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「マリー・アントワネット」ラバーズも必見。ガーリーとエロの絢爛でございます。

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アメリカに越して来たアラブ人の父娘と隣人が巻き起こすダークコメディー。脇を固めるのは錚々たる役者陣なのも当然。この作品は「アメリカン・ビューティー」の脚本家が書いたものなんです。

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 NYコレクション考察:番外編
最近、ブログ界でもストリートファッション写真をアップしていくブログが人気があるんですけど(ご多分に漏れずアタシもいくつかのサイトのヘビロテビュアーなんですが)今回はNYファッションウィークに集まった、もしくはたまたま通りがかったステキファソンピーポー画像を大量に発見したので(もうご覧になった方もいらっしゃると思いますが)皆様と一緒に考察してみたい(てか、アタシの独壇場だけんども。うは)。ま、こういうのが一番リアルに参考になったりするんでね。良かったら楽しんで行っておくんなさいまし(笑)。

注*画像はすべてクリックで拡大になります。

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NYファッションウィークの観客は先取り気分なのかグレイや黒といった無彩色が目立ってましたが、街角では夏の残り香を感じさせるビタミンカラーのワンピース姿も。黄色のドレスのほうは足元もヌードで思いっきり夏仕様だけどグーリーンのほうはシッカリ秋色になってるのが個性豊かなニューヨーカーのオモシロいところですな。NYは既に肌寒いとも聞くのでファッションウィークの二週間の間も毎日気温に変化があったんでしょう。黄色のドレスの子が合わせて持っている薄いグリーンのパシュミナ?が可愛い。で、この二人ビタミンカラーのドレス以外に共通点がないと思いきや、LV(もしくはLV風?)のバッグを持っております。モノグラム系の波が再びやって来るっていう噂はホントなのかな?

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ヴィンテージ(もしくはヴィンテージ風?)のサンドレスが可愛い二人。ここでも片やブーツ(それもインにハイソックス)とトングスタイルと足元にキラリ(笑)と個性が。個人的には自分の日常と似て非なるもの。ヴィンテージドレス万歳!

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コチラの二人はガーリーテイストだけど、少し大人っぽいモード系のワンピース。もはや時代はデカバッグに移行したのは疑う余地がありませんな(笑)。右のブルーのドレスの方は(アタシが考える)典型的なニューヨーカーっていう感じなんですが、このマフリャーはイケマセンなぁ。巻き巻きスタイルってよくジェシカ・アルバなんかもやってるけど、無難な感じでまとめた時にこそポイントになるような色を持って来ないと野暮ったくなること必至。でもこの巻きスタイル復活の兆しも80年代的な流れなんでしょうかねえ。

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お次はこれもトレンドのシャツドレスの二人のかなり対照的な着こなし。左の方の「巻き」は合格圏内(って、何様発言←ま、妄想ブログだから)。でもどうせ巻くなら薄いパープルなんかを持って来たほうがオサレ度は上がったんじゃないかなあ。と思ったら左の方も巻いてたのね(頭に。笑)。ちょっと地味ですなー。髪型もダウンスタイルじゃバランスも悪いような・・・。頭ワザに関しては是非ニコール・リッチー等々のB系セレブを見習ったほうがよろしいかと思われます。でもこんな感じのシャツドレスならビッグシルエットのトレンドも取り入れ易いかも。

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お次は気になるレギンスをまとめてドン(ってほどでも無いか)。こうしてみると合わせてしまえばどんなシルエットにも対応可能。おとなしめなコーディネイトにもちょっとグルーブ感が出て便利ですな。個人的には膝下丈が好きだけど(ソリって思いっきり80'sだって話じゃん)使い易いのはくるぶし丈かなー。ふくらはぎ親分の方は要注意ですが(苦笑)。

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これ特に共通点らしい共通点は無いんだけどスーパーレイヤードっつーか、このムリヤリ気味な重ね着を見て感動したのでアップ。左のアジア系の方はスゴいですね(笑)。この方の周囲だけ空気が原宿になっております。個人的にはこのエスパドリーユ(それもペッタンコ)を持ってきたとこがポイントなんじゃないかと妄想(うひゃひゃ)。そして右の方はオサレに年輪がなきゃ出来ない着こなし。DKNYのバックステージらしいので業界関係者に間違い無いと思いますが、アニマルプリントとレインボウカラーのドレスを合わせるなんて・・・ウッカリ素人が真似したら火傷しそうです(笑)。

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赤が可愛いツーショット。左のジャンパースカートにバレエシューズじゃなくてモカシンを合わせたところは新鮮だと思うけど、なんか二人ともバッグが間違ってるような気がしたり・・・。左のアースカラーの方もトレンドてんこ盛りだけど色合わせがもったいないような。この場合、靴やバッグを黒にして引き締めたほうがモードっぽかったんじゃないのかなあ。やっぱりニューヨーカーって無難が信条なのかもね。

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裸で歩こうがオサレに見えるだろうと思われるモデルちゃんズ。全然オサレなカッコじゃないのにねえ・・・こういうの見ちゃうとスタイルの良さは何に増してもファッソンの最重要項目なんだと改めて気づかされる次第です(うほ)。

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バッティング特集その2。こういうのって一番イヤだよねえ(苦笑)。コイツはマルニのベビードールなのかな?それぞれ個性を出して着てますが・・・やっぱり地味だよなー(思いっきり私感ですよ。ええ、ええ)。これがニューヨーカーなのかもしれないけど。

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同じものじゃないけど黒のサックドレスのお二人。左はNYタイムス(新聞)のファッションライター、アン・クリステンセンという方。程よくトレンドを押さえてるとは思うけど髪型と足元にNYタイムスっぽさが出てしまってますな(笑)。左の方はシンプルな黒をチャーミングな味付けでコーディネイトしてて可愛い。全体的に着易そうっていう肩肘張ってない感じが好感度大。

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大好きなティーン・ヴォーグ誌のエディター、タイラー・トマッシとグロリア・ボーム。こんなガーリーな人達が作ってる雑誌なんだから可愛くないわけがないんだよなぁ〜。こんなん見ちゃったら、ますます自分の中で信頼性が高くなって来る今日この頃(笑)。タイラーの60's風シフトドレスの色選びもキュートで可愛いけど、なんといってもグロリア!レザートレンド炸裂のタイミングで、存在感のあるキャンバス地のラコステのデカデカバッグを選ぶこのセンス。これぞ大人ガーリーじゃございませんか。この無造作な感じといい、個人的に萌えちゃったので(笑)今後もこの方の動向は見守る方向で。

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左は別の日に撮られたティーン・ヴォーグのタイラー。これってロンパーなのかな?だったら超可愛いんですけど〜。パープルのベロア素材がヴィンテージ風味だし、さらにバイカーブーツを合わせちゃうとこが元祖オリーブ少女のバイブを持っておりますよん(笑)。右はスカンジナビアのメジャー紙、Aftonbladetのエディター、ソフィ・ファーマンという方。スカンジナビアという業界的にはマイナーな地域とはいえ、さすがはヨーロッパものです。地味な色合いの中に映える少量の赤。コレよ、コレ!アタイが求めてるのは(知らんて)。

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オサレなエディターズの間でもガーリーのコンサバ化が著しいとは言え、メンズライクなファッソンも途絶えてはおりませぬ。左はボーイズタイプのジーンズにヘソ見せTシャツっていうトレンドとは逆行したスタイルが新鮮。ビーサン履きにジャケットっていうユルさとスリークさのアンバランスといい、かなりの上級者だとお察しいたします。右はUSヴォーグのエディター、ヴァージニア・スミス。大柄な体格を生かしたメンズライクな着こなしは自分をわかってるからこそ出来るんでしょうねえ。もしアタシも大柄だったら絶対にメンズ風味にすると思う。だってそれが一番、カッコ良くって女っぽいから〜。二人に共通するのはルーズなロングヘア。これもこの手のファッソンにはマストかと思われます。

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続けてUSヴォーグ隊の皆様を。左はエディターにしとくのがモッタイないほどの美貌の持ち主、メレディス・メリング・バーク。このドレス、どっかのコレクションで見た覚えがあるような気がするんだけど思い出せません(誰か知ってる方いますか?)。ティーンズ・ヴォーグ隊のガーリさと一画を為すのはこの大人っぽいストラップミュールのせい。大人ガーリーさんがあまりにも可愛過ぎるかなぁ〜っていうワンピースなどを着用する際には参考になるんじゃないでしょうか。右はスザンヌ・カロッキン。スタイルはワーキングガール風味で大人っぽさがありますが、こちらも足元をアンバランスにしております。ベビーフェイスならこういうガーリーの表現方法もありですな。

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この二人もヴォーグ隊はヴォーグ隊だけど、大きく捕らえてコンデナスト組とでも言っときますか(笑)。左はル・ウォモ・ヴォーグのジョヴァンナ・バッタジラ。いや〜、褐色の肌にアースカラーはまさにラ・ドンナ(笑)。そして差し色に使った赤のクロコとアニマル柄のミュール。何も申し上げることはございません(ハハーッ)。ある意味じゃ王道を行っております。NYの街角がミラノのソレに見えるのはアタシの気のせい?右はW誌、WWD誌のエディター、ジェシカ・カーウィン。か、か、可愛い・・・。ショートに萌えないアタクシですがこのお方は自分をよく知っておりますなぁ。この方かなりの大人顔(てか老け顔?)のように思えますが、こういう大人顔の人がガーリーテイストを着こなすためには思い切った手段も必要かと。辛口に徹してこそ甘いテイストが映える好例。

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右は同じくW誌のカミーラ・ニッカーソン。個人的にはあんまり好きじゃないけどこの方も80'sリバイバルですな。痩せ型の体型にこのペンシルラインな感じは似合うと思うけど雰囲気から言って上のヴァージニア・スミスみたいなスタイルのほうがステキに見えそう(大きなお世話ですけど)。左はバイヤーかなんかなのかな?こちらも細身を強調したスタイル。ミニ丈に足元をヌードっぽくしたのが功を奏して全身黒+ロン毛のダウンスタイルでも軽さがあって若々しい。

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出たー(大笑い)。欧州コンデナスト組の親分二人。左はアタクシも尊敬して止まない仏ヴォーグ誌編集長のカリーヌ・ロワットフェルド。そして右は伊ヴォーグ誌編集長のフランカ・ソッツアーニ。どちらも自分トコの組をまんま代表してるようなファッソンなのがいいですな(うは)。カリーヌは常にハイヒールが鉄則っていうマイルールはあるものの、新しいデザインにもドンドン挑戦する革新派。カリーヌ以降の仏ヴォーグが以前の古臭い体質から若々しく斬新になったっていうのもこの方を見れば百聞は一見にしかず。対するフランカはと言えば、一瞬ミウッチャ・プラダと見まがってしまうほどの社会主義的な(大笑い)コンサバ頑固さんぶりが、伊ヴォーグの揺るぎない地位の証とばかりに迫って参ります。誰がなんと言おうがモデルにもフォトグラファーにとっても業界誌としては登竜門。易々とその門戸を開けてたまるかいっていう気合いが、風になびかせる金髪の一本一本にも感じられる(ホンマかいな)。ま、コンサバも言葉を変えれば鎧のようなモンなんでそういう意味ではフランカほどの適任はいないんだろーなー(つか妄想ブログですから。ウケケ)。

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出たよっ(大爆笑)。否、笑ってる場合ではない。さすがにこの手の輩はコンデナスト組にはおりませぬな(あ。アンナ・ピアッジがいるか)。知らない人が見たらマクドナルドのシンボル、ロナルドの花嫁と間違ってしまいそうなヴィレッジヴォイス誌のファッションエディター、リン・イエガー。見た目重視のファッション界においては逆発想的な意味で、この手のお方はインパクト大。なので美を追求していくよりはお得なタイプとも言えましょう(まぢー?)。なのでファッソンに関してはノーコメントで。右の袖口が可愛いドレスを着てるのは、コンデナスト組ヴァニティーフェアー誌のエリザベス・サルッツマン・ウォーカーという方。お友達はアーティストのリズ・ゴールドウィン。リズのドレスはボブ・マッキーのヴィンテージだそうよ。

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お次は一瞬ダイアン・クルーガー?と思ってしまいましたが、バイヤー?モデル?業界関係者には違いない左の彼女はルエラを着用。遊び心たっぷりなルエラもこういう美人でスタイル抜群な方がお召しになると(笑)正統派トラッドに見えちゃうから不思議。右はデニムのワンピース。こういう細身のワンピース(あくまでパンツではなく)もビックシルエットのトレンドと共に新鮮です。

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ケイト・モス先生のご乱心により、今後の行方が懸念されるスキニージーンズ(右下はレギンスのようですが)ですが、NYでは元気いっぱいに活躍中でございます。個人的にはここフロリダの気候的なものも手伝って、スキニー履いちゃう〜?っていう気分にはなれなかった間の展開劇なので何とも申し上げられませんが(ブーツインも出来んしさ)NYコレクションではいっぱい出てきてたのでリアルクローズとしてはまだまだ続行かと・・・でもトレンドの世界からは姿を消すかも(まあ、UGGのブームと似たようなもんだろな)。なのでこれからジーンズを新調しようっていう方には危険性の少ないブーツカットをお勧めいたします(あ。余計なお世話?うは)。とは言っても、アタクシもUGGをマイ定番化させてる女なんで(新作も買っちゃったし)今後のスキニーにおける位置関係も個人のの選択肢によるのではないかと考えております。そうなるとよっぽど合わせるトップスを考えにゃアカンよね。

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こちらは素人が真似するには危険過ぎなんてもんじゃないくらいのナイスバランスを見事にこなしてるお二人を。左の方はスカート2枚履いてるのか?それともこういうオールインワンのセットなのか?(爆)。ヨージやギャルソンのランウェイルックで見かけたことがあるようなシルエットだけど、それでいて見事に彼女のパーソナリティーとマッチしてるとこが素晴らしい。こんなにエッジーなのに靴、グッチのコンビパンプスですから〜。デカバッグもキャンバストートだったりして隙が無いように見える着こなしに遊び心が感じられるのも大人の余裕ですな。右の方も自分の体型を熟知したステキなオサレ。しかもこのコート、襟元がボウになっていてプチガーリーだったりするのも可愛い。ダークカラーの超ワイドパンツにハーフコート、そのうえ髪型もダウンスタイルのロングと重いことづくめなのに首回りをスッキリさせたり、五分袖から素肌が見えてたり、アクセサリーがファニーなトンボめがねだったりと細かいトコまで行き届いた計算の勝利。いや、まぢで上級者。

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こちらは雨のファッションウィーク。ストリートファソン流行の昨今と言えども、雨の日ファッソン特集はそうそうありませんぞ。なので敢えて怒濤のアップ。一番上はスカートから。雨の日って足元が冷えるけどバッグと絶妙な色合わせのカラフルなミュールに生脚ってのもセクシーですな〜(この人の脚が綺麗ってのもあるが)。で、脚に自信の無い方にも朗報です。巷はグレー流行ってことで無彩色のタイツがもてはやされてますが茶色のタイツ+靴ってのもノスタルジックで可愛いと思いますよん。濃い茶のブーツってのもいいと思うな。中央のパンツスーツは白だとそれだけで迫力あるなー。夏に思いっきり日焼けした人は全身白の秋コーディネイト、絶対にやったらカッコいいと思う。黒ならこういう風にインナーをベビードールやフワッとしたシルエットのものにして甘く着るのも可愛い。最後はケイト先生がフェスでヘビロテして以来、大人気のハンターもケイト仕様の黒では無しにグリーンなんかを持って来るのがよりガーリー。アタクシはハリケーン用に赤を買いましたが、幸いなことに?今年も使用すること無しに来年へ持ち越すことになってしまいそう。いいんだか悪いんだか・・・。

んで、頭を悩ませた末、オマケはこれに決定。


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(2006/09/28(木) 13:45)

 ロンドンコレクション考察
はいはい、今週からいよいよミラノコレクションも始まっておりますよ〜。でもその前に先週一週間で終わっちまった(爆)極端に注目度の低いロンドンコレクションも一応ご紹介して置きたい。てか、個人的にも(たぶん)世間的にも興味が無かろうかと思うのですが、やっぱりNY、ミラノ、そしてパリと来たら忘れちゃあいけませんよね。それにしてもロンドンが熱い、熱いと騒がれてるワリにファッションウィークがこんなんでダイジョブなのか?ロンドン(苦笑)。



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まずはブランド復活にあたって、あの心理学者フロイトの孫娘ベラ・フロイトがチーフクリエイターを務めることで俄に話題になっているビバ。ヴィンテージブームもここまで来たかー。と感慨深いものがありますなあ。まあ、NYコレでもオスカー・デ・ラ・レンタとかダイアン・フォン・ファーステンバーグなんていうオールドネームが常連に返り咲いたりしておりますが、ビバのほうは新デザイナーを起用してのリバイバル。否、新生ビバか?のワリには何だかやっぱり昔のパターンの焼き直しって印象も受けます。

ま、でもこのフロイト孫娘、90年代に自分のブランドデビューをした時から、ちょっと濃い目のテイストが得意だったみたいなので適役と言えば適役なんでしょうねえ。当時のランウェイにはケイト・モス様なんかも出てたり、フロイト家の顔の広さを生かして(知らんけど)ジェリー・ホールとか色んなセレブも登場してたよう(ロンドンに興味が無いから全然知らんかった・・・)。今回、復活後初のランウェイですが(コレクションは既に今期の秋冬もあり)フロントロウには元クロエのチーフクリエイター、フィビー・フィロなんかもいたらしい。

好きなルックは中央左のロングドレス。プロポーションも然ることながらハート柄がモチーフになってるのが可愛いなぁと。どうやら元祖ビバがティーン向けにスタイルもプライスもカジュアルだったのに比べ、新生ビバはラグジュアリー方向を目指しているらしく(まあ、フロイト娘の人脈も生かしつつセレブにアピール?)既にジェニなんかがMTVのイベントでも着用してたし(コスプレかと思っちゃったけど)セレブ力でなんとかピラミッドの底辺まで浸透して来るか?って感じでしょーか。ちなみに日本でも発売が決まっているそうでライセンスものなんかもバーンと出て来るらしいよん。当面のライバルはアナ・スイってとこ?

コレクションの36ルックはコチラから。
ベラ・フロイトのオフィシャルサイトはコチラから。



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今回ザクザクッと(初めて真剣に)ロンドンコレクションを見て一番好きだなーと思ったのがこのエルデム。デザイナーのエルデム・モラリオグルはロンドンの新人発掘コンペティション「ファッションフリンジ」の05年の優勝者だそうで、さすがコンペで勝つだけあって実力ありそうですなー。今回でランウェイは2回目。どこかノスタルジーを感じさせるようなルックが得意らしく、ご本人曰く「今回はペリー・エリス、アーリーアメリカンのスポーツウェアにレースやタペストリーなどのビクトリアン調をミックスした」と語っております。

どれもこれも可愛いかったんですが敢えて選ぶなら左上の黒ジャージのミニドレスかな・・・。多くのルックに白レースのタイツを合わせてるところも、ちょっとロリータ風味でガーリー全開でございます。右上のマリンボーダーのロングドレスも可愛いですねえ。春夏ってこともありますが、NYコレではほとんど見かけなくなっていた(と思うんだけど)マリンボーダーを使ってるデザイナーが多いのも興味深い(そーいや、アナはソックスで多用してたな)。これがヨーロピヤ〜ンの心意気なのか?(意味不明)。そしてすべてのルックに白パンプスを合わせてるところが何とも言えず80'sでんなぁ(笑)。

コレクションの30ルックはコチラから。



Giles
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出たぁ〜!俺をロンドンパンクと呼んでくれ(爆)。いや〜、この反逆精神がアタシの考えるロンドンファッソンですわ(ウキキ)。それにしてもこの悪趣味ギリギリな毒を上品に仕上げてるのはスゴいですなー(しみじみ)。スカル、手錠、チェーンがプリントされたイブニングドレス。触ったら痛そうなトンガリ鋲のいっぱいついたバッグや靴、そして鋲やレザーはルックのディティールにまで使われている。それもそのはず、テーマは「SM」だそうで(わかりやすー)こういう実験的?なファッソンはロンドンならではって気もします(パリコレでもいけそうだけど)。


アタシもまったく知らなかったのですが、デザイナーのジャイルズ・ディーコンは独立する前にボッテガ・ヴェネタに籍を置いていたそうで、ボッテガがグッチグループの傘下になった後はトム・フォードの下、グッチでも働いていたそうな。なるほどねー、そこでSMに繋がるか(って、繋がんねーつの)。ちなみに顔がすっぽり隠れる帽子はステファン・ジョーンズ作。鋲付きのバッグはマルベリー作だそう。ガッチリとロンドン固めとになっておりまする(笑)。

コレクションの43ルックはコチラから。



Gareth Pugh
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これまたパンクというか、ゴス風味のテクノ?というか・・・ガレス・ピュー。って名前までなんか変だし(爆)。全然好きでも何ともないんですが、上のジャイルスが着てるTシャツとガレスのTシャツがお互いの名前入りで対になってるので、キャプってみただけってのがホントのところ(要らんかった?)。ガレスが先にジャイルスTを着て登場したのを受けてジャイルスも着たらしいんだけど・・・このTシャツ他にもクリストファー・ベイリーとエディ・スリマンのバージョンがあって、ロンドンのドーバー・ストリート・マーケットで売ってるみたいでっせ。そう言えば伊勢丹でイベントやってるってamyちゃんのブログにも書いてあったっけ。ここってギャルソン経営なんだよね。逆輸入ってわけか。そういや、このロゴの入れ方もソレっぽ(笑)。

コレクションの12ルックはコチラから。



Paul Smith Women
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パンクばかりじゃアレなので、コンサバな方のお口直しにポール・スミスをどうぞ。これまたそんなに興味が無いブランドなんですが・・・肩のチカラが抜けた英国スタイルっていう感じであくまで上品。風味的にはラルフとも似てるけどポール・スミスのほうがより繊細っていうか、ラルフの大味さは無いっすね(笑)。で、問題は(問題なのかい)この紺ブレです、しかもダブルで金ボタン(もちろんシングルもあるでよ)。どーすっぺよー。このトレンドだけは戻って来ないと踏んでたのによ〜(汗)。いや80'sも来てることだし、ポール・スミス風に上品なやり方で再現させたらこうなったって感じ?真意は解るけど(妄想だけど)まだ気持ちの整理がつかないので静かに見守って行きたいと思います。個人的に好きだったのは洋服と色合わせして履かせたサボ。ちょいエスニックで可愛い(うは)。

コレクションの50ルックはコチラから。



Peter Jensen
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これも良く知らんかったんだけど(そんなんばっかや)最後はピーター・イェンセン。ハッキリ言ってどのルックも野暮ったさに満ち満ちちゃってんだけど(苦笑)どこかチャーミング。ピーターはデンマーク人なんだそうで、そんな大味っぽさが作品に出てるのかも(勝手に決めつけ)。毎回、コレクションを捧げるミューズがいるらしいんですが、今回はアメリカ人女流写真家ティナ・バーニー。彼女がファミリーを撮った写真集「Theaters of Manners」の中で彼女の娘が着ている80年代後期から90年代初頭のプレッピースタイルというのがイメージソースだそう。

言われてみれば肩や腰にクルッとニットを巻き付けるスタイルなんていうのは定番でしたっけねぇ(遠い目)。最近はトンとやってる人を見かけなくなったけど、あれが上手に決まってる人がヤケにオサレに見えたあの頃。そんな時代が紺ブレとともに戻って来るのか?懐かし過ぎるぞー、コンチクショウめ!でもセーター巻きくらいならやっちゃいそうな自分がコワい(苦笑)。このお花のスカートや髪飾りなんかは後ろ指さされてもいいからやってみたいねえ。うひゃひゃ。

コレクションの36ルックはコチラから。

で、サッサとやっつけたかったはずが、やっとオマケだよー(ゼェゼェ)。


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(2006/09/27(水) 15:49)

 100万とおりの生き方
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数週間前のこと。なんとなく(いつもそんな感じで生きてる女なもんで)チャンネルサーフをしていたら、フッと引き込まれるように見入ってしまった映画に出逢いました。TV前でジッとしてられないタイプなのでこういうことってスっゴく珍しい。だからこそ、そういう時の自分の勘をを信じてるんですけどね。途中からの観賞後、やっぱりその作品があまりにも印象深かったのですぐさまアマゾンで注文。おかげで今じゃ数週間前に知ったとは思えないくらい大好きな作品になってしまいました(笑)。原題は「Harold and Maude(ハロルドとモード)」71年の作品です。

調べてみたところ、アメリカ脚本家組合が選んだ「優秀脚本映画101」にも選ばれている有名なカルトムービー(某所にもコミュがあったし。笑)。日本でも「ハロルドとモード/少年は虹を渡る」っていうタイトルで当時は公開されたようなので既にご存知の方もいるかもしれません。脚本が優れてるってこともあって舞台で演じられることも多いようで、今でもこのオリジナルがテレ東のお昼の映画枠や名画座にかかったりすることもあるらしいんだけど、残念ながら日本でのDVDの発売が無いそう(何でなんだろ)。なのでコレを読んで下さって興味を持たれたとしてもDVD購入してすぐに鑑賞ってわけにはいかないかもしれません(思わせぶりでスマンのう)。アメリカ版はもちろん販売されていますが字幕でも吹き替えでもないので機会が無ければホントに目にしないだろうと思うの。だけど是非とも多くの方に見て欲しい作品だと思うんですわ。

内容を簡単に説明すると『死への誘惑に取り憑かれた20歳の少年ハロルドと一週間後に80歳の誕生日を迎える老女モードのコミカルでハートフルなラブストーリー』って簡単過ぎ?(うひゃ)。んじゃ、もう少し詳しく(←誰も頼んでないけどよ)。良家のお坊ちゃんであるハロルドはある事件がキッカケで退学になり、いわゆるプータロー暮らし。今は見知らぬ人の葬儀に参列することと狂言自殺が趣味という、とーっても暗い少年。彼の母は未亡人の大学理事長。息子に対し支配的な美しい女性なんですが肝心の母性愛が欠落している。で片やモードもハロルドと同じく他人の葬式に参列するのが趣味っていう変わり者。でもハロルドと違い80歳になろうっていうのに、いつも元気はつらつで生きることを心から楽しんでいる、とーっても明るいお婆ちゃん。そんな二人が何度か葬儀で顔を合わせ、好奇心旺盛なモードに半ば引っ張られるようにナンパ?されたハロルドが次第に彼女に惹かれて行くというお話。って、これじゃまだ作品の良さがわかんねーよって?(だよな)。ではココからネタバレになりますので知りたくない方はスキップして下さいまし。

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歓迎すべからぬ母親からの支配もあって常に鬱状態のハロルドは、母の前で狂言自殺を繰り返すがことごとく無視される(これがまた可笑しいんだ)。そんなハロルドの態度にいささか呆れ切った母は心配や愛情からでは無く、世間体のためにハロルドを大人にしようとカウンセラーにかからせたり、陸軍大佐で根っからの軍人気質な伯父から説教を受けるように仕切る(ここもまた可笑しい)。そしてついには大人になるためには「結婚」が一番の策であるとばかりにお見合いまでも勝手にアレンジ。そんな誰にも心を許せない状況の中、ハロルドが葬儀で顔を合わせる不可解な老女モード。遠くから舌打ちでハロルドに合図を送って来たり、無視しても図々しく近寄って来て話しかける。そしてこのお婆ちゃん、なんと免許も持ってないのに(!)他人の車を勝手に拝借してしまう癖がある(まあ、いわゆる泥棒ですな)。ある日の葬儀でハロルドの車を拝借したことがキッカケとなって、ハロルドはまんまとお婆ちゃんの自宅まで送らされる羽目になり・・・そこから二人のロマンスが始まって行くというわけなんです(どーよ、オモシロくなってきたけ?ウケケ)。

お茶の誘いを一度は断って帰ったハロルドが再びモードを訪ねると留守。モードを捜しに行ったハロルドが目にしたのは、なんとアーティストの家でヌードモデルになっている彼女(笑)。こんな様子で自分自身も芸術家である(らしい)モードは至って自由奔放。外見の衰えなどまったく気にしてる風も無く、言うこと為すこと夢見る少女のまんま。古い電車の車両を住居にし、その中には溢れんばかりの物、物、物(コレクターだというモードの家はアタシの憧れの世界!ウヒヒ)。また覇気のないハロルドに歌や踊りを勧め、楽器は出来ないという彼に「どんな人でも音楽をするべきよ〜」とバンジョーを弾くことを教えたり、街路樹が枯れかかってしまって可哀相だと言っては、ハロルドが止めるのも聞かず盗難したトラックに街路樹を積んで森へ植え替えに向かったり。その途中でポリスに止められて尋問されるのにも怯まず「アナタは今、自分自身じゃないのよ。政府のせいでそんなこと言わされてるだけだわ」と主張(笑)。そのうえ、ポリスが盗難車をチェックしている間にサッサと白バイに股がり、ハロルドをバックシートに乗せて逃走(ここがサイコー)。

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とにかく思いつくままに行動し、それをちっとも悪びれないモード。いや、こう書くと人騒がせな「モーレツ婆ちゃん」には違いがないんだけど、すべての行動にはモードなりの理由があって根底には深いレベルでの愛があるわけなんです。実在しない人物なのが誠に遺憾ではありますが(いたら大変だけど)これぞアタシが知っているガーリー熟女の中では最高齢だと思われる(うはは)。こんなチャーミングな人柄に見ているコッチもハロルド同様、彼女に惹かれて行くのは皆様が容易に想像できる通りってわけなんでございます(笑)。

いやこれ、この有り得ない(とも言い切れないけどさ)年齢設定じゃなかったら、「死」をテーマにしたちょっと重めな普通の恋のお話なんだけど、登場人物がコミカルに描かれているのと時代背景の相乗効果ですごく魅力的な作品に仕上がっているんですわ。モード役を演じた舞台女優のラス・ゴードンの演技も素晴らしく、出て来た時は普通にそこいらにいそうなお婆ちゃんそのものなんだけど物語が進行するにつれ、だんだんと無邪気な少女に見えて来るんだわ(森光子先生のソレとは違いまっせ)。ハロルド役のバド・コートも今現在の風貌が信じられないくらい(苦笑)クリッとした清潔感のある坊やで、その生まれ持ったビックリ顔ゆえにこのちょっと不気味で笑えるキャラクターにピッタリ馴染んでいる。脚本も然ることながらキャラクターと俳優のケミストリーもパーフェクト。なぜこんな逸品が日本ではメジャーにならなかったのかホントに不思議です。

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中でもフルってるのがモードがハロルドに語る台詞の数々。退学して母を悲しませて以来、死をエンジョイしようと決めたんだと泣きながら告白するハロルドに「多くの人はそうやって生きることから逃げてるのよ。でも本当は死んでなんかいないの。だから手を伸ばしてチャンスを掴んで人生をプレイしなきゃ」と語って聞かせるモード。また好きな花を聞かれたハロルドがマーガレット畑を指差して「こんな風な花かな」といい加減に答えると「どの花も違うのにそんな風に言っちゃダメよ」と。それでもなお「どれも同じに見える」というハロルドに「花びらが痩せてるのもあれば太ってるのもあるし、右に傾いてるのも左に傾いてるのもあるでしょ。人間も同じよ」と語るモード。いや、こうしてアタシ如きが言葉にすると陳腐な台詞になってしまいますが(苦笑)ラス・ゴードン演じるモードが語ると重みがあり、そして真っ直ぐで爽やかなんですわ。なんだか歳を重ねる楽しみっていうのはこういうとこにあるのかもしれませんよねぇ。

楽しみって、あの若い男子と交流するっていう意味じゃないっすよ(ウソって言うな)。その昔、何かの本に「30過ぎた女が語る言葉は自然と説得力が出てしまう」っていうようなことが書いてあったのを読んだことがあって、ヤケに納得しちゃったアタシは(苦笑)それからなるべくオフィシャルで重い発言はしないように気をつけているんですが、こうして人生を渡り抜いてきた大人の女が語るガーリーな?言葉には「気をつけないと重く取られがちな年齢」を過ぎてしまった自分でさえも感じいってしまう深さがあります。もちろん台詞なんだけどさ。こういうシンプルなことを忘れない大人になりたいなーと(もう年齢だけは大人だけど)。そして(語るんであれば)言葉に経験の裏付けがある年寄りになりたいなぁとも感じます。

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たぶんモードも楽しい経験と同じくらいに悲しい経験もしてきて、だからこそ他愛もないことで悲しんでるハロルドが解る。自分が他人にどう見られたいかじゃ無しに、正直な自分でいること(正直ってただ自分が正しいと思うことを語るのとは違うよ)が相手にも心地よさを与えることを学んできたから20歳の若者にも真っ直ぐでいられる。死にたい気持ちになった人じゃなければ、死にたい気持ちの人の気持ちは解らない。どんなキレイごとを語っても、本で読んだ知識を披露しても心のレベルで共感がなければ伝わらない。そしてそれを軽やかに表現できるのも年の功なのかもしれませぬ。アタシ自身、まだまだ死について語れるほどの百戦錬磨な人間ではありませんが(うひゃ)モードの言葉には深く共感します。

そしてラストは自分の寿命を決めていたモードがハロルドが開いてくれたバースデイパーティーの一時間前に睡眠薬を飲んだことを告白。絶叫し悲しみ打ちひしがれ、救急車の中で「I love you」と繰り返すハロルドに「そう。愛を見つけに行くのよ」という言葉を残して死んでしまいます。このエンディングには賛否両論があると思いますが、天涯孤独なモードはハロルドに会う前から自分の寿命を決めていてそれを実行しただけ。ハロルドとの恋愛は神様がくれたボーナスみたいなものだったんじゃないでしょうか・・・。こう書いてしまうと老人自殺の賛成論者みたいになっちゃうけど所詮はファンタジーですから(そこんとこお間違えなく)。そして残されたハロルドはどうなったのか?と、ここまで書いておいてなんですが、この部分だけは皆様がこの作品に巡り会う機会を祈ってネタバレさせずに置きたいと思います。

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実はコレ、キャメロン・ディアズ主演のヒットコメディー「メリーに首ったけ」の中でキャム演ずるメリーが好きな映画にあげていた作品でもあって、まあカルトムービーっていうくらいなので恐らく映画関係者にも好きな人は多いんだろうと思われる。で、アタシが「ハロルドとモード」を初めてTVで観た時にまず思ったのは「これってロイヤル・テネンバウムスじゃん!」ってこと。はじめは背景の美術やカメラワークなんかを見て感じたんだけど鑑賞しているうちに共通点がたくさんあることに気づきました。例えば英国調の重厚な古い家具を配したいかにもお金持ちそうな邸宅、そこに住んでいる神経症で不機嫌な人々、何かに固執する天才肌でマニアックな主人公(ハロルドは車や機械を弄らせたら天才的)端から見てると滑稽なほど気持ちの通い合わない家族、そんなコミカルなシチュエーションで芽生える恋、若者より意気がよく生を謳歌してるお年寄り、そしてポップな死の取り扱い方・・・。

ちょっと前に仲良しブロガーyokopinのブログで「ライフ・アクアティック」の話題が出たもんで、こんな風に繋がるのもなんだかミョーな偶然を感じてしまったりしたんですが、この作品もそして「天才マックスの世界」もウェスの描く世界は皆そんなんばっか(笑)。なので、もしかして「ハロルドとモード」ってウェスの創作の源になってたりして?と思った矢先、なんとハロルド役を演じたバド・コートが「ライフ・アクアティック」の中にチョイ役で出てる!と聞いて慌てて見直しちゃったよ。たしか〜に出てました(笑)。もうそれだけでウェスがこの作品に影響されているのは明らかって言っちゃっていいと思うのよ。おまけに音楽の効果的な使われ方っていうのも酷似。音楽の重要性っていう点は70年代のインディペンデント作品を意識しているソフィアや他の若い監督作品なんかも同じだと思うんだけど、登場人物の心情や作品のメッセージをそのまま表す音楽の使い方が「ハロルドとモード」は素晴らしい。きっとこういうところがカルトとして愛され続けている理由なんでしょうね。

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作品中の曲はフォークソングの大家、キャット・スティーヴンスが書き下ろしたオリジナルだそうなんですが、この作品のファンは連動してキャット・スティーヴンスのファンという人も多く、それだけこの作品には欠かせない一体感のあるものとなっております。その一つ一つに込められたシンプルで優しいメッセージは生き生きとして逞しく、今こんな時代だからこそ聴く価値があるんじゃ?と柄にも無く思ってしまったほど胸に迫るものがあります。ちなみに彼は今も音楽活動を続けているようですがイスラム教に改宗し名前もYusuf Islamと変えて人道活動や平和のための活動などを行っているようです。一時はテロリストへの懸念からアメリカへの入国を拒否されたりもしたようですが、今はその疑いも晴れ彼の曲をカバーするアーティストも絶えないという話です(だっていい曲だもんなー)。なので、もしかしたら映画よりもキャット・スティーヴンスを知ってる人のほうが多いのかな。で、もしもアナタがキャットのファンだったら、コレは何としてでも入手すべき作品だとはお伝えしておきます(まぢで)。


上のPVは作品のテーマソングとも言える「IF YOU WANT TO SING OUT, SING OUT」
で、この曲の訳詞は以下(プロじゃないけど、そこんとこヨロスコ)。

もし歌いたいんだったら、もし自由になりたいんだったら
100万とおりの方法があるのを知ってるだろ

もし贅沢に生きたいなら、もし質素に生きたいなら
100万とおりの方法があるのを知ってるだろ

キミは自分のしたいように出来るし
キッカケもある
もし新しい方法を見つけたなら
それを今日試すことも出来る
すべてを現実にすることだって出来る
そしてやらないことだって出来る
キミは知ってる
それが簡単なことだって
必要なのはそれを知ることだけなんだ

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数十年後のバド・コートと故人となったラス・ゴードン。
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そしてオマケはやっぱりコレ。


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(2006/09/24(日) 15:53)

 NYコレクション考察:2
前回のメジャーブランドに続いて、今回はランウェイデビューを果たした新ブランドを含め、世間への知名度はまだまだかと思われるマイナー編を。メジャーどころはブランド色が確立されてるってのもあって、特にコンサバな売れ線を信条とするNYコレクションに関しては毎回大きな驚きもございません。が、その代わりに新参者を受け入れる間口が広い(単にパリコレやミラノコレよりお金がかからないってのもあるが)NYコレクションはブランドの出入りも多いので、そのへんはかなり楽しめる内容となっております。で、けっこうココが見所だったりするのよねん。

注*ブランド名をクリックするとオフィシャルサイトへ飛べますのでご利用下さい。
(前回記事も同様にリンクしてあります。念のため)



Erin Fetherston
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今回、個人的に心を鷲掴みにされたのが(うはは、大げさ〜)エリン・フェザーストン。パリを拠点にしている新ブランドですが彼女はアメリカ人でございます。今回がランウェイデビューということで、パッと見てもかなり荒削りなところが見て取れますが(苦笑)そんなトコはどーでもヨロシ(そーなんかい)。アタイが買いたいのはこの方のガーリーへの心意気。テーマはなんと「トゥインクル・トゥインクル・リトルスター」だって言うでねーの。そんな本物のガーリー魂に裏打ちされたやる気満々なところが惚れたポイントのひとつ(笑)。

で二つ目は、以前の記事でも紹介済みの(左のTime Machineをクリックすると飛べます)Lula誌にキルスチン主演、エレン・ファン・アンウォース撮影のショートムービーが掲載されていましたが(皆様、ココからはよーく耳をかっぽじって聞くように)2007年春夏バージョンには、なんとズーイーちゃんが出演するんだってよぉぉぉぉ!あー、オイラ生きててヨカッタ(感涙中)。アタシはてっきり、アプローチ法としてランウェイで無しにショートムーピーを選んでるブランドなのかと思ったけど両刀使いだったとは!ステキ(惚れた)。

実はカリフォルニア出身のエリンとズーイーちゃんはお友達らしく(ガーリーはガーリーを呼ぶ法則)ズーイーと同様にキャバレースタイルのバンド「The Citizen Band」に籍を置くモデルのカレン・エルソンも出演するってことですんで(ズーイー所属のバンド名は「If All the Stars Were Pretty Babies」)こりゃあまた楽しみ。キルスチンの後っつーのが納得行きませんが(ま、いいけどよ)このルックの衣装達(←衣装じゃないっつの)を着たズーイーちゃんを想像するだけで萌えます(爆)。

と、ズーイーの話はまた別の機会に(笑)。アタシが気に入ったのは左上のロンパー。色がアレっちゃアレですが(苦笑)個人的に今夏に買ったボーダーのロンパーが可愛くて着易かったので、このデザインで紺とか白なんかがあればマリンっぽく着てみたいアイテムです。で、ルックのほうは荒削りだから置いとくとして、アタシのツボに入っちゃったのはこの花飾りなんですわ〜。意外に何にでも合うし、ガーリー炸裂アイテムとして使えるんだよねえ。いや東京のど真ん中では出来ないと思うけどよ・・・。

ハワイに住んでた時は自分でもよくレイをこんな感じに頭に乗せて歩いてたし(笑)マリッジライセンスをもらいに行った日(ま、要は結婚した日か)は白のキャミソールに白のミニスカート、白のビーサンで(笑)頭にはこんな感じのレイを乗せて一日中過ごした思い出がありますわ〜。ウケケ。ハワイじゃ頭に花乗せようと浮かないもんなー(笑)。やっぱりガーリー御用達な島なのよねん(←決めつけ)。って、結局、余談で終わってしまいましたが日本でもブレイクは必至かなぁと思うブランドでございます。くれぐれもジューシーのようにギャル仕様にならなきゃいいんだけども・・・。大人が着れなくなっちゃうじゃん。

コレクション全33ルックはコチラから。



Marchesa
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で、お次はロンドン出身のコスチュームデザイナーのジョルジーナとテキスタイルデザイナーのカレンが04年に立ち上げたドレスブランド、マーチェサ。ブランド名の由来は20世紀初頭にスキャンダルで名を馳せたイタリア人ソーシャライトでファッションアイコンのマーチェサ・カザティからだそうです。拠点はロンドンのようですが、どうやら彼女達の顧客がニーマン・マーカス(全米屈指の巨大高級デパート)なのでNYコレクションに参戦しているんじゃないかしら。

このブランドも過去記事のThe Costume Institute Party画像の中でリンジー着用のドレスと共に二人の姿をキャプっております。ジョルジーナがコスチュームデザイナーだったということもあってハリウッドに縁故が深いんですかねえ。デビュー直後からもレネー・セルヴィガーやらペネロペ・クルズ等のセレブがレッドカーペットで愛用しているようです。で、リンジーが着ていたドレスはババくさかったんだけど(苦笑)今回のコレクションは可愛い。ガーリーな世界が満開でございますよん。

ザック・ポーゼンのコレクションでも見かけたけど、今期のドレスにはペオニー(牡丹)やローズをディティールに使ったものが多いんですよねえ。マークもデカ花のへアアクセサリーを使ってたし。これもある意味、カジュアル化を図ったシャネルが大ブレイクした80〜90年代回帰の傾向を表してるんでしょうか。日本ではたしか金子先生(笑)のピンクハウスやインゲボルグが流行ったんだよなー(遠い目)。アタシは着ませんでしたけどね(着ときゃヨカッタかな)。好きなルックは左下のバースデープレゼントみたいなドレス(笑)。ミッシェル・ウィリアムスあたりが似合いそうなスタイルでは無いかと思います。うはは。きっと賞レース等々でセレブ達のヘヴィロテ必至かと思われるので是非今のうちに予習をしときたいブランドですな(何のため?)。

コレクション全26ルック画像はコチラから。



Rag & Bone
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ジーンズ好きな男子にはお馴染みのブランドだと思いますが、レディース展開はこれが3シーズン目。今夏、デザイナーのブリッツとマーカスが独立してランウェイデビューしたラグ&ボーン。やっぱりセレブが後ろ盾しているブランドは強し(笑)。人気コメディアンのジミー・ファロン曰く「彼らの作るジーンズは最高だよ。デニムオタクであれば皆知ってることだ」と語っているように、けっこうコアなジーンズ好きに愛されているブランドのようです。だってそれが証拠に「ジーンズを履かせたらハリウッド一」とアタシに言わせた(だから何だっつー)キャメロン・ディアズ嬢もコレクションに来てたんだもの〜。それだけの理由でココにお披露目するに至ったというミーハーな経緯でございます(そんなもんです)。

で、キャムが見に行ってたからキャプッただけなので(うはは)特に好きなルックってのは無いんだけど(苦笑)左下なんかはキャムが着たらすごーく似合いそうだと思いますよねえ。メンズのほうは、さり気なくおフレンチテイストも入ってたりして洒落ております。日本のオサレな男子にも似合いそうなルックがいっぱいあったのでカレシに教えてあげて下さい(大きなお世話だな)。

コレクション全39ルックはコチラから。

動画を追加しました。




3.1 Phillip Lim
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こちらはオサレブロガーのpopちゃんsayakaxたんchikuたんのブログでもお見かけした注目のデザイナー、フィリップ・リム。ここでやっとアジア系アメリカ人が出て参りましたよん(笑)。アナ・スイに続いてアジアの星となれるか?(え、カンケーない?)。そのブロガー宅で得た情報によると独立前は、LAブランドの「Development」のデザイナーだったそうで、こういう才能のある人は遅かれ早かれ独立することになるんでしょうけど、今回のランウェイデビューもなかなか完成度は高かったんじゃないでしょうか。リアルクローズに不可欠なトレンドとコンサバ感覚をちゃんとミックスして上品な仕上がりになってたと思うし、NYブランドらしくクリーンで洗練されていて本家のカルバン・クラインよりも全然良かったって気がします(爆)。

好きなルックは右上のカットワークのジャンスカに花柄シャツのコーディネイト。シャツが好きじゃないので自分では絶対に着ない着方だけど可愛いと思うなー。アタシだったらプレーンなランニングかなんかをインに着てこのジャンスカをワンピースっぽく着てみたい(お。妄想入って来たぞい)。花柄自体はすごく可愛いので左下のワンピースもいいですね(バッグが変だけど)。秋冬でもジャンスカを出してましたが一歩間違えたらスゴく子供っぽくなるアイテムを甘くなり過ぎずに上手く表現してると思うし、で、全体なムードはガーリーっていう。なので今後も注目方向で。

コレクション全31ルック画像はコチラから。
ランウェイ映像はコチラから。


Temperley
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ロンドンの皮革ブランド「テンパレイ」ランウェイは04年デビュー済みなので新ブランドじゃないんですが、グッチグループの傘下に入るという噂も流れているようで、地味ではありますが今後の展開によってグッと前に競り出して来るのでは?と妄想繋がりでのラインナップ(笑)。感想としては可もなく不可もなく、ロンドンらしさがいっぱいな正統派ブランドっていう感じがします。

全コレクション41ルック画像はコチラ



Trovata
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ランウェイではなく展示会方式でNYファッションウィークに参加したブランドもいくつかご紹介。既にバーニーズなどでも取り扱いがあるようですが、フロリダ在住の(可愛い)5人のサーファーボーイズがデザインしているというトラヴァータ。前回はヴォーグ誌主催の新人ファッションコンペティションで賞金を得てランウェイデビューだったということなので、資金繰りの面もあってこういう形での参加なんでしょうかねえ(って大きなお世話だが)。でもブランドのテイストとマッチしてすごく魅力のあるプレゼンテーションになっていると思います。

今回のイメージソースは70年代のキューバ。さすがバーニーズでも取扱中というだけあって洗練されたマリンテイストがお洒落。色の使い方も綺麗だし、身に着けたらハッピーな気分になれそうなアイテムが多いので実際に自分も買ってしまいそうだなあと思ったブランドでございます。

コレクションの20ルックはコチラから。
チャーミングなプレゼンテーションが見れるビデオはコチラから。

動画を追加しました。




Vena Cava