけども)くらいなんだからそのシマは広い。メインワークも然ることながら、己の人脈と才能を生かした片手間ワークも恐れ入谷の鬼子母神(何のこっちゃ)。そしてそのどれもがまったくフィルムメーカーとしてのキャリアを邪魔せず、逆にまだ映画監督としては新参者に属するであろうソフィアに美しいハクを付けているという素敵な相乗効果を生んでおります。そしてこれも、もちろん周囲の引き立てが大きく、縄張りの一つ一つすらガーリーなお膳立てで番長をお迎えしている、もしくはソフィアの息でガーリー色に染めてしまうという、まさに一本ドッコの番長節でございます(んにゃッ)。

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特にファッション業界に置ける番長の縄張りの広さは顕著でありまして。まず、今回お送りしている画像の大多数は04年クリスマス号の「ソフィア監修:フレンチヴォーグ」を中心に(注*違うものも何枚か混ざっております)プロに作り込まれた番長をお届けしているわけですが、僭越ながらワタクシも尊敬して止まないカッチョいい女、カリーヌ・ロワットフェルド編集長が世界中のファッションアイドル、ケイト・モスよりも先に特集号として選んだ(ケイトは例のコカイン騒ぎで見送りかとも言われた翌05年号監修)のがソフィア・コッポラでございました。で、この出来事は端から見ていても賢い選択だったと思われて仕方がありません。

この企画が賢かったと感嘆する理由は以下の通り。第一に色んな肩書きを持つソフィアの多才性をまとめるのに雑誌という形態が非常に効果的であること。第二に女優を目指していた(っぽい)アグレッシブ時代を除き、常に自然体を頑固なまでに守っているソフィアを素材としてイジり、ビジュアル的な意外性を楽しめるということ。第三にUSヴォーグなどに比べ、エンタメ性に欠けたファッション一筋の古臭い運営のため、売り上げが上がらなかったっぽい(売り上げをあげるためにスタイリストだったカリーヌを編集長に起用したという話)仏ヴォーグに置いて、上品なムードを壊さずお洒落にエンタメ性を持ち込むことが出来たということ。と、もちろん全ては妄想ですが(苦笑)ココではそういうことでゴーインに話を進めさせて頂きたい(うはは)。

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ファッション界に広いシマを持っているとは言え、ご存知の通り、ソフィアはモデルではありません。90年初頭の「ゴッドファーザーlll」での失敗を最後に女優稼業から離れてカレコレ15年くらいは経っているので、見る側にとっては彼女が美しい被写体という意識も薄かった。女優業を去った後も父フランシスの旧友でありビジネスパートナーでもある、アンクル・ジョージ(笑)の壮大なるオタク映画「スター・ウォーズ:エピソード1」に兄ローマンとチョイ役(なの?観てないから知らんけど)で出演したりもしてますが気持ち的には、せっかくだから記念に出とこう。くらいなんでしょうな(笑)。その他、インディーズ系の友人や元夫、兄のためにカルト作品やミュージックビデオなどにも出てますがそれだってアータ、遊び心の一環みたいなもんですから。

そんなワリカシ番長的には楽しめても、ソフィアを拝みたいファンには物足りない露出のあとにやって来たこのフレンチヴォーグ。「ロスト・イン・トランスレーション」の公開後だったことも功を奏し、きっと売れたんでしょうねえ。今でもたまーにe-bayに出品されてるのを見かけますが100ドル近い値が付いております(苦笑)。買っとくべきものはソフィア番長関連の書籍、資料関連ですな(笑)。いや、これ絶対に廃れないもの。なんたって処女の生き血を吸って後世まで受け継がれて行くわけですから・・・うはは。あんま信用すんな(爆)。

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で、画像提供だけで終わった。みたいな(爆)ケイト監修の時とは違って、下の画像でもわかるように知性派の番長は編集にもキチンと関わっております。フランス語なので内容はチンプンカンプンですが、今まで多くを語らずに来たファミリーや友人のことを語ったり、自己責任監修ってことで真面目に携わっていたようです。そしてカバーのマリオ・テスティーノを筆頭に撮影隊もクレイグ・マックディーンやデヴィッド・シムズといった豪華な面々が名を連ねておりました。

ファッションフォトグラファーってのは美しい人間の写真を撮ることが仕事であり、それがナンボの商売でございます。ですがキレイなもんばかり撮るというのも写真家としては物足りない面もあるんじゃないでしょうかね。自分のコンセプトに合わせてパーソナリティーを如何様にも変幻させるモデルや俳優を撮影するのは司令塔としての面白味はあるんでしょうが、やっぱりウソの無い生身の人間をカメラに収めたいっていう心情もあるんじゃないでしょうかねぇ(妄想だけど)。だとしたらソフィアなんかは実に撮ってみたい人物のひとりになるんじゃないかと思うんですわ。例えば・・・(お若いのに)自分自身の核がシッカリしているトコも、フツーの人間ぽくって非常に自然体なんだけど強いパーソナリティーがある(背景に浮かぶコッポラ一族然り)トコも、映画監督という自分達と同じ「人間を撮る裏方の立場」であるトコも、その一方で表としての表現力にも長けているトコも被写体としては魅力的だろうし、そんなソフィア番長と組むのがアーティストとして面白く無いわけがない。いや、コレは妄想じゃなくってそう感じる(やっぱ妄想か。笑)。

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んで見て下さいましな、上画像のカバー画像の右。エディ・スリマンのディオール・オムを着た番長のカッコいいことを。一瞬、本物のミュージシャンかと思わせるジョニ・ミッチェルばりのメンズライクな着こなしっぷり。いや、下手なミュージシャンよりもカッコいいんでねーの?(笑)。番長がコスプレ系だとは決して思いませんが、その洋服の持ち味を理解し、そこにロマンチックなストーリーを与えるのが抜群に上手いんだと思うんですね。デザイナーのコンセプトを読み取る能力が高いというか・・・これなんてディオール・オムの広告キャンペーンに使用したとしても十分に男性客にもウケるし、ブランドのカッコ良さを伝えることが出来ると思うもの。この辺のソフィアの服上手さ、そして「裏からも表からもどうぞ」っつー、類い稀な番長節がクリエイター達を刺激して止まないんだと思われるわけですな。フムフム。

そしてその筆頭に同じアメリカ人である当代きっての人気デザイナー、ガーリー界でワールドワイドに君臨するオタクくん、マーク・ジェイコブス氏のミューズとして崇められているという実績があるわけです。そしてガーリー番長&ガーリーオタク番長が奏でる番長のセレナーデが、ファッソンシーンに置けるガーリーのコンサバ化にも一役買っているわけでございます(ホンマかいな)。

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まあ、仏ヴォーグのゲスト編集長として招待されたことも、マークのミューズとして崇められていることも、ちょっとファッション界の裏側にカブれた経験の持ち主(もしくは現在、業界人の方々)にしてみたら、美を体現するモデルや女優という立場でなしに(本来は)裏方職の映画監督という立場で、メインワークの片手間にこんなアピールも出来ちゃう番長ってのはとてつもない存在なわけです。そしてこの衝撃にも似た番長の縄張りの張り方が、ガーリーを愛して止まない一般女子に「ガーリーってのは顔じゃないんだ」「ガーリーってのは感性なんだ」「ガーリーってのは要はおセンス」なぞの勘違い、否、ポジティブな喜びを与えているわけですな(オッホン)。ま、それがいいとも悪いとも言わんけど、前のニ記事でも書いたようにマークも「感性のあるただのブス」は崇めんと思うので、ここで敢えて注釈を入れて置きたい(爆)。

で、ソフィアについてエラそーなことばかり書きやがって~、このバチ当り目がぁ!と怒っていらっしゃる方も少なくは無かろうかと思うのですが(スンマセンのう)アタクシ自身は実際のソフィアに対面したことは無いのですが、なんとお洒落なブロガー友達のsayakaxたんとpopちゃんが遭ったことがあると言うでねーの(バンザーイ!こういうカミングアウト大好きよ~)。なので、この場を借りて二人の感想をちょいとご紹介させて頂きたいと存じます。

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【まずはバリバリの都会っ子、ズギュズギュの東京ガール、sayakax様より】
ちなみに、「ロスト・イン・トランスレーション」の撮影現場には、一回遊びに行ったよ~。知り合いの事務所に遊びに来たソフィアとプロデューサの人と話もしたりしたけど、ソフィアって、超細くて雰囲気もガーリーなんだよなあ。なんかその印象に妙に感心した覚えが。

マリー・アントワネットの取材で、キキが「ソフィアっていまだに大声で”カット!”っていうのが苦手なのよ。もしかしたら彼女が一番苦手なことかも」みたいなことを言ってましたが、ソフィアらしいエピソードだなあ。と。本当、消え入りそうな繊細な雰囲気なんだよねえ。環境の幸運と合わさって、そういうやり方が通るのが、やっぱり稀な存在だということなんだと思う。普通、もっと大声出さないとポジション上げられないもんね~。

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【日本人の奥ゆかしさを忘れない、ほのぼのニューヨーカー、pop様より】
彼女、NYでの住まいがソーホーのすぐ近くにあるが故、(正確な住所まで知ってるミーハーなアタイ)、なんと私、最低10回は彼女を見かけたことがあるんですよ。もしかしてこれは運命!?なんてアホなことを思った頃もありましたが(笑)、今私が思うに、おそらく他の映画俳優なども同じくらいすれ違ったりしてるんだけど、ただ他の人たちは一般人に紛れると見つけにくいだけだと思うんですよね。ソフィアって、タラさんの言う通りビックリするような美人でもなければ、背だって小さいし、特に目立つ要素は何にもないのだけれど、とにかくオーラがすごいんです。いつだって服装なんてすごくラフで、当然気取った態度なんてゼロ。でもなぜか吸い寄せられるように自然と彼女に視線が向くというか。私が彼女とすれ違って見逃したことは一度もないと思いますよ。割と自信アリで。やっぱりあれはコッポラ家の血と、彼女自身の持つ独特な雰囲気が作り出してるんでしょうねぇ。

お二人とも貴重なコメントを残して下さって本当にありがとう。で、いきなり実物の番長像を総合すると「美人でもスタイル抜群でもなく、小柄で超細くて消えちゃいそうなほど繊細でガーリーなオーラを周囲に漂わせる、一見フツーっぽいけどコッポラの血の濃ゆさゆえに、なんだか超越しちゃった感のあるお方」と言うことに決定(爆)。

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んな、勝手に決定なんて言っとりますが(汗)番長の印象は、メディア上も実物も大差が無いってことですな。で、そこが夢を売るファッションデザイナーを生業にしながら、リアリストでもあるマーク・ジェイコブス氏にミューズとして崇められる由縁でもあるんだろうなあ。マーク氏は業界でも珍しいくらいに政治的なオピニオンを表に出すタイプでマイノリティーに対する理解が深いのはもちろんのこと、旧友でもあるリル・キム、ウィノナ・ライダーといった法的に犯罪者と見なされたセレブに対しても態度を変えないどころか、オフィシャルで擁護意見も語ってしまうようなポリティックスなお方です。そして、そんな反社会体制っぽい彼自身のクリエイションも改革的な匂いが強い。

特に老舗ルイ・ヴィトンに持ち込んだ目からウロコ的なイノベーションには、ヴィトンファンでないアタクシも注目せざるを得ないような大化の改新ぶりがございました(誰が一体、日本アニメとヴィトンの融合を実現させることが出来たか?)。そんな天才的異端児とも言えるマークが、映画界の異端児に育てられたソフィアに心酔しないわけがなかんべ。そしてアメリカ人故のカジュアルなコンサバ感覚、老舗の看板に弱いというミーハー感覚も手伝ってマークのソレとソフィアのアレは運命的な一致を見るわけです。

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ここで大いに私感的なマーク像を(苦笑)。リアリストであるが故、素朴でプレーンな人物を装ってはいるが商売上手なユダヤ系のマーク氏は、トム・フォード氏と並ぶビジネスマンでもあります。それはルイ・ヴィトンのチーフクリエイターというポジションを生かし、ちゃっかり己のブランドのイメージアップも図っちゃってるところにも見て取れる。この巧みな交歓図によってカジュアルが信条の自己ブランドに高級感を与え、高級の塊ヴィトンには遊び心を与えているという点も、ソフィアの醸し出す高級感とカジュアル感の融合と一致する。その目に見えない一体感でもって、マークのパフューム「BLUSH」をソフィアに捧げたり、皮革業界に乗り出す第一弾として「sofia」の名を付けた定番バッグを発表したりとソフィア、ソフィアの大忙し(笑)。しかし、某バッグブランドが某セレブにバッグ一個をポーンと送り「sienna」の名を付けて売り出した安い戦法と違って、このリアリスティックなコラボレーションは本人の名が付いた商品を本人自らが宣伝するという説得力があるってトコがミソ。ある意味、消費者を舐めてない真摯なやり方とも言えるんではないでしょうか?

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そもそもマークはカジュアルの大家であり、親友のアナ・スイ女史同様にヴィンテージを現代に復元させる天才でもあります。しかもオタク故に視覚的なプレゼンテーションが上手いと来ている。そんな老舗ヴィトンのチーフクリエイターでもあるマーク氏にとって、現世まで脈々と生き残ってるヴィンテージ=血統的なテイストは大好物であるはずなのです。で、ソフィアです。コッポラという老舗の看板を背負った、一見カジュアルな香りを残す女子。そしてガーリーを表現するには持ってこいの小柄で華奢な体。コイツは60年代にNYポップカルチャーの旗手と言われたアンディー・ウォホールが、良家のお嬢であったイーディー・セジウィックを自らのミューズと崇めたのと似て非なるもの。ってな気もしてしまうくらいの語り継がれるに値する濃ゆいケミストリーが感じられるわけ@妄想に拍車がかかっております。

しっかし、この二人のバランス関係というのは完成度が高いよね(だから皆が惹かれるんだろうけど)。まるで若返りのためのコラーゲンやビタミンは鉄分と一緒に摂取したほが効果的なのよ~。っつーくらいのバランス力(自分でもわけわからん)。そして完成度が高いものに抗えないオサレピーポーの心理に深く入り込んで放さないわけだ。これぞビジネス的にもカルチャー的にも(恋愛感情抜きの)男女の究極のコラボレーションだと思いますのよ。

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んじゃ、そろそろマトメに入りたいんでありますが、これが何だってかんだってまとまんないわけなのよ(汗)。番長の軌跡をまとめようと試みたところで、アタシなんぞがまとめきれるわけがないのよ。そのうえ、番長の縄張りは固定しているどころか広がりを持って行くばかり。巨匠と呼ばれつつ、映画製作では無くワイン製造でアメリカ屈指の大富豪になった父フランシスの如く、この先のソフィアの人生がどうなって行くのかは妄想オタクのアタクシにも手に負えないほどのスカイ・ザ・リミット。確かなバッググラウンドに支えられた豊かな感性を持つ頑固者(笑)の将来は無限大なわけでございます。そこでマトメ代わりに過去のインタビュー(ま、頑固者なので変わってないと思うし)で番長が自ら語っているファッション感を集めて今回の番長シリーズの幕引きとさせて頂きたく存じます。

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【もし誰かのクローゼットを覗けるとしたら誰がいい?】
オノ・ヨーコのクローゼットを覗いてみたいわ。でも借りるならケイト・モスのクローゼットからがいいわね。
【ファッション・アイコンは?】
今日は兄のローマンの着こなしをイメージしたの(メンズジャケット+シャツ+ネクタイ+ジーパン+ローテクのコンバースという出で立ち)。他にはニック・ドレイク(英国人フォークソング歌手)、ダイアナ・ヴリーランド(アメリカ人編集者)、マリア・カラス(ギリシャ人オペラ歌手)、パティ・ハンセン(元アメリカ人モデルでキース・リチャーズの妻)。
【ベストファッション・モーメントは?】
89年にプロムで着たシャネル製のレザーとレースで出来た黒のドレス。
【クローゼットの中に一番多いブランドは?】
マーク・ジェイコブス。
【自分に着こなせない憧れのものがある?】
スーパーハイヒール。だって歩けないんだもの。
【嫌気がさすものは?】
美容整形。
【トレードマークは何?】
壊れた鼻とマークのシャツとジーンズにマルタン(マルジェラ)のジャケット。そしてコンバース。

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【冷蔵庫の中にあるものは?】
フィルムとパフューム。
【よく付けるアクセサリーは何ですか?】
8年前にマーク・ジェイコブスが作った小さな星のネックレス。外すこと無く常に身に付けてるわ。
【嫌いなトレンドはありますか?】
公衆でジョギングスーツを着て歩くこと。
【もし一つだけ、貴女に変えられることがあったら?】
女性が公衆でジョギングスーツを来て歩くのを止めさせるわね。
【美容の秘訣は?】
ええええ~。わからないわ。
【次に買いたいものは?】
素敵なヒールの靴をいくつか。靴を買うのが好きなのよ。
【貴女を驚かせる事実は?】
英国のタブロイド紙、ハロー・マガジンが大好きよ。
【傷つけられる噂にはどう対処する?】
人がどう思おうと心配しないわ。彼らが言うことに対して出来ることは何も無いもの。だからただ自分らしくいて、自分らしい生活を送らなくっちゃいけないのよ。

ファッションTVの「ロスト・イン・トランスレーション」でのバックステージの自然なソフィアが見れます。コチラ

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マ:ちょっとぉ、ソフィア~。アタシの宣伝が少ないんじゃないのー?
ソ:まあ、まあ、まあ。オッゲ、オッゲ。


両番長もそう仰ってるので懐かしいオマケどうぞ。

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(2006/09/13(水) 06:04)

 ガーリー番長のお手並み
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愛すべきガーリーラバーの皆様のコメントに支えられ、やって参りました番長シリーズ第二弾(って、なんか往年の日活映画みたいななタイトルだな)。今回はソフィア番長のメインワークである監督業について気の向くままに語らせて頂きたい(あくまでも謙虚な姿勢で臨んでおります)。番長の代表作と言えば、オスカーも獲った「ロスト・イン・トランスレーション」というのが一般的なのかもしれませんが(と言っても、まだ二作しか公開されてないんだけどよ)やっぱり、ガーリーの殿堂入りと言ったら「ヴァージン・スーサイズ」でございますわよね。

99年に公開されてから、既に7年もの歳月が流れているわけですが、もともと70年代を舞台にしてるので時間が経っても古臭さは一分も無い。また基本的に時代背景を前面に出しているわけじゃないんですが、懐古的な内容なのでいつ観ても普遍的なノスタルジーを感じることが出来る秀作になっている。そしてそんな心的ノスタルジーに惹かれて止まない世界中のガーリー処女達の生き血を吸って、どんな時代に置いても新鮮さを保つことが出来るという上手い具合になっております(ヌハハ)。だってさ、そんな処女達は否が応でも次から次へと生まれいづるんですもの。そしてサブカルと称される若者文化にソフィアが番長としてが君臨する以上、伝説的な作品としてマニアからマニアへと語り継がれてゆくのでありましょう。最後には主要登場人物の大半が死んでしまい、観るものに儚気な切なさを残す。ここもレジェントとして生き続ける殿堂作品への合格ラインかと。

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んっ?でさ、ってコレ、パパ・コッポラの代表作「ゴッドファーザー」と酷似してないか?実際、ソフィアが映画作りの中で父親の存在をどれほど意識しているのかは知りません(そりゃあ、知るわけないじゃないの。ソフィアじゃないんだから)。が、しかし、先日の記事でもキャプッた画像のように、ソフィアは幼少の頃から父親について撮影現場に行き、映画作りのノウハウを小さな体に浸透させて来たわけで。もう意識せずとも自然に映画作りに置ける父味の影響というのは免れないのではなかろーか?ガーリーという女の中の女の世界とマフィアという男の中の男の世界。お互いに扱う分野は違っても「ノスタルジー」っていう甘酸っぱい青春?みたいなものを描く(また作品として選ぶ)視点は同じような気がするのですよ。要は親子で好みが似ているわけだ。

またパパ・コッポラの初期の作品(プロデュース含む)にアタシも大好きな「アメリカングラフィティー」や「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」なんていうのもありますが、まさに古き良き時代のアメリカを描いたノスタルジアな秀作揃いでありまして、アメグラなんて公開当時ちょっとしたカルチャーブームを起こしたりしたとこも、今のガーリーカルチャーの旗手とも言えるソフィアの存在感とカブる。ソフィアの場合、病みはじめた時代のアメリカへと舞台は移行しているのですが、それも繊細な乙女心を表現するための設定として、ごく自然な流れにも感じます。

と、ここまで書いておいて言うのも何ですが、アタクシ、映画評論家でも何でもないので、あくまでも資料とかそんなものに基づいた正確な意見ではありません(そーなのかよ)。ただの私感であります。でも、やっぱり作品を見終えた後の甘酸っぱさとゆーか、ほろ苦さとゆーか、観る者の心の琴線に触れる部分、その作品が好きか嫌いかに最も関わって来るような繊細な部分、そんなところがソックリなような気がしてしまうのよ。蛙の子は蛙だと言えば、それまでですが(笑)。

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で、ソフィアの出生作ともなった二作目の「ロスト・イン・トランスレーション」はオスカー(アカデミー)、ゴールデングローブでの脚本賞の他、多方面から評価されたわけでして、NY批評家協会賞では監督賞を、インディペンデント・スピリット賞では脚本、監督賞と二冠、MTVムービー・アワードでは新人監督賞、フランスのアカデミー賞とも言われるセザール賞では外国映画賞に輝いております。その他にも受賞は逃すもノミネートされた賞レースは数知れず。また本人だけで無く、主演のビル・マーレイもこの作品によってオスカーノミネート俳優(受賞ならず)という肩書きを得、コメディー俳優の中でも格上げのポジションなったという話だし、スカーレット・ジョハンセンもこの出演がブレイクポイントになって、都会的な作品のオファーを受けることが多くなったのは衆知の通り。

「ヴァージン・スーサイズ」のキルスチンもそうだけど、皆ソフィアのソフトフォーカスマジックによって、繊細で傷つき易い魅力的なキャラクターに変わり、その素敵イメージを生かしてチャッカリとオサレ系な俳優として成功しちゃってんのよ(ウケケ)。とは言え反面で、ソフィア作品は「人物は魅力的だけど退屈なストーリー」とか「ヴィジュアル重視でアート性だけ」なぞと、作品自体はツマラナイ的なネガ評価をされることも多いようなんですが、それでも心に残る作品を作れるってことはキャスティングセンスにミスが無いんでしょうなー。すべての脚本をソフィア自身が担当しているだけあって描きたい人物像がハッキリしてる。これは子供の頃からたくさんの映画に触れ、多くの俳優を知っているという強みもあるのかもしれません。きっと無意識のうちにキャスティングのイメトレ英才教育も出来ていたんでしょう@妄想よ。

後のインタビューで父フランシスがプロデューサーとして作品に関わったことについて「父は自分自身も映画監督なので同業者に対して繊細な気遣いが出来るの。でも先輩として頼りに出来る存在が身近にいるという反面、面倒だと思うこともあるの。だって父親なんだもの。誰も親の言うことすべてを聞き入れたいとは思わないでしょ?でも父は放って置いてくれるし、いつでも質問があればアドバイスしてくれる。それはやっぱりラッキーなことなんでしょうね」と語っております。また偉大なる父親の存在について聞かれたソフィアは「たしかに父が映画監督だったから、自分も子供の頃から馴染みのあるその道へ行ったというのはあるかもしれないわ。私はラッキーなだけだと言われるのも知っているし。でも映画作りはラクな仕事では無いわ。だから言いたい人には言わせておくの」というようなことを答えておりました。番長スンマセン、言いたいこと言っちゃって(汗)。まあ、この辺の自分のポジションを客観視しているところも、さすがのコッポラぶりでございます(ホンマかいな)。

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ここでまたもや思い出アワー。アタクシ、ソフィア番長がオスカーにノミネートされた04年の授賞式の模様をオンタイムで観ておりました。当時はもちろん、まさかブログを始めるとも、番長の記事を書くとも思っていませんでしたが、この親子の仲良しぶりには感心してしまった記憶がございます。何かのプレゼンターとして登場した二人(このキャスティングも素晴らしかった)とにかく父が娘を立てっ放し(笑)。これで何も受賞しなかったらどうすんだろ。と他人ながら心配になったくらい。しかし父の期待を裏切らず、メインの監督賞は逃したものの、無事に脚本賞に輝いた親孝行娘ソフィア。特に大ファンと言うわけじゃなかったけど、日本を舞台にした作品だったということもあってミョーに嬉しかったのを覚えております。

で、思いっきり余談ですが、たしかゴールデングローブだったかなぁ。脚本賞のプレゼンターがジェニ(ファー・ロペス)だったんですが、その当時ちょうどベン・アフレックとの破局が発表になったばかりで、画面を観ててもわかるくらい不機嫌なジェニが受賞者のソフィアに冷たく(見えた)受賞者カードを押し付けるのを見て笑ったっけ(ウキキ)。当時のジェニも何かと番長気取りだったので、体一本で成り上がって来たド根性ガエルにしてみたら同じラティーナの血を持つ、お気楽そうなカエルさんの栄光が憎らしく感じたのでしょーか(うはは)。七光りやがって・・・コンニャロ。とか?(笑)。ま、そんな時もソフィアはニコニコと受け取ってたような気がしましたがね(オモロ過ぎてジェニから目が放せずに良く見てなかったんだけどさ)。

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今回、本腰を入れて番長三部作を作成するにあたり、過去のインタビュー記事などもイロイロと読んでみたんですが、やはり一番よく目にしたのは「ロスト・イン・トランスレーション」に関するインタビュー(まあ、あれだけ話題になったので当然なんですがね)。ではここでソフィアの日本観に触れるためにも、ちょっとだけ抜粋してみたいと思います(全部やってたら日が暮れちまうから)。

インタビュアー:この映画の舞台を東京に選んだ理由は?

ソフィア:東京をこんな風に紹介したかったんです。なぜかと言えば、どの映画でもこんな風に描かれた(東京を)一度も見たことがなかったから。また、ちょうど20代の半ばに仕事で多くの時間を過ごしたところ(東京)だったので自分も知っている場所でしたから。 私の友人がファッション会社を持っていて、そこで働くように頼まれたんです。 そしてDune誌のためにいくつかの写真も撮ったこともあります(編集長とは大の仲良しということで作品中にも出演されてます)。 東京で過ごした時、ここで映画を作りたいという気持ちがあったんです。(東京の)ヴィジュアル的な面が大好きだったし、それは私にとても外国であると感じさせたんです。まるで別の惑星に来たような気分で、時差ボケのまま過ごしているようなユニークな経験でした。友人がいたので、私が一人だったら見つけることが出来ないようなアチコチの小さな場所へ連れて行ってくれました。例えば(未知の)何かがあるビルの10階に行く。すると突然、決して(自分一人で行ったら)見ることがなかったかもしれないバーに座っているという具合にね。 撮影する前の年に東京に行き、映画に使いたかったいくつかのものを見てメモを取りました。(作品中に出て来た) 水中エアロビクスのクラスや赤毛のジャズシンガーのようなものも。彼女(赤毛のジャズシンガー)は本当にホテルの歌手でした。ある夜、私達が撮影に入る前にバーで(パークハイアットホテルのNYバーという話)彼女が「スカボロ・フェア」を歌うのを聞いたのを覚えています。こういうことが私が東京を大好きな理由の一つです。西洋と東洋文化の奇妙なミックスが存在するという面がとっても好きなんです。

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と、かなり熱のこもった東京への想いを語っておりますが、これを読んでもソフィアは東京(もしくは日本)を「心温かい人が暮らす美しい東洋文化の国」っていう一部の外国人に有りがちな美化した目で見てはいないようですね。どっちかって言うと「変な人が生息する不思議国ニッポン」みたいな視点が強いような気がする。で、これって本当にカルチャーショックでオモシロいんだろうなー。とても感性豊かなタイプとは言えないアメリカ人の我が夫(爆)も京都や鎌倉なんつーステレオタイプな観光地では無しに、ネオンに彩られヤバそうなムードをはらんだ繁華街の雑居ビル、夜な夜な道ばたでたむろっている不気味な人々、ド派手なコスプレで原宿を闊歩する若者、外国人ソックリなヘアメイクでクラブで狂ったように踊る女、こういうオモチャ箱をひっくり返したみたいにクレイジーな日本を面白がるし、やっぱりビジュアル的に楽しいらしいのよん。なので外国人にこの映画がウケた理由っていうのは理解出来るような気がします。

まあ、日本をあまり良く知らない人にしてみたら、ソフィアのノスタルジアスタイルに乗っ取った東京観光映画に見えるのかもしれませんな。本人も東京を自分の感じた視線で紹介したかった向きが強いみたいだし。だからこの映画を見て東京に行ってみたくなった外国人は多いんじゃないのかな。実際にアタシの友人なんかもそうだしね。逆に日本人でこの映画に心酔したっていう人はいるのかな?とも思うけど。番長の場合、親日家ではあるけども、日本びいきというのとは違った感覚なんではないでしょうかねえ。それが証拠に、もしアメリカ以外で生活するとしたら?という質問に「パリかベルリン」と答えております。アータ、めちゃめちゃヨーロッパ志向やんけ(爆)。

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そんなんで番長は独自の視点で日本を描き、栄えある賞を受けました。で、次回作はこのブログでも何度もお伝えしている究極のガーリー「マリー・アントワネット」というフランス女を35歳という若さのアメリカ人女性が監督したという快挙。本物のヴェルサイユ宮殿を使った絢爛豪華な撮影が行われ、そのために40億ドルという巨費が動いたという事実。いやー、これぞ番長のお仕事よ。コイツを作ってやろうと自ら選んだってトコがもう既に素晴らしい。コレ三作目ですから~(俺、番長に一生着いてくよー)。どう考えたって、こんな巨費が動いたとは思えない作品でオスカーに輝き(ロスト~は27日間、ヴァージン~も29日間の撮影だったらしいので今まで低予算でやって来たのがわかります)その評価によって集まった大金を投じ、自分の愛するガーリー界にこだわった作品を作る。常に迷いが無いというか、好きなものにブレが無いというか、見ていて非常に気持ちがいいわけです。これも多額な借金を抱えてまで(「地獄の黙示録」では40億ドル以上の個人的な負債を抱えたそう)自分の表現にこだわった勝負師の父、フランシスの血なんでしょうなあ。

まだ公開されてないので興行的な面でどうなるのかは未知数ではありますが、女であれば見てみたいと思う作品には間違い無いと思うのよ。ここ最近のガーリーブームも手伝って、もしこの映画が世界中で大ヒットしたら。これはガーリー界に取っても、ちょっとしたムーブメントになるんじゃないか?ガーリーの認知度がドンドン高まって世界中がガーリーラバーで溢れちゃうかも~(←大袈裟)。

んで、壮大な妄想ついでに思うのはソフィアの父親がフランシスじゃなくって、フランシスの旧友ジョージ・ルーカスだったとしたら「マリー・アントワネット」がアチコチで商品化され、ディズニーランドのキャラクターとしてアトラクションなんかも出来てたかもしれませんよね。そんでもってマリーのギロチン・ホーンテッド・マンションとかさー(有り得ないっつの。爆)。つか、フランスのディズニーランド限定でやったら、観光客がソレ目当てで行くんでねーの?(行かねーか)。ありゃりゃ、横道にそれまくりの妄想飛行に行っちまって失礼をば(あー、だけど楽しかった)。

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で、気を取り直して「ロスト・イン・トランスレーション」のプロモーションでソフィアが出演したトーク番組「Charlie Rose」の動画をお届け。55分と長いのですが、レアな映像ですのでソフィアを思いっきり堪能したい方にはピッタリでございます。また過去記事に既にリンクした「マリー・アントワネット」以外の二作品のオフィシャルサイトも貼っておきますので、お好きな方はどうぞ遊びに行ってみて下さいまし。特にお薦めなのは「ヴァージン・スーサイズ」のサイトでソフィアがファンの質問に答えている【ASK SOFIA】のコーナー(英語)。想像通りの気さくさがナイスでっせ。

ヴァージンスーサイズ/The Vergin Sucidesはコチラ
ロスト・イン・トランスレーション/Lost in Translationはコチラ

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で!ココでそろそろ例によってオマケの時間か~?と思って安心しちゃイケナイ(爆)。もうねえ、端折っても端折っても端折りきれん女心・・・。お手並み拝見とタイトルに謳ったからには、映画監督業っていうお家芸の他にもイロイロやってまっせ~。の、コッポラ一族のお手並みを書き留めて置かねばなりませぬ。まあ、これがさー、色んなことやってるんだわ(笑)。何気にグループ化しちゃってるっつー大事業なわけだよ。いやあ、三度の破産という大反省があるからなのか?

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まずはコッポラ、ルーカス、ウォルター・マーチの共同経営である「アメリカン・ゾエトロープ」のオフィシャルサイトはコチラから。映画作りのテクノロジーをサポートする企業のようです。

また良い脚本を発掘するために設立されたというフィクションストーリーの定期誌「ゾエトロープ」も刊行。オフィシャルサイトはコチラ

カリフォルニア、ナッパバレーにあるコッポラ家所有のワイナリー「ルビコンエステート」のオフィシャルサイトはコチラ

お次はコッポラ家が南米に所有する3件の素敵ホテルのオフィシャルサイトはコチラ

そしてワインバー、カフェ、小売りもやっちゃうコッポラ家の飲食業「Cafe Niebaum-Coppola」のオフィシャルサイトはコチラ

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そして娘ソフィアの持ち味でもある庶民との共感性を利用して、ビジネスに結びつけるのもとっても上手いぞ、コッポラグループ(笑)。イタリア系らしい商売熱心さだと感じてさせられてしまいます。過去記事でも紹介済み、日本じゃディスカウント系の酒屋でも売ってるというご存知コッポラ家のワイナリーで作られ、愛娘SOFIAの名を付けたスパークリングワインのCMキャプション画像をどうぞ。

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スパークリングワイン缶のSOFIA MINIのオフィシャルサイトはコチラから。
【STYLE】をクリックするとCM用のショートムービーや、ダフト・パンクやフェニックスをフューチャーした一家に所縁の深いアーティストのお薦め曲も聴けます。


エッヘン、どーんなもんだい!
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親友のゾイ・カサヴェテスと。
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番長とコッポラ家にカンパイ!
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まだまだオマケもあるで!(爆)。



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(2006/09/06(水) 14:44)

 ガーリー番長に生まれて
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お待たせしました!って、何がよ?っていう方のほうが多いのは存じておりますが、ソフィア・コッポラ番長でございます。え?見りゃわかるって?そらぁ、そーでんがな。映画監督なんていう裏方職業を生業にしてるクセに、こんだけ面が割れてる人物ってのもそうはいませんがな。んなもんで、今回の記事作りでもアタクシ、ホントーに苦労致しました。いやあ、製作しているそばから出来あがるのかどうか不安に陥り、こんな果てしない(ように感じた)プロジェクトに手を出してしまった自分を責めたね。えーえー、責めましたとも(ウソをつけ)。おまけに製作中、風邪なんかも引いちゃったもんで、朦朧とした意識の中、寝ても覚めてもソフィア、ソフィア(爆)。ンなもんで、何度ソフィアの夢にうなされたことか・・・(苦笑)。やっぱり番長クラスともなると資料が膨大かつ、どのパーツもはしょれないくらいの内容の濃さ。こーんなに濃ゆい他人の人生、はっきり言って迷惑です(爆)。なので大半は割愛してお送りすることになりますが(そーなんかい)ま、それでも始めてしまったからには終わらせないと気が済まない。途中でくじけそうになりつつも自分にプレッシャーをかけながら(?)本日、無事に完成の運びとなりました。とかナントカ言っちゃってるけど、今回初めて本腰を入れて調査した番長レポなので、わけわからんちんな箇所もあるかと思いますが(そーなのかよ)どうか本物のソフィアファンの皆様、個人ブログの勝手な語りべだと思って(実際そーなんだけど)最後まで温かく見守って頂けたら幸いです。

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ソフィア・コッポラ・・・ハリウッドの新星、ファッションアイコン、サブカル界の女王、そして我らがガーリー番長。もしソフィアのキャッチフレーズを一般公募したら、こんなもんじゃ済まないくらいの多才ぶりなのは衆知のことでございます。ですが、一般的なイメージとしては、ご存知「巨匠フランシス・フォード・コッポラの娘」っていうのが未だに一番ピンと来る肩書きじゃないでしょうかね。一昨年前には「ロスト・イン・トランスレーション」でアメリカ人女性初のオスカー監督にノミネートされ、脚本賞ではオスカー像も手にしているし、また、自分では「小さなTシャツ会社」と言っているMILK FEDを営むビジネスウーマンでもあり、プライベートでは、結婚、離婚だって既に済ませ、現在は新しい恋人との間に出来たベビーを妊娠中。どっからどう考えたって自立した大人の女性の人生に聞こえる立派な足跡であるにもかかわらず、やはり巨匠の娘という肩書きがシックリくるソフィア。これは恐らく、本人がパパ・コッポラの娘であるっていうことをイタく気に入ってるんだと思うのよ。だからいい大人の女になってからでも、そういう形容をされても嫌がらない。否、喜んで受け入れてるっていう気がスゴくする。そしてそこらへんにソフィアが醸し出す普遍的ガーリーの秘密が隠されてるような気がしてならんのですわ。

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でね、結論から申し上げるとガーリーラバーの皆様が、ソフィアの持つテイスト、ソフィアの醸し出すムードに恋い焦がれたところで、ソフィア・コッポラ以外にソフィアにはなれません。え?アタリマエだろって?そう、とってもアタリマエのことなんですが、これって意外に勘違いのループに陥り易い。まず、ソフィアのファッソン、ソフィアのヘアスタイル、ソフィアのメイクにソフィアの食生活(良く知らんが)ソフィア好きな貴女なら、きっと真似したくなることもあるでしょう。たしかにソフィアが好んでいるものは、フツーっぽい要素のものがとっても多いし、庶民生活の中にも取り入れられるヒントに満ち満ちています。おまけに顔だって見とれてしまうような美形というわけでもございません。そしてそこがソフィアの人気の理由でもあったりするわけです。が、これさ、全てパパがフランシスだからステキなわけ。芸術一家として世界的に名高いコッポラ家の末娘だからイイわけ。一見、我らと同じ目の高さで生きているかに見える番長なんだけど「COPPOLA」っていうブランドの刻印がしてあるんだわ、きっとどっかに(笑)。そしてそれをフルに活用してるのも番長が番長たる由縁なんですわ。変な野心を感じさせず、ただ、たまたま物心ついた頃から身近にあって、自分も興味を持ったことを他人に評価されてるだけ。みたいな?周囲の意見を受け入れながら、素直に流されて来てココに至る。みたいな?(笑)。で、そのチカラの抜け加減が、またガーリーラバーとしてはたまらんわけですな。やっぱりさ、リキんで生きるのはガーリーじゃないってのが根底にあるんだな。ハイ。

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で、コッポラブランドがどのくらいスゴいかと言えば、アタクシなんかが語るまででもないのですが、お爺さまのカーマイン・コッポラ(コチラが恐らくイタリア移民の息子だったと思われます)はフルート奏者でもあり、作曲家でもある音楽家。後に息子のフランシスが映画監督になると、その作品中に数々の楽曲を提供しオスカーも受賞しております。そしてお婆さまは女優のイタリア・コッポラ(知らんけど)。そんな芸術一家に育った芸術家(ややこし)フランシスを父に持つソフィア番長。おまけに母のエレノアもドキュメンタリー監督という多才な女性。ソフィアには二人の兄(長男のジャン・カルロはボート事故でソフィアが15歳の時に亡くなっている)と姉が一人おりますが、次男のローマンもミュージックビデオを中心にカルト的な人気がある監督。どう考えたって大いに一族からの影響を受け、超アカデミックなお育ちなのは想像出来るってゆーもんです。で、これから読み深めて頂くためにここでちょいとばかし、父フランシスのプロフィールについての記述をウィキペディアより引用致しますと・・・

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【UCLAで学び、在学中からピンク映画や恐怖映画の演出を手がける。 ロジャー・コーマンのもとで低予算映画を製作し、キャリアをスタートした。1969年には映画制作会社アメリカン・ゼオトロープを設立し、ワーナー・ブラザーズと7本の映画製作の契約を結ぶが、第1作のTHX1138(ジョージ・ルーカス監督)の内容をワーナー幹部に酷評され契約を破棄される。その結果、アメリカン・ゼオトロープとその社長のコッポラは危機に追い込まれるが、1972年の「ゴッドファーザー」の世界的ヒットによりメジャー監督の仲間入りを果たし、危機から脱することができた。1979年の「地獄の黙示録」はカンヌ国際映画祭グランプリを獲得したが、興行的に失敗。続く1982年の「ワン・フロム・ザ・ハート」も興行的に失敗、経済的に苦しい立場に追い込まれて1980年代以降には3度の破産を経験している。「ゴッドファーザー」でアカデミー賞脚色賞、「ゴッドファーザーPART II」でも監督賞と脚色賞を受賞している。最近では、カリフォルニア州ナパバレーでニバウム・コッポラ・ワイナリーを経営し、そこで作られる「ルビコン」ワインは世界的評価を受けた。ジョージ・ルーカスのスカイウォーカーランチと提携して「スカイウォーカー」ワインも販売している。コッポラは、このワインビジネスで多大な利益を得、アメリカでも屈指の富豪となった。】

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ハイ。お父様は富豪です(爆)。わかっちゃいたけど改めて活字で見るとスゲーなー。アメリカ屈指だってよ(ハンパねーっつの)。それも映画監督で築いた財ではなく、ワイン製造での成功ですから~。意外に紆余曲折も経験し、苦しい時もあったようですが、商業的な作品にこだわらず自分の表現にこだわって来た結果が生んだ3度もの破産(とは言え「ゴッドファーザーIII」は「地獄の黙示録」の負債を返済するために作られたという話)。ビジネスパートナーのジョージ・ルーカス監督が映画オタクでありながら、商売を念頭に作品作りをしてるのとは対照的な失敗ぶりじゃあござんせんか。まあ、こういうことの積み重ねでフランシスはハリウッドのシステムを信頼していないという話もありますが・・・。ソフィアはそんなちょっと異端児っぽい、否,真の芸術家気質の父の寵愛を受け、恐らく自由な環境でノビノビと育ったんでしょうなあ。実際に父親の破産を目の当たりにしたかどうかはわかりませんが、ガーリー炸裂でありながらどこか地に足が着いたムードがするのは、そんな波瀾万丈な生き方をしてきた父の影響もあるのかもしれません(妄想よ)。

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そんなソフィアは幼少時よりフランシスの作品に小さな役で登場し(初登場は「ゴッドファーザー」の赤ん坊役)恐らく「女優になりたい」なんつー夢を抱いていたんじゃないかと妄想出来ます。ところが、ソフィアがソフィア・コッポラ=女優として大きく飛躍するはずだった作品「ゴッドファーザーIII」でウィノナ・ライダーの代役として起用された演技が酷評。極めつけにラジー賞にまで輝いてしまうという屈辱を受けます。これは蝶よ花よと育てられて来たソフィアに取って初めての挫折(言っとくけど全部、妄想だから)。成り上がることにド根性を発揮するようなタイプであれば、こんなことくらいで夢を諦めないのがハリウッドの新人女優達。しかし、ガーリーなソフィアはあっさり断念してしまうわけですわ。で、母のエレノアにそそのかされ(と書いてあった)カリフォルニアの Institute of the Artsで映画製作、コスチューム、写真を学ぶことになるわけです。恐らく母には娘の才能、感性の豊かさがわかっていたんだろーね。その間、以前の記事にも書いたけど、パリに渡ってシャネル社でインターンとしてカール・ラガーフェルドのもとでファッションを学んだり、父フランシスと共に脚本を執筆、衣装も担当した「ニューヨーク・ストーリー」の中の一編に関わったり(この中に出て来る赤ん坊は亡くなったジャン・カルロの娘ジアちゃんだそう!)兄のローマンが監督するミュージックビデオを一緒に作ったり、親友のゾイ・カサヴェテス(ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの娘)と共にTV番組製作をしたり、お嬢様芸ではありながらも製作サイドとしてのキャリアも積んでおります。そして初のメジャー作品となった「ヴァージン・スーサイズ」の成功で、本格的に映画監督となる転機が訪れたというわけです。

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まあ、その後のガーリー界における番長の世界的な活躍ぶりはアタシなんかより、よっぽど日本のソフィアファンの方々のほうが詳しいとお察し致します。ソフィアの親日家ぶりっていうのは、二作目の「ロスト・イン・トランスレーション」の舞台に東京を設定したことでもおわかりの通り。これも恐らく「影武者」で黒沢監督と共に働いた、父フランシスの影響もあるんじゃないでしょうかね。そんな親近感もあってか、日本でのソフィア人気っていうのは揺るぎのないものだと思われる。特にガーリー界でのソレは顕著に見えます。ご多分に漏れず、アタクシもソフィアの醸し出す空気は大好物なわけですが、透けて見えて来るこの錚々たるバックグラウンドに夢があるところがいいじゃないのさ(笑)。またガーリー界に知性を持ち込んで成功させた功労者という意味でも素晴らしい。こればっかりは付け焼き刃じゃ誤摩化せませんもの。そしてインタビューなんかを見ていても、本人が自分自身をあまり語らないってとこも好感度が高い。やっぱね、恵まれた環境で生きている人が「自分はどれだけの人物か」なんてことを堂々と語ってはダメなのよ。そういうのはガーリーとは程遠い世界の生き物ですから。もしかしたら、それを豊かな感性でもって語らずとも匂わせるっていう美意識が本人自身にも身に着いていて、賢いソフィアは「パパ・コッポラの娘」っていう肩書きが自分の武器になっていることを知っているんでしょうな。

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で、まったくの余談で恐縮なんですが、ソフィアを見ていつも思い出すのが学生時代に仲良しだった友達。なんでかっていうとまず顔が似てる(笑)。純日本人(だと思う)でありながら、目鼻のパーツが大きくソフィアに良く似ていたんですよねえ。で、その彼女の父上が世界的にも著名な写真家で、これまたアカデミックな家庭環境(そこも大いにカブる)。たしか母上もアーティストだったような・・・いや、母上の父(だから彼女の祖父)が写真家だったんだっけ・・・忘れてしまいましたが(爆)。その昔、とあるキッカケで彼女の家に数週間、居候をしていたアタシ。迎えてくれた父上の大らかこのうえなかったことと言ったら(笑)。おかげで他人様のお宅でありながら、何の緊張感も無しにお邪魔していたという若気の至りでございましたが、その父上のムードもアタシの中ではパパ・コッポラと勝手にリンク(笑)。卒業後、彼女とは音沙汰も無くなり、今じゃ思い出の中の人物の一人に過ぎませんが、風の噂で父上と同じ写真家の道を選んだということを聞きました。ね、ソフィアとどことなく生き方も似ている(ような気がする)でしょ。あの時、彼女とは何を話したんだろう・・・フツーのギャルらしく恋愛やお洒落の話なんかもしたと思うけど、文学やアートの話なんていうのも彼女は(トーゼン)いっぱい知っていて、そんな話を尽きずにするのが刺激的だったような記憶がありますなぁ(遠い目)。

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と、ここまでアタシの思い出話も含め、ツラツラと好き勝手なことを書き綴って参りましたが・・・ソフィアに関する話がこんなんで終わるわけがないのよ。なんつったって番長ですから(苦笑)。これがさー、紐解けば紐解くほどに色んな切り口があるのよ。まあ、それをギュッと縮めて一本にまとめることも出来なくはないと思うんだけどね。アタシには出来なかった・・・(爆)。なのでコッポラ家の名に恥じることなく「ガーリー・バンチョー」三部作としてお届けしたいと存じます(ウヒョー)。いや、もしかしたら延々に続くかも?うひひ(ウソウソ)。ま、要はまだまだ番長の話は尽きんでよ。っつーね(汗)。だってぇ、オイラの頭じゃまとめきれねーんだものよー(開き直り)。正直言っちゃうと、あまりにソフィア漬けになっていた数週間のため、もう当分、バンチョーの顔を見るのも御免だね。ってゆー切羽詰まったトコまで来てるんですが(爆)せっかくココまでヨッコラ登って来たわけなので(って、まだ未完成なんだけんども)なんとか頂上を目指して頑張ります(もう要らんってゆーな)。このまま緊急に書きたいネタが出て来なければ、3日程度のスパンで立て続けにアップしていく予定です。どうかしばらくの間,お付き合い下さいませ。ヨロスコよ~。

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オマケも見てね~。


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(2006/09/04(月) 01:59)

 マリーが来たなら知らせてよ
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来ましたよー。さっそく、来ました。って、誰にも聞かれちゃいないんだけど(爆)。いやね、記念すべき、新ブログの第一弾を飾ったのが映画「マリー・アントワネット」の記事。んで2回目も、しつこくマリー(うひゃひゃ)。その後、カンヌでのお披露目云々なんかもあったけど、いよいよ10月に劇場公開!あと2ヶ月よ、2ヶ月。もうすぐじゃないですかー。で、9月号のUSヴォーグのカバーがマリー・アントワネット様だぞ!との噂が舞い込んで来たのが先々週末。上のカバー写真は流出してたものの、他の画像が出てくるまで溜めに溜めて待っていた女(←アタシ)。だってさぁ、一応、画像の多さで誤摩化す運営スタイルなもんで(うはは)ペロッと表紙一枚の画像で用を済ませるのは何だか忍びなく・・・まあ、アレですね。シンプルアレルギー(ンなもんあんのか)とでも言うべきでしょうかね。イヒヒ。その、シンプルアレルギーの特効薬がコレよ~ん。もお、ガーリーてんこ盛りのソフィア印マリー・アントワネットのど飴。いやあ、甘いっス(笑)。

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旧ブログからお付き合い頂いてる方は、すでにご存知の方も多いかと思うのですが、アタクシ、キルスチンがあまり好きじゃありません。うは。ついでに言うとクロエ・セヴィニー先生に対しても良くわからんちんです。世間一般では、お二人とも「オサレ番長」「ファッソンリーダー」「トレンドセッター」なぞの錚々たる折り紙付きのお方なのは存じ上げております。ヴィンテージからハイブランド、またはティーン系のブランドまで網羅する本物のオサレさん。ワリとオサレ~な匂いのする役柄を演じてみたり、ブランドの広告キャンペーンモデルに抜擢されてみたり、あげくの果てにはガーリーラバーの憧れセレブだったりすることもあるらしい・・・そうなんかい(爆)。いや、いいのよ。別にそれでもアタシはまったく困りませんから(ウシシ)。ま、好きになれない理由はアレ。顔です(爆)。特に自前で仕上げた時やスッピンがいけませんですな、総じて申し上げれば。ですが、この二人、プロの手が入るとグンと変わる。否、グググググンと変わる。それというのも(たぶん)あの顔のおかげ。そして、この二人のブレーンには、どういうわけか業界きっての素敵センスの方々が付いていらっしゃる。その代表的な例がソフィア・コッポラとキルスチンの関係かと思われます。何も、お饅頭みたいな顔のキルスチンじゃなくたって、他にもソフィアと喜んで組みたい美しい女優は星の数ほどいるでしょうに、この作品の脚本を書くにあたってもソフィアはキルスチンを念頭に置いて執筆したらしい(ありゃまー)。

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でね。まあそんなことは、どうでもいいんだけど(いいんかい)。やっぱり、ソフィア監督のソフトフォーカスマジックにかかると、キルスチンのアンパンマン顔も、なかなかいい仕事をしておるじゃないですか~。実際、このアントワネットっつーのも、高慢ちきで我が儘な世間知らずの嫌われ者なわけなんで、ソフィアがキルスチンを抜擢、否、念頭に作品作りを進めた気持ちもわからんでは無いような気もする(あら、違うの?)。ソフィア曰く、一般的に語られているステレオタイプのアントワネットを描くのでは無く、少女のまま王妃になった彼女の「複雑な心にフォーカスした作品」を目指したということ。このテーマは、前二作にも通じるソフィア自身の映画作りの核になっているものだと思うのですが、そこに重厚で豪華な時代劇の設定を持ち込んだのがオモシロいし、現代の若者が受け入れ易いように音楽や衣装で、ソフィアならではの味付けにしてしまった!このあたりがガーリーな皆様も楽しみに公開を待っている点なんじゃないでしょうか。てか、それにしても次から次へと太っ腹に流出(公開?)しまくる画像の数々・・・。いいの?(爆)。

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衣装を担当したのは、ソフィアが絶大な信頼を置くイタリア人コスチュームデザイナー、ミレーナ・カノネロ(やっぱイタリア女か~)。きっと、今回のナイスな仕事でオスカーなんか取っちゃうような気がするんですが、ソフィアとはパパの作品でソフィアも出演した「ゴッドファーザー3」で一緒に仕事をしたようですね。他にも「ライフ・アクアティック」とか「コットン・クラブ」「ディック・トレイシー」なんていうコスチュームが印象的だった作品も手がけているようです。で、今回のUSヴォーグ誌の中では、キルスチン演じるマリー・アントワネット王妃が、ミレーナ作の衣装の他にも現代の人気クチュールデザイナーによるドレスの数々を披露(ヴォーグ誌の掲載分はカバー画像を入れて上から6枚のみ)。これがホントに素晴らしい。画像は上のボーダー模様のドレス(アレキサンダー・マックイーン作。靴がこれまた可愛い)のものしかキャプれませんでしたが、ビデオではオスカー・デ・ラ・レンタ、シャネル、ディオール、オリビエ・ティスケンス(ロシャス)バレンシアガなどのゴージャスなドレスを見ることが出来ます。総制作費40億ドルをかけたソフィア監督の初大作。舞台になっているヴェルサイユ宮殿に負けないくらいの衣装にも、相当な巨費を投じたんでしょうねえ(大きなお世話)。いや、コイツはそのうち、どこかのミュージアム行きになるに違いない。否「マリー・アントワネット展」なんつって、世界中を行脚して頂きたいものですな。ちなみに待望のハードカバーも10月には出版されるそうよ、奥様っ!そしたら右でも紹介するので、要チェックでお願いね(ちなみに予約は受付中)。

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以下、ソフィア監督が5月に仏ル・モンド紙に語ったインタビュー記事なぞをどうぞ。

記者:なぜマリー・アントワネットの映画を製作したんですか?
ソフィア:Antonia Fraser氏による彼女のバイオグラフィーを読んでいて、マリー・アントワネットに興味を持ち始めたんです。14歳で結婚したこの少女は、私にとても興味を抱かせました。でもプロジェクトは最初、私が18世紀に感じた魅力を特にベルサイユの装飾や衣装、過剰な華やかさに対応させたんです。

記者:貴女は元ファッションデザイナーとして大いにアクセサリーや衣装の選択に関わりましたか?
ソフィア:イエスでもあり、ノーでもあります。私はハリウッドで最も素晴らしいコスチュームデザイナーの一人であり、私の頭の中にまさに何があるかを熟知し、私が欲しいものは全て理解しているミレーナ・カノネロと働いたんですから。

記者:マリー・アントワネットはフランスでは評判が良くありませんよね。なのになぜ、彼女を同情的な視点で撮ったのですか?
ソフィア:単純に私のやり方なんです。映画を撮るときは、いつもキャラクターに感情移入をするんです。

記者:それは別として貴女は政治に取り組んでいないのに、そのような(感情移入の)対象にするのは変じゃないですか?
ソフィア:仰る通りです。でも王妃は政治にはまったく関心がなかった。彼女の若さを考えると理解できることです。彼女はもっと愉しむことを探していたんです。

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記者:貴女はいくつかのパンクミュージックを作品中で使用していますね。これは全ての歴史関係に無礼なことをしているのを意味するのですか?
ソフィア:作品の美意識は現代のもの(美意識)に対応させています。でもディティールにはユーモアも含まれています。例えば、人々はヴェルサイユの法廷でシャンパンを飲んだりしませんでしたが、お祭り騒ぎの延長として、そうさせたのはいいアイディアでした。

記者:貴女はルイ16世と評議員達がアメリカの独立戦争を続けることを支持したと示してますね。なぜ多くの出来事からこの一つを選んだのですか?
ソフィア:特に合衆国では、極少数の人しかルイ16世がその選択をしたことを知りません。個人的には良くわかりませんが、国王が他の国王を失脚させる目的で民主的な革命に融資するというアイディアが興味深いと思ったんです。また、それはマリー・アントワネットとも重要な関係がありました。人々は彼女の金遣いの荒いライフスタイルのせいで、国の不運が起こっているとして憎みました。実際にこれが莫大な浪費の主因ではありませんでした。そして州の負債も別の原因があったんです。それにアメリカの一般市民が関連した歴史上の記述ができるメリットもあったんです。

記者:フランス革命は貴女にどんなイメージを喚起させましたか?
ソフィア:合衆国では、その出来事(フランス革命)について学校では教えられないんです。私にとってバスチーユの暴動が心の中に起こったと思います。

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カンヌ映画祭でもフランス人から酷評を受けたと言われている作品だけあって、さすがに仏紙のインタビューも心穏やかじゃない辛辣な質問をぶつけられておりますな(苦笑)。それでも30代半ばの女性監督が、ここまで爽やかに(知らんけど)答えているのが素晴らしいじゃないですか。さすがの才媛ぶりを見せつけてくれますわ。そして主人公に感情移入しちゃう。なんつー立派な妄想癖をお持ちのところもガーリー番長として頼もしい(うはは)。母にもなるってことだし、そのうちまたソフィア祭りなんかやっちゃう?ウキキ。それにしてもさぁ、フランス人の古いもの、伝統を受け継ぐ心っつーのは、ポジティブなものだけに向けられてるわけじゃないのね。っつーのが、よーくわかるインタビュー内容ですなあ。ま、この頑固さがあっての現代に生きるルイ・ヴィトン、エルメスだからね(って、わけわからん解釈すな。爆)。

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台詞が入りました!劇場用フルトレイラーはコチラ

んで、今日のオマケはコレ。

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(2006/08/17(木) 09:19)

 マリーの夢は夜ひらく
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性格はしつこいほう。一度気になったら、とことん気になるのがアタイさ(やさぐれ風に)。だから本日もマリーネタで引っ張っちゃうど。いや、一週間くらい延々とソフィア強化週間で行くかもしれないけどいい?あ。自分のために再開したブログなもんで、そこんとこカッ飛ばし気味で加速がついちゃうかもしんないですが、どーぞヨロスコで。いっそ五番街のマリーとでも呼んどくれ(うひ)。いンやあ、この怒濤の流出画像を目にしてからというもの、アタシの心の60%くらいっつー、なんだかビミョーな数値を占めちゃってるソフィア・コッポラという女。もちろん、世のガーリーラバーに漏れずMILK FEDを立ち上げた時代から気になる存在ではありました(そーいや、大昔に買ったワンピはどこに行ったんだろ・・・)。

いや、もっと昔、父フランシスの作品「New York Stories」の脚本の共同執筆者であり、衣装も担当したと知って、当時この映画が大好きだったアタシは「何者?」と少しの資料を頼りに(ネットなんて無かったし~)ソフィアのことを調べたりしたもんでした。この作品はウッディ・アレン、マーチン・スコッセッシとのオムニバスになっているんですが、少女の視線で描かれたチーム・コッポラ(笑)の「Life without Zoe」は、シニカルな大人のニューヨーカー達が主人公の他の2作とまったく毛色が違っていたのも印象的でした。キッズ版SATCとでも言えるくらいに主役のゾーイが着せ替え人形さながらにファッショナブルなのにも泣けました。当時、まだ10代の学生だったソフィアが担当した衣装へのこだわりが、これまたスーパーガーリー。だって子供がシャネルスーツを着て登場するシーンまであるんだから!時代もちょうどスーパーモデル達がワンサカ出てきて、世の中の流れがラグジュアリーファッション最高!って時だったから、このオサレさに余計に痺れちゃったのかもしれません。何かで主人公のゾーイはソフィア自身を下敷きにしてるようなことを読んだ記憶があるけれど、マンハッタンに住むアッパークラスの子供の生意気ぶりが堪能できます。こんなこと書いてたら、また観たくなってきた。この気分のまま、アマゾンでポチッと押してしまいそう~(笑)。

で、なぜにここまで世界中のガーリー派がソフィアに惹かれて止まないのか?恐らくソフィア自身が現代のお姫様(究極のガーリーライフ)だからなんだろうなぁ。と思うわけ。シャネル社でのインターシップだって、自分のブランドを立ち上げたことだって、映画界に(ほとんど)下積み無しで監督デビューしたことだって、ぜーんぶフランシス王の息がかかってるのは間違いが無く。周囲を取り囲んでいるのも「ゴッドファーザー」さながらコッポラファミリーのサポートシステム。とにかくこの家族愛、血縁の強さを見せつけてくれるとこなんざ、まさにヨーロッパ的というか、パパ・コッポラに寵愛されて育ったってゆーソフィアはやっぱりお姫様。少女の時から美しいものを見せられ、美味しいものを口にし、世界中のセレブと社交をしていたであろうソフィア。苦労なんか知ったこっちゃないような人生てーのが既に傑出したガーリーぶり。もう土台自体がコッポラ監督の渾身の作品っていう感じ?(笑)。これで感性が磨かれなかったら逆に変だよな。でも不思議に地に足が着いて見えるところが、彼女のアンバランスな魅力であり、フツーの人が真似したくても出来ないユルさなんだよねー。取りあえず、精力的に働いたりしなくても人並み以上の生活は保証されているわけで。必要に差し迫られた生きていくための仕事じゃなく、自己表現の道を模索しているうちにそれが仕事になっちゃったっていうチカラの抜け具合がガーリーラバーとしては溜まらないわけ。

そうそう、美人じゃないトコ、顔や体型に少々の難があるトコも、逆に彼女を完璧じゃなく見せてるっつー、変なトコで得してるタイプ。いやー、普通で考えたらマイナスポイントになる面までプラスに変換できる感性(羨ましーぞー)。安物のTシャツとジーンズに履き崩したスニーカーでも、一般人と違うのは中身が高級品だから(あ。究極言っちゃってる?)。こればっかは真似したくとも出来ないもんなー(生まれ変わるしかないし~。それもイチかバチかの賭けになっちまうし)。なので、Tシャツにジーンズでヨレっとソフィア風味に~。なーんて平凡系ガーリーちゃんがやっちゃってもダメ。土台を鍛えたり、お直ししたりしたところで、これもダメ。だいたいソフィア自身、見た目の美しさで勝負はしてないもんな。ソレはソレ。アレはアレ。みたいな(意味不明)。ガーリー張って生きるって奥が深いよ、ホント。

自分のことで言えば、最近は富みに親父活動に従事してるようなトコが多くって、ガーリー不足気味だったワシ(あ、いや。汗)。なので枯渇しかけた(歳取って来ると枯れる時ゃ一挙に来る。爆)ガーリー脳にソフィアの新作画像が、かーなり衝撃的だったわけさ。なもんで、積極的にソフィア注入中(うはは)。今後もチョロチョロとソフィア研究?なぞしつつ、ガーリーに邁進していくつもりでございます。本日もお付き合い頂きまして誠にありがとうございました(まだまだあるけど)。

ところでソフィアのドリンクが発売されてるって知ってた?(日本でもディスカウント店なんかで入手できるらしいよ)。パパ・コッポラのワイナリーで作られたスパークリングワインが、そのドリンクの中身。綺麗なボトルのも売ってますが、アタシはこの下画像(画像はすべて仏ヴォーグ誌4月号に掲載された特集ページ)に鎮座してるアメリ缶に惹かれます。これぞ父娘の夢の競演じゃない?いやあ、コッポラ・ファミリー憧れちゃうなあ。仲間に入れてくんないかな(妄想中)。ニコラス・ケイジもファミリーの一員として有名だけど、ってことはあの韓国人の嫁もコッポラファミリー?だよな。だよね。うーむ。ハゲは苦手だけど(爆)羨ましーぞー。

一応コッチにもソフィア出演のCMビデオのリンク貼っとこ(しつこっ。笑)。

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(2006/04/26(水) 17:42)

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まとめ



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