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 VINTAGE A GO! GO! 3
ミーハーさんでいらっしゃるタラログをご愛読の皆様も、YouTubeで行く時間旅行(タイムトラベル)ほど楽しいものは無いことは既にご承知のはず。そんなアタシの趣味の延長線上で始まったこのVINTAGE GOGO!シリーズ。お楽しみ頂ければ幸いですが、どんどんと深みにハマっていっている気もしなくもない今日この頃。第三回目に登場するのは前回のキム・ベイジンガーに続き、80'sを語るには欠かすことの出来ない迫力満点なこのお方。グレイス・ジョーンズでございます。

ここまで来るともう本物の80'sマニアしか気づかない人物とゆーか(笑)よっぽどのことが無い限り、掘り下げる日本人も少なかろうと思うので、代わりにアタシがやっときます。実際、80'sに青春ど真ん中だったアタシもグレイス・ジョーンズには興味のキョの字も引かれないままに来てしまったわけですが、かつてはアンディ・ウォホールやキース・ヘリングのミューズでもあり、NYCの伝説的大箱、スタジオ54やパラディッソでも女王の存在感だった彼女。こうして敢えてあの時代を振り返って見ると、これほどあらゆるジャンルを網羅していた80'sを体現するアイコンもいないような気がしてきました。

この写真はご存知US Vogueエディターのアンドレ・レオン・タリーとのツーショット。しかも84年に存命中のアンディ・ウォホールが撮った貴重な一枚です。今年61歳になったグレイスが36歳の時。うーん、やはり黒人は年齢がわからん(苦笑)。聖職者の父と政治家の母を持つジャマイカ生まれのグレイスは、教育熱心な両親に連れられて17歳の時にNYへ移住します。その後、プロポーションを活かしファッションモデルになったグレイスは、その個性を遺憾なく発揮。性別も超える斬新なルックスとスタイルで今も活躍は続いています。

なんと言っても2008年に発表された9年ぶりの新譜を経てデイズド&コンフューズ紙に取り上げられ、引き続き今春にはVマガジンで特集されるとゆー、バック・トゥ・80'sならこのヒトは欠かせないでしょう!と業界人が飛びつくその説得力。これはグレイス・ジョーンズ?ホワット?なアナタ彼女について(サラッとでも)学んでおかない手はないでしょう。

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こんな超レア映像に巡り合えるのもYouTubeの奇跡。77年に伝説のディスコティーク「スタジオ54」で行われたKENZO(!)のランウェイショー。煙草を片手に登場してるのはジェリー・ホール(ミック・ジャガーの元妻)だったりして、かつてのモデル達のハンパじゃないカッコ良さを見よ。



グレイス・ジョーンズを一言で語ると「不気味なエレガンス」ではないでしょうか?後にNYCでレストラン「ラ・ヴィアン・ローズ」をオープンするわけですが、その伏線にあるのはデビューアルバムに収録されたコレかな。彼女はフランス語も堪能でシャンソンに造詣も深いんですよね。オサレ。



81年に発表されたアルバム「Nightclubbing」は、彼女が属していたニューウェイブ系ディスコミュージックの代表的な一枚。あの時はまったく興味が無かったんですが、今聞くとけっこう良かったりするのも不思議な感じ。やっぱり80'sって大人の時代だったんだなー。



82年に発表されたアルバム「Living My Life」ではレゲエ風味も取り入れた実験的なディスコアルバムになっています。グレイスのPVのほとんどを手がけているのが、ヴァネッサ・パラディスをフィーチャーしたシャネルの広告でも有名なフランス人アーティストのジャン・ポール・グード。彼の息子のパウロは長期に渡るグレイスの愛人でもあったそう。このPVのおフレンチなことよ!



これだけで終わるはずもなし。


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(2009/07/29(水) 22:00)

 アナとマークの不思議な冒険
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ブロマガって何?

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(2009/06/17(水) 22:00)

 ガーリー話に花が咲く

THEY ♥ THEIR OLD FRIENDS



最近、懇意にしている(勝手にですけど)Style.comの動画コンテンツが本当に面白くてチェックせずにはいられません。先週はグランジの女王、キム・ゴードンの貴重なインタビューに心湧き、友人にせっせとリンクを配りまくったアタクシでございましたが、商売主義丸出しマンボ!なコンデナストの傘下にあって、世界中のファッショニスタが欲しがる情報(これがスゴいよね、インターネット様々だと)を独占販売(無料なところも素晴らしい。)しているあたりが余裕のある情報サイトは違うなーと指をくわえて眺めておるわけですが、今週の出物はマーク・ジェイコブス&アナ・スイとゆー、みんなの大好きなソフィア番長とも非常に密な関係であるNY発ガーリーファッションの二大巨頭が登場。80年代はお互いにブイブイとクラブキッズしていたお友達ってこともあって、話に花が咲いております。次回のタラログでは、会員様に向けて、できればこの内容を翻訳してフューチャーしたい!(概要だけでも)なぞと思っておりますので、英語苦手とか、聞き取りがメンドウなんつー方は楽しみにしててくださいませ。この二人、仲良しでホントにキュート♥

次回は来週の水曜日にまたココでお会いしましょう。
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(2009/06/13(土) 00:00)

 CAN WE CHANGE?
YES WE CAN!とゆーわけで、クリスマスに何を突然?と申すなかれ(笑)。資料作りに気合いが入ってしまったため、アップが遅くなってしまったとゆーだけで、まったくカレンダーとは関係はございませんのであしからず。ミシェル・オバマたんです。来年から夫が初の黒人大統領に就任します。よって初の黒人ファーストレディーの誕生です。アメリカ合衆国が建国232年目にして初。てか、アタシ如きが語るまでもないわけですが、合衆国として独立してからの87年もの間を黒人は奴隷として不遇な時代を過ごし、それは奴隷解放宣言のあとの100年経っても尚、アンフェアな境遇におおむね変化は無かった。オバマ新大統領がイメージをなぞらえているマーティン・ルーサー・キング牧師が60年代に行った公民権運動は、ノーベル賞も受賞しているほど平和的行動の象徴として取り沙汰され続けている現在にも関わらず、なぜかアメリカ合衆国のポリティックスな黒人ポジションのアップは為されて来ませんでした。

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トレンドに敏感なエンターテイメント業界やファッション界に置いてのB系の地位は、ヒップホップの飛躍的な台頭に伴って確立されて来たものの、他の分野では二番手に甘んじていたというのが公然の事実でもあった。もちろん人種的な話をすれば、B系だけに留まらぬ、ヒスパニック系やアジア系、それこそイスラム系等々。まだまだ多民族国家アメリカの抱えている問題は大きいわけですが、それでもマイノリティーから新大統領が選出されたとゆーのは、アタシ達が生きる世界にとっても未来は明るい(と思いたい)。今回の大統領選についてはネガティブな要素を挙げたがる人もいるとは思うのですが、アメリカ国民が選んだ変革の象徴となるべきMr.チェンジ(笑)オバマ大統領がきっと期待に応えてくれる!と影ながら謹んでお祈りしております。

ヒップホップへの迎合が盛んなニホンでは、けっこう黒人のカッコ良さ?への憧憬みたいなモンもあって、彼らに対する理解度は世界的にもレベルが高いと思うんですわ。が!なぜかそれは「黒人男子に関しての認知」っていう意識が強く、黒人女子への関心度はアングロサクソンへの興味より、やや低めな感じがするんですよねん。たしかにヒップホップという音楽は黒人男子が作った彼らの世界のオリジナルではあるからして、意外にオリジナリティーにこだわるニホンの体質としては、B系に対するリスペクトの幅が狭くなっちゃうってのもわかる。ヒップホップ男子のやんちゃなオサレと比べて、同系列女子のファッション感度はニホンのギャルに取り入れづらい(一部除く)イケイケっぷりなのも理解はしております。もちろん大きなトレンドの流れとして見た場合の個人的な体感ですよー。


でも時代は変革です(笑)。こじつけじゃあ、ありません。なんつったってアメリカのファーストレディーが黒人女子になるんですから。保守的なアメリカ人にとっては、初のマイノリティー大統領の誕生より、おそらくコッチのほうが受け入れ難い人(しかもミシェルのルーツは奴隷制の犠牲者でもある)が多そうな気もする。でもオバマの妻はミシェルなんだから仕方がない。そしてこれぞホンマに世界の意識が変革するキモなんじゃないかと思うわけ。それを知ってか知らずか(たぶん知ってる)このミシェル・オバマ夫人という方は、けっこうファッショニスタでいらっしゃるんですねー。つか、夫のイメージ向上のためにも、ならざるを得なかった?

内助の功を発揮して、夫をアメリカのトップに出世させたアゲマン?今後は彼女のファションにも、国民をはじめ、世界が注目しないわけはなかろーとゆーわけで、さっそく色んなメゾンのデザイナーがWWDのサイトで彼女のためのスケッチを発表しております。ライバルは、やはりカーラ・ブルーニ・サルコジ夫人か?(笑)。ソワレ&デイリークローズのどちらも特にクリスチャン・ラクロワのデザインはエレガントで素晴らしいです。

ミシェルは弁護士なので(学歴だけを見たら夫よりスゴい)夫の出馬前はバリバリのキャリアウーマンファッションだったらしいんですが、ファーストレディー候補としてソフトな印象づけが必要ということで、フェミニンなファッションに転向したんだそう。けっこうな強面なので(爆)このくらいがちょうどいいのかなー?とも思うけど、長身を生かしたアニーホール・スタイルなんてのも似合いそう。タンクドレスや丸首カーディガン、パールネックレスなんかを多用してるので、故ジャッキー・オナシス・ケネディーの再来?と言われてるみたいですけど。だとしたらファッションリーダーになってしまうやん(笑)。個人的にも気分は「コンサバ回帰」なので、やっぱり時代がそういう風に流れているのかなーって感じもしてしまいます。



そして最後はアタクシが勝手にNYコレクション厳選で選んでみました(笑)。こんなスタイルで登場してくれたらオッサレー♪ミシェル自身はあまりブランドにこだわりがないみたいで、J・クルーのオンラインストアでショッピングなんかもするんだそう。それでも今後はアメリカの看板を背負うわけなので、経済効果も考えてアメリカンブランドを宣伝していくのでしょうね。ちなみに彼女は今まで専属スタイリストをつけてなかったんだそうよ。言われてみれば、かなり荒削り感はありますが、アメリカに置けるB系界の地位向上と同様に今後のソフィスティスケートぶりが楽しみです。



今日はあまりガーリーじゃなかったので!



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(2008/12/25(木) 01:05)

 シンクロナイズド*ガーリング


最近なんだか更新する気満々で、読者の皆様にはお世話になっております(笑)。NYから始まったコレクションも、既に終着のパリ。そしてこのお祭り騒ぎも今週末で終了。まあ、アッという間に次の秋冬コレクションがやって来て、その前にメンズやクチュールのファッションショー、またブランドによっては「リゾート」用のショー(臨場感を出すためにマイアミで行われたCHANELのショーは記憶に新しい!)まで行っちゃいますから、業界は年中無休営業。アタクシも休んでいる場合ではございません(なんでやねん)。で、同じく年中無休のファッショニスタの皆様なら、ヘヴィロテで覗きに行っているに違いない、あのコンデナスト社がお送りする巨大ファッションサイト「Stye.com」の中でも、ひときわ人気を誇っているコンテンツ「The Sartorialist」の画像をパクって(爆笑)スライドショーを作成してみました。

この「The Sartorialist(サルトリアリスト)」、実際はスコット・シューマン氏(abcニュースでも紹介されてます)。というイケメン・フォトグラファーの方が個人で運営しているブログの名前(というのも皆様のほうが詳しいですね、きっと)で、コレクションシーズンになると世界中に出張してStyle.comのためのストリートスナップを撮影しているようです。タラログでも数シーズン前のコレクションチェックの時も画像を使わせて頂いたのですが、一般人もセレブリティーも、同じ目線で撮影されていて、その被写体の肩のチカラが抜けたナチュラルな表情がとてもステキです。季節の気配や各国の個性が感じられる背景の選び方にも、彼の一貫した審美眼が伺えます。中には?ってのもありますが、それも彼のユーモアとウィットのセンスあってこそ。

そんなシューマン氏も写真が本職だったわけではなく、元はと言えばNYの老舗デパート「バーグドルフ・グッドマン」のディレクターという過去の持ち主。なんと一人娘を育てるために退社した後、デジカメを片手にストリートスナップを撮り歩き、ブログと言う形で発表したのが世界中のファッショニスタの目に留まったというんだから驚きです。まあ、これだけのイイ男ですから(あ。カンケーない?笑)。ストリートスナップなんて特に珍しいものでも何でもないし、おそらくブログにアップしたのだって彼が一番乗りっていうわけじゃないと思うんだけど、やはり業界のプロとしての磨かれたセンスゆえに、コンデナストをも認めさせてしまったという快挙は素晴らしい。

まあ、そんなんで(どんなんだ)本日のタラログは、この素敵な「The Sartorialist」をフューチャーし、テクノロジーを駆使してお届け(ページダウンしてとミューズィックをオンにするとシンクロ出来ます)しようと思っております。と言うのも、画像をよくよく眺めていたら、iPhoneを持っている人がすごーく多いことに気づいたのですよん。もちろん、iPhoneと似た形状のガシェットは存在するので絶対にそうだ!とは言い切れないけど、映画「セックス&ザ・シティー」の中でも、サマンサから手渡されたiPhoneに「使い方がわからない!」と言って、キャリーがキレる場面がありましたが(苦笑)海外のファッショニスタの間でのiPhoneの保有率は少なくないように感じるのです(日本はまだテクノロジー好きのトイっていうのが大半のような気がする)。そんな、まだiPhoneを持ってない、もしくはキャリア変更への迷いが吹っ切れてないアナタに朗報?です。既にご存知の方も多いかと思うのですが「Style.com」が、iPhone対応用のコンテンツを無料配布。同ブログにも「One More Reason To Buy An IPhone:iPhoneを買うもう一つの理由」と題して、アプリのリリースが発表されておりました。

大手のファッションサイトとしては「CHANEL」に次いで2番目ですかね?あと「ヴァン・クリーフ&アーペル」も時計アプリが無料配布されてましたけど・・・。贅沢を言えば「The Sartorialist」がコンテンツに組み込まれていたら、パーフェクトだったな~と思うんですが、取りあえず最新のコレクション情報、ブログ、動画なんかは即チェック出来るので、まずまずの出来なのでは?と思っております。今後はコレクションだけでなく、ストリートスナップ系なんかも入れて行くとファッショニスタ間のiPhone保有率も高まるんではないかとお察しいたします。そんなんでMY iPhoneでは、ストリートスナップをDLして持ち歩いております。画像を見る時にスクリーンタッチで画面が動いてくれるのは、すごく便利。iPodに落とした音楽を聴きながら、どこにいてもお気に入りを閲覧出来るのは嬉しくもあり、ネット中毒が進行してしまう危なさもあり(苦笑)。それでもやっぱり現代において、こればっかりは止められないわけなのです。




「The Sartorialist」のファッショニスタ達の装いも80年代テイストが多かったので、ミューズィックも時代を感じさせるセレクトで(笑)。お好きな曲でスライドショーをお楽しみください。


そしてMY iPhoneの中身!


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(2008/10/03(金) 23:11)

 パリコレクション考察:6
長らくお付き合い頂きましたパリコレ考察も、いよいよラストスパートでございます。が!すべてを書き終えたと思った瞬間にPCがクラッシュ!全部消えまスた(号泣)。下書きを取って置かなかった自分のバカさを憂いつつ、再度書き直しに入っております(もぉおおおおおお。爆)。なのでもうサクサクとヤッツケちゃうわよっ!オッホン・・・取りあえず、気を取り直し今回はパリと言ったら大人の女。大人の女と言えばパリ。ということで、これぞパリモードだ!コケティッシュな魅力がいっぱいの、おフレンチブランドをピックアップ。いやあ、まあどれもこれもコマンタレヴーでございますわよ。うひゃひゃ(あー。もうホンマに堪忍してくり)。

注*画像はクリックで拡大、ブランド名クリックするとオフィシャルサイトへ飛びます。またフルヴァージョンのビデオがご用意できたブランドもありますのでお楽しみ下さい。


Giambattista Valli
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まずは先シーズン、注目しておきたいブランドとして挙げていた(!)ジャンバティスタ・ヴァリが今シーズンはパリコレの中でもドーンと目立って来ておりますよ~。トレンドのビッグシルエットから、次期やってくると思われるペンシルライン。またガーリーなスタイルからマニッシュなものまで、ワリとどんな嗜好の方にも好きなスタイルが捜せるくらいの幅広さがありながら、ショーとして完成度が高くまとまっているのは、色目を押さえた展開だからといえるでしょうねぇ。基本色は白、黒(そしてグレイ)のモノトーン。そこに差し色として持って来た赤や黄色の使い方がシックでとーーっても素敵。また特筆すべきは先シーズン同様、その素材感を十二分に生かした分量バランスの取り方。色のコーディネイトのバランスも絶妙で、これぞ洗練のパリモード@現代版という感じ。かと言ってパリコレ特有のエッジに傾き過ぎず、リアルクローズとして着てみたい!と思わせるルック達のオンパレードでした。既にソーシャライトの間でも人気が高いようなので、今後もますます期待が出来そうです!

全47ルックのスライドショーはコチラ
美しいフルヴァージョンのビデオはコチラ


Yves Saint Laurent
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フランス女を彷彿させるパリモードの真髄と言ったら、このブランドを置いて他にないイヴ・サン・ローラン。先シーズンは夢のようなスミレ尽くしで見せてくれた大人ガーリーの世界も、今シーズンは一転してマニッシュなモノトーンの世界へ。ジャンバティスタ同様にビッグシルエットから細身のスタイルまでバラエティーに富んだシルエットのコレクションでしたが、これもやはり色の統一感でショーの完成度を高めたって感じなんでしょうかね。でも個人的にはあまりにもモノトーン過ぎて退屈な気がしたかな・・・。ま、秋冬になったらまた気分も変わるかもしれませんが。とは言え、上画像二枚のモデルが被っているような被り物(笑)や下画像のニット帽(被り方にも注目)など、どこかファニーなバランスを作ってコケティッシュなムードにしてるのが新鮮。YSLもまだまだ使えるオリジナルなテイストの過去のルックがいーっぱいあるから、ステファノも腕の見せ甲斐があるってもんじゃないですかね。セクシーなマニッシュを打ち出しても、どこかガーリーさがあるトコにスミレ同様、硬質ガーリーの宝塚っぽさを感じてしまうんだけども。

全43ルックのスライドショーはコチラ
ステファノ・ピラティのインタビューを含むビデオはコチラ


Lanvin
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セレブの採用率も安定し、エッジー&エレガントなブランドとしてパリコレに返り咲いたランヴァン。今シーズンは上の2ブランドとは違って、そのほとんどがスリムなルックの提案だったのもエッジを張ってる証拠かといえましょう。左下画像のように紺のルックや、黒ビーズの刺繍のルックなどは個人的に90年代のプラダを思い出してしまいました。ランヴァンも黒を基調に赤やパープルなどでパンチを効かせた大人っぽいコレクション。モデルに「地下鉄のザジ」みたいなざん切り頭のウィッグをつけさせたのは、どこかでまだガーリーを表現したいっていうことなんでしょうか?この辺のミスマッチさも、かつてのプラダを彷彿させるな~って気がするんだけど。

パリコレを考察して来て感じるのは、皆さんもお気づきかと思いますが来冬は赤い靴がマストかな・・・ということ。黄色(もいいよねえ)やパープルの小物を黒やグレイ、または冬の白に効かすのも素敵だけど、やっぱり赤が気分かも。今、春夏に履く靴を捜しているんですが赤のウェッジを買っておけば秋冬も使えるかな~なぞと思ったり、素足に履くゴールドのフラットも捨て難いと思ったり。まあそんな話は、また今度(笑)。

全54ルックのスライドショーはコチラ
アルベール・エルバスも語るビデオはコチラ


Sonia Rykiel
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フランス女と聞いたら外せない、フランス女が営む老舗のソニア・リキエル。このブランドもラルフ・ローレンと同様に、ワリと自社ヴィンテージの使い廻しで切り盛りしてる感がありますが(爆)それだけソニアが提案するルックが「フランス的」として定着してるってことなのよねえ。肩のチカラの抜けたニットや、ユニフォームからヒントを得たようなジャンプスーツ。大人っぽくってやっぱり素敵だもんねえ・・・。上画像のニットキャスケットやお花のヘッドアクセサリーなんかも、おフレンチ丸出しで大変コマンタレヴーでございました(意味不明)。

全49ルックのスライドショーはコチラ


Stella McCartney
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そして今後、ソニアの流れを汲んで行きそうな予感が満々のステラ・マッカートニー。フランス女ソニアに対して、英国出身、父ちゃんはビートルズのステラなのでエッジは効いておりますが、やはり肩のチカラが抜けた大人のいい女感に溢れてる、かつ溢れ出させたい意識が垣間見えるコンセプトは似ているような。あくまでも自分が着たいと思うインティメイトな服を中心に自分の生き方を反映させた物作りも共通性を感じさせます。ま、強いて言えばライセンス契約に走ったソニアに対し、ステラはコラボしまくりってとこが違うトコ?(笑)。オーストラリアのターゲットでステラのコラボが始まって大騒ぎになっていたようですが、H&M以降、ステラもコラボの味をしめちゃったのかしらん。アディダスもあるし、今後は来春にLeSportsacとのコラボも発表するらしい。つか、グウェン・ステファニ?(爆)。それでも世界中のギャルがステラのコラボバッグを求めてレスポハンティングの旅に出掛けることでしょう。ま、心配せんでもコレが当たればマドンナやケイト・モスバージョンのレスポなんかも出ちゃうかもしれないし(笑)コラボクイーンのステラがユニクロと契約する日だってそう遠くはないかもしれません(責任は持たんけど)。

で、話は逸れたけど他のデザイナー達が赤やパープルをもてはやす中、マイペースなステラがポイント色に選んだのはフューシャ。この色の使い方が(難しいんだけど)すごく秀逸で、特に左下のカーキのルックに足元をフューシャにしたとこなんて目からウロコが落ちましたわ(笑)。バレンシアガのフューシャジャケットは(いっくらなんでも)着こなせ無ーいとお嘆きだった、そこのカノジョ!この色合わせなら比較的取り入れやすいとお察ししますぞ。ご検討下さいまし。

全43ルックのスライドショーはコチラ
ステラも熱弁のビデオはコチラ
フルヴァージョンのビデオはコチラ


Nina Ricci
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授賞式でのリースの採用率の高さで期待に期待を重ねていた人も多かろうと思われる、オリヴィエ・ティスケンス就任初のコレクション@ニナ・リッチ。うーん、リースのルックで多少見慣れちゃったってのもあるし、ロシャス時代からお得意のバイアスで作るマーメイドライン等、個人的にそんなに新鮮には感じられなかったんですが、周囲がダークな色調の中でニナ・リッチのブランドイメージにも合ったクリーンで爽やかなコレクションだったのは印象的。主張の強いタイツや生脚でなく白ストッキングで見せたっていうのも透明感があって良かった(真似出来ないけど)。また画像のバイアス編みのニットワンピースはスゴく可愛くて、このドレープをニットで作るテクニック!これがティスケンスの繊細な仕事なんでしょうねえ。まあとにかくニナ・リッチはこれでパリコレのメインストリームに返り咲いて安泰ですね(知らんけど)。

全45ルックのスライドショーはコチラ
ドリーミーでフェミニンなのがティスケンスが作った(ニナ)リッチガールだそう。本人も語っているビデオはコチラ


COMME des GARCONS
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最後はたまには毛色の変わったパリコレ考察も。あまり積極的にチェックはしないんですが、たまたま見たコムデギャルソンがすごく可愛かったのでアップ(笑)。まずはまるでソフィアの「マリー・アントワネット」にインスパイアされたかのようなキャンディーカラー!特に左上のコートなんて、ホスィ・・・。ミッキーやウサギの耳のついた帽子で、本気なのか冗談なのかわからないギャルソンらしいユーモラスさを出してるトコも大好物。また被り物だけじゃなく左下画像のように手袋がくっついたトップやボトムなど(これって取って使えるのかな?)なんかも好みじゃないけど面白い。全体的にはやはりエッジーな細身のシルエットを提案。でもこのテイストでフワフワにしちゃうと、それこそマリー・アントワネットになっちゃうもんね。とにかく久々にギャルソン流ガーリーの作り方にグッと来ました。

全35ルックのスライドショーはコチラ


オマケはパリコレのファッションウィークを使ってお披露目パーチーをしたお茶目で陽気な皆の人気者のあの方!


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(2007/03/25(日) 19:25)

 パリコレクション考察:5
皆様こんにちは。コレクション考察になるとめっきり来客数が減ってしまうという(ひゃひゃひゃ)ちょっと不思議なファッソンブログでございますが(苦笑)ま、そんなことより何よりも、こうして毎シーズンの考察を書き留めて置いて、また来シーズンに読み返すのが楽しみな自己愛の強いオレ(爆)。そんなもんでご来客の皆様には退屈な日々が続くかもしれませんが、どうかしばらくの間お付き合い頂けたら幸いです。ウシシ。今回は先々シーズンから言い続けて来た「トラッドが気になるー!」アタクシの心を見透かすかのようにトラッド回帰をしてくれた(別にアタシのためじゃないけどよ)ブランドにフォーカスして参りたいと思います。NYコレでもいっぱい出て来てたトラッドミックスですが、パリコレとなったら直球トラッドではないヨーロピヤンのエレガンスを感じさせる華のあるスタイルが多いのも見てる分には(見てる分にはね)楽しい。前回の演出が楽しかったブランド達とは違った意味で胸を打たれましたわん(ウットリ)。

注*画像はクリックで拡大、ブランド名クリックするとオフィシャルサイトへ飛びます。またフルヴァージョンのビデオがご用意できたブランドもありますのでお楽しみ下さい。


Balenciaga
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まずはコレは・・・!と思ったまま、しばらく画像に見入ってしまったくらい衝撃度、ウットリ度が高かったトラッドスタイル@バレンシアガ。毎回毎回よくぞ新たなスタイルを提案し続けるもんだ。とルックそのものより、その思考の柔軟さに驚かされるニコ(ラス・ガスキエール)ちゃん。シーズンごとに大きな変革があり過ぎるため、ワリと好き嫌いのシーズンがはっきり別れるのですが、今回のコレクションはドンズバの好み(笑)。正統派なトラッドスタイルも然ることながら、この色使い!これはNYコレクションでは出て来ないカラーパレットだろうなあ。

また先シーズンのスペーシールックの流れなのか、いったいどんな頭で考えたらこんなアイデアが浮かぶんだろう?と感心させられてしまったのがレゴみたいなピンヒールサンダル。いやあコレはまぢでスゴいっスよ(笑)。かつての(まだあるの?)日本のギャル御用達、厚底ブーツのようなポックリ系ブーツを提案して靴のトレンドを引っ張った男がココでまた勝負をかけたのか?(知らんて)。それにニコちゃんの初期のコレクションで出て来たパレスチアナ風のスカーフには金のフリンジが付けられて現代風に再アレンジ。これもとっても新鮮なので上手くいけばマックイーンのドクロスカーフの後釜を狙えるかも。他にも東欧の民族刺繍、イカット、日本の着物、アフリカ、ペルー、バリ島のパターンを使用した生地のパッチワークで作ったシフォンドレスなど、まるでファッソンは国境を越えるのだ!というニコちゃんのメッセージでも聞こえて来そうなほどのボーダレスなミキシング技。これがやはり才能ということなんでしょうねぇ(しみじみ)。

全コレクションを通してパンツスタイルの提案が多くはなかった今期。その中でもパンツのルックを全面に出していたバレンシアガだったんですが、数シーズン前に大ブレイクしたカーゴパンツ同様に、日常使いが出来る着回しパンツとして、このジョッパーズもブレイクするかな~?シャネルの専売特許みたいなツイードのジャケット(中左)をライン入りのパンツに合わせたりとパンツルックが主流の方に取っては、コーディネイトだけでも参考になる部分は多いコレクションかと思われますぞい。ニコちゃん曰く「自由」を表現したコレクションだということで、トラッドという決まりの多い伝統的なスタイルを敢えて自由を表現するベースに選んだとこなんてアータ(笑)。やっぱり、プレゼンテーションに頼らず、ファッソン一本で見せたるぜ。っつー気合いが違いますな(いや個人的にプレゼンテーションで楽しませてくれるのも大好きよ)。

全38ルックのスライドショーはコチラ
ディティールのスライドショーはコチラ
ニコちゃんも語るビデオはコチラ


Givenchy
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続いてガリたん&マックイーンの「ファッソンは爆発系」デザイナーの後輩にあたるリカルド・ティッシ率いるジヴァンシー。先輩二人と違うのは溢れ出る才能はあれど、自分勝手にそれを爆発させないところでしょうか(ホンマか)。今回はミリタリーを基調にした、やはりトラッド回帰のルックが大半を占めております。他のトラッド回帰ブランドと大きく違うのは色目がグンと押さえられてシックなムードになっている点。黒や紺を中心にベビーピンクで少々の甘さを出したり、逆にレザーと合わせてアグレッシブさを出していたり。これは大人の女にも大いに喜ばれるスタイルかと思われます。個人的にはニュートラスタイルを彷彿させられたコレクションだったんですが、中右の錨モチーフのベルトをコートの上に締めたルックなんて素敵ですねえ(ウットリ)。この錨モチーフはニットや刺繍なんかにも使われていて、セーラーパンツ、金ボタン(または金スタッド)をディティールに使った紺色のルックなど冬のマリンという感じで、これまたもや大好物(笑)。バレンシアガでもマリンボーダーなんかが出て来てたので、今期は冬のマリンにも注目ですな。

全47ルックのスライドショーはコチラ
リカちゃんも語るビデオはコチラ


Chanel
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やはりアッチのブランドでもコッチのブランドでも、大人の女を意識したスタイルが出て来てることもあってなのか、久々にシャネルも大人の女達も喜びそうなカジュアルウエアがいっぱいのコレクションだったと存じます。とは言え、カール婆さんが考えた今回のテーマは「寒い国のカレッジガール」。カレッジガール=プレッピーという基本は押さえ、60'sのルックを意識したシャネル流リセエンヌスタイルは、なかなか可愛いかったです。「寒い国の」と前置いているように会場になったグラン・パレにスケートリンクを作り、おまけにスケート靴まで作っちゃった(ビデオにも出て来ますが)ほどの入れ込み方で、まあコチラも演出有りきという感じがしなくもないケド(苦笑)。ま、きっと凛子ちゃんあたりは何だってかんだってシャネルがいいんだから(爆)若者でもシャネルに駆け込む輩がいるには違いないんでしょうな(ウラヤマしいとゆーか、なんとゆーか。苦笑)。でも注意したい点は中左のペンギンモチーフ。こればっかりは着る人によってはヨーカ堂チックになってしまう恐れがありそうなので(爆)お買い上げの前は試着必至、本音を言ってくれる友人(または家族)を伴ってご来店下さいませ。

全65ルックはコチラ
顧客熟女がこぞって絶賛のビデオはコチラ
フルヴァージョンはコチラ(リンク先が違っていたので訂正しました)。


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これぞプレッピースタイルの極み!と思わず、嬉しくなってしまったほどに可愛かった今期のミュウミュウ。ミラノコレクションのプラダ同様にストライプ柄などを盛り込んだスポーティーなルックでありながら、大人の女志向に返り咲いて来たパリコレの中では変わらぬガーリー魂という感じで惹かれました(笑)。コンセプトは似ているような気がすれど、決定的にプラダのルックと違ってたのはボリューム感。プラダの細長いペンシルラインに比べ、ミュウミュウは(特に)下半身にボリュームを持たせたガーリールック。Style.comでは「セクシーさがない」と、やや酷評気味でしたが、ガーリーとセクシーはそもそも相反するものでございます。狙わずして不意に見せたピュアな仕草や表情がセクシーと評価されるのがガーリーの王道。奇を衒うことなく、普段に着易いルックとして人気が出るんじゃないかなぁ。先シーズンのクロエのガーリールックをケチョンケチョンに酷評してたStyle.com。個人的にはあまりアテにしてません(爆)。

全49ルックのスライドショーはコチラ
マークもインスパイアされていると語る(だろーな)インタビューが見れるビデオはコチラ


Louis Vuitton
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そして第二弾の最後を飾る(ってことは、まだまだ続くんかい)のは、先日このルイ・ヴィトンのコレクション後、ドラッグ中毒を治療するためにアリゾナ州の施設に入院していることを発表したばかりの(ケイト・モスが入院してたとこと同じだと思うんですが)少々お騒がせモードなマークでございます。やーっぱな~~~。だって先シーズンのコレクションで、いきなり激痩せして出て来てナンか変だニャーと思ったんだもん。しかしケイトだってあの事件でシャネルの契約を干されちゃったのに、同じフランスの老舗の看板を抱えるヴィトンが契約続行するんだろーか?ケイトほど大騒ぎになってないからイイってもんでも無かろうに・・・。まあ盗撮とかっていうショッキングな事態じゃないからねぇ。知る人ぞ知るで終わってくれればバンバンザイ?(爆)。自己ブランドに関してもヴィトングループの傘下なわけだから、そういう意味じゃ守られてるのかな。商才あるし(カンケーないけど)。

NYコレのマーク・ジェイコブスは見事なイノベーションぶりでガーリーに別れを告げたわけですが、ルイ・ヴィトンのほうは保守的な顧客が多いこともあるのか?ガーリー半分、大人の女半分と言った、やや中途半端な形でお届けしたようです(爆)。今期の話題をさらっているのは広告キャンペーンにスカーレット・ジョハンセンを起用したこと。ファッソン界でのスカチンの立ち位置がまったく理解不可能なワタクシですが(苦笑)就任10年目を迎えるマークが考えたテーマは「モノグラムのバッグを持った女の子」ということで、やはりこちらも自社回帰的なムードが満々。テーマに掲げている通り、モノグラムの新シリーズなんかも登場してモノグラムファンにはたまらない展開かと思われます(うひゃひゃ)。コレクションではあまり良く見える画像がなかったので、気になる方は最寄りのヴィトンショップに足を運んで新作のルックブックなぞを確認なさってはいかがでしょうか?

スタイルのほうはコレと言って特筆するようなものも無く(爆)コンサバで上品な仕上がりになっておりますが、やはりマークと言えば色の魔術師でございます(ホンマか?)。画像のようにゴールドの小物やラミネートっぽい光を放つレザーに、優しい風合いのモヘアや毛足の短いファーを合わせたルックがグラマラス。ピンクやベビーブルー、シャンパンカラーなどにゴールドを合わせるコーディネイトは是非とも真似したい色合わせです。ただし、このデッカいベレー帽に関しては丸顔、福顔の方が取り入れるとホテイ様になってしまうので、くれぐれも注意が必要かと存じます。

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オマケは一度作るとヤメられない止まらないコレ!また作ってみました。ウケケ。


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(2007/03/19(月) 11:22)

 パリコレクション考察:4
大内タラコです(しつこいって)。書かないとなるとトコトン書かなくなっちゃう怠惰な性格ゆえ、毎日、関連サイトを眺めつつ、ウーとかハーとか言いながら、やっとの思いでとうの昔に終わってるパリコレ考察をお届けしております。なので、またやっつけちゃってるよコイツ的な部分があっても見てみないフリをして頂けたら幸いです(あ。事実関係に関して間違ってるよーんというご指摘は大歓迎)。で、今回のパリコレ、いつも以上に盛りだくさんな内容にも思えるほどの面白さでございました。もちろんファッソンそのものの出来が素晴らしいブランドが多かったってのもありますが、いっちょプレゼンテーションで度肝を抜いたろかっ!喝!という類い稀なるサービス精神に裏付けられた意気込みたっぷりのブランドも回を重ねるごとに増えているような気がする嬉しさよ(字余り)。先シーズンはおとなしく影を潜めていた感のあるガリ(アーノ)たんも、本来の負けず嫌いをドーンと見せつけて下さいましたし大満足。あー、ありがたや、ありがたや。

注*画像はクリックで拡大、ブランド名クリックするとオフィシャルサイトへ飛びます。また今回はフルヴァージョンのビデオもご用意しましたのでお楽しみ下さい。


Victor & Rolf
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まずは今回のパリコレの中で個人的に一番好きだっので、なにこれ~ぱりこれ~賞を差し上げたいのがヴィクター&ロルフでございます。ご覧の通りに一人一人のモデルちゃんに個別の照明と(画像では見えないが)BGMを設置。ま、設置つったってモデルちゃんが自ら背負って歩くわけだけど。笑えます。この演出はかなりワロウて!先シーズンのボールルームをテーマにしたコレクションもさることながら、以前から茶目っ気たっぷりなプレゼンテーションで観客を楽しませて来たお笑いデュオ(いや本人達は至って大真面目)。この見るからにファッソンオタクっぽーいムードのオカマちゃん二人が、こういうふざけたことを実際に由緒あるパリコレでやっちゃうってことが、どれだけ見る人を楽しませることが出来るか知っているんでしょうねえ。さすがオカマ!否、賢い。これはもうコンセプチュアルアートの域ですな(たぶん)。

で、好きだったのは演出だけでなくその作品群。未だかつて見ないほどにどのルックも大好物。どうやら二人はオランダの芸術学校出身でアントワープには関連性がないようですが、これぞ優しさたっぷりのヨーロッパ服という感じ。ヴィンテージ風の花模様のルックや、適度にボリューム感のある柔らかい服をなんとオランダに敬意を示してるつもりなのか(笑)木靴に合わせてる可愛さ!ほーらオリーブ少女の時間がやって参りましたよ~。いやーん、こういうの大好物(大泣き)。しかもこの木靴、ちゃんとヒールも付いていて歩く度にポックリポックリ音を立てるのも可愛らしい。おそらくこのポックリを会場に響かせるためにもBGMは個別仕様にさせたのかもしれないですねえ。おまけに意外に何にでも合わせ易そうで、中左のようなシンプルなルックでもキュートに決まります。なのでアタクシも今からさっそく来冬に向けて木靴貯金を始めたいかと思います。わはは。

全35ルックのスライドショーはコチラ
ディティールも当然ちぇきらないと~。スライドショーはコチラ
何もかもが可愛過ぎる~。必見のビデオはコチラ
見てるだけでも危なっかしいフルヴァージョンのビデオはコチラ


Hussein Chalayan
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こちらもプレゼンテーションの神降臨率が高いファッソンとアートの境目を突き進む男、フセイン・チャラヤンでございます。うーん、はっきり言って先シーズンの衝撃がスゴかったもんで今回はあまり目新しさも感じられず、自己コレクションの二番煎じ的なムードもあったけど、それでもテクノロジーをファッソン界に持ち込んだ功績は大きく、早めに特許でも取っといて来たる近未来に備えたらいいんじゃないの?なぞと余計なおせっかいまで考えさせられてしまったチャラヤンならではの世界でございました。

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アタシが語るよりコレ見て感動して下さい。必見ビデオはコチラ
フルヴァージョンのビデオはコチラ。始まるまで1分弱あります。


John Galliano
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キターーーーーッ!ガリたんどすー(爆笑)。先シーズンはどしちゃったのぉ?と思わずパリまで飛んでって聞きたくなっちゃうくらいの(ウソ)地味なガリたんでございましたが、キタ、キタ、キタよー!(ふがーっ)。今回のテーマは幽霊屋敷(ウソ)。ではなく、キキ・ド・モンパルナスとして当時のアーティスト達にもてはやされた、マン・レイの写真でも有名なアリス・プリンや、ブラッサイが撮ったマダム・ビジューがイメージソースということで、20年代のパリとあの時代のボーホースタイルを作った女性像がテーマっていうことでしょうか。モデル達のどっきりヘアメイクもさることながら、舞台には賑やかに彩られたディナーテーブル、鉢植えのヤシ、犬達、鶏小屋、トルコ絨毯、売春宿風の寝椅子、出来損ないの真鍮のベッドなどが配置されデカダンなムードをさらに盛り上げておりました。また印象的だったのは、まるで売春宿の女将でもあるかのような年配の女性までラストに登場したこと。いつにもなく芝居がかった構成が最高に楽しませてくれております。

プラダのミウッチャにせよ、90年代に盛り上がりを見せたブランドの自社ヴィンテージ回帰ムードに溢れていた今期。ガリたんもご多分に漏れず自分回帰の直球ストレートだったのも微笑ましい。まずバイアスカットならガリアーノに任せろと異名を取ったほどの(いやホンマに)柔らかい素材のバイアスドレスがたくさん出ております。そしてどれもが溜息が出るほど美しい。ディオールのチーフクリエイターに任命される前、ジョン・ガリアーノとしてデビューを飾ったガリたんのドレスを一番美しく着こなしてたのは、あのナオミだったと記憶するのですが、華やかな色、ラテンなシルエットと本領発揮の今回のコレクションにB系モデルが使われてなかったのがチと惜しい。つか、白塗りはさせられんから(差別になっちゃうし)っていう配慮なんでしょうかねぇ。

全44ルックのスライドショーはコチラ
デコラティブ万歳!ヘアメイクも確認出来るスライドショーはコチラ。心臓の弱い方にはお薦めいたしません。
ガリたんの幽霊屋敷へようこそ。必見ビデオはコチラ


Alexander McQueen
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ロンドンの名門セントマーチンズの卒業生、デビュー間もなくしてジバンシーからチーフクリエイターとしての任命を受けた経歴の持ち主という点で、ガリたんに追いつき追いこせ感のあるアレキサンダー・マックイーン。その手仕事感に溢れた丁寧な技術はすでにアチコチからのお墨付き。なので当然、歴史のないブランドながらお値段もお高めというのもお墨付き(爆)。今期も「こんなの誰が着るっつーの?」とツッコミどころも満載ながら、マックイーンならではのロマンに溢れた世界観で魅せてくれております。テーマは「魔女」ウケケケ。ガリたんの幽霊娼婦屋敷に次いで、いいところをストレートに狙ってきております。たまらんのぉ~(笑)。どうやらこのテーマを選んだのには深いわけがあるそうで、マックイーンの母方の祖先に17世紀のセーレムの魔女裁判の被害者がいるということで、このコレクションはマックイーンの怒りや暗い面にフォーカスしたものになっているということなのです。あ~、ヨーロピヤ~ン!

まず本格的なのが黒い砂を敷いたステージの真ん中には赤で描かれたペンタグラム(五角形)。そう、あの魔女には欠かせないシンボルがドーンと(苦笑)。こんな中にポツンと一人にされたら怖くてチビってしまいそうですが(爆)怖ければ怖いほどいいのよ~。オネエさんについていらっしゃ~い。とばかりに青白い顔のモデル達が五角形の上を歩いて行く。かなり本格派の出来映えかと思いました(笑)。とは言え、最初に出て来た数点のルックはリアルクローズでも十分に使えそうなものもあって、革製?ビニ革?のスパッツ?ブーツ?なんかは履くのが大変そうだなあと思いつつ、上2点などは自分的にツボに入ってしまったり(苦笑)。また中左の半魚人ルックは是非シエナ・ミラーあたりが勘違いしてウッカリ着てくれたら嬉しいなあとかって妄想したり(笑)。デザイナーの意向とはズレて明るく楽しんでしまったタラちゃんでした(爆)。

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このプレゼンテーションも見逃せません。ビデオはコチラ
エコエコアザラクを心ゆくまでフルヴァージョンで見たい方はコチラ

Christian Dior
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第一弾の考察日記の最後を飾るのは、やっぱしこの人しかいません!天才ガーリたーんでーす。うひゃひゃひゃひゃ。先シーズンで見せた大人の?ガリアーノを吹っ切るかのように(吹っ切ったれ、吹っ切たれ)今シーズンは自己ブランドのジョン・ガリアーノ同様、クリスチャン・ディオールでも大暴れ。まあ、この暴れっぷりはプレタの前に行われるクチュールのコレクションに片鱗が(片鱗どこじゃ無いけども)見られたのでドッヒャーンと、ちゃぶ台を引っくり返すほどのおののきはございませんでしたが、それでもこの世界観は濃ゆいよー、うん。クチュール同様に「日本」にインスパイアされたというプレタラインは、クチュールで見せた濃厚なナニを取り去った洗練されたスタイル。着物、帯、帯留め、ポックリ、虚無僧風の被り物等々(しかも左上の笠にはリボンまで付いてるのがカワユクてワロタ)たしかに日本を代表する品々や刺繍織物を駆使していながら、このヨーロピヤ~ンなソフィスケーションはなんぞや?

もしかして、このコレクションがファッソン界を変えちゃうかも?なんて思わずオバちゃまも心配になってしまうくらいの完成度。数年後には道行く人が皆、虚無僧ファッソンになってたらどーすっぺ?(なんねーだろ)。ワリとキモノドレスなんていうスタイルは珍しくもなくなってきた今日この頃。だけど大概がただの着物襟だったり、着物袖だったりするくらいなもんで、こんなに本格的なのはかつて見なかったのでは?本場の日本人が作ると西陣織の生地を使った何たら風になっちゃうしさ(笑)。まあとにかく、この豪華絢爛でおとぎ話のような世界はガリたんだけのものって感じですわな。毎回ノリノリのご本人様コスプレも今回は忍者ルックにベレー帽というニッポン meets パリジャンな粋なスタイルで(爆)またクチュールではオスカル様でご登場。ワリと宝塚なんかもコッソリ見てんじゃね?とか思ったのはアタシだけでしょーか。ウケケ。

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コレクションのフルヴァージョンビデオはコチラ
ペラペラ星人、ガリたんが語るビデオはコチラ
ついでに日本人なら必見だよ!(笑)。SSのクチュールラインのフルビデオはコチラ
感動的なほどの和洋折衷のディティールをビデオで見たい方はコチラ


今回はヤケにガリたん色が強く出てしまった考察編。次回はまた違った視点で感動したブランドを取り上げますので気長にお待ち下さい(待たなくてもいいけどさ)。ま、でもハッキリ言ってガリたんにはやられました(笑)。もう夢に出そうなくらいです。なのでそんなガリワールドをお裾分け。


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(2007/03/17(土) 13:38)

 ミラノコレクション考察:3
こんにちは、大内タラコです(爆)。もはやこのタイミングでアップデートするってのも憚れるほどのタイミング外れではございますが、やはりファッションブログを名乗ってる以上(そうなのかよ)避けては通れぬコレクション考察(ま、とばしちゃったって誰も気づかんとは思うが)。終わったばかりのパリコレが、なにコレ~ってなくらい(笑)楽しかったので、ソッチを先に仕上げちゃいたい気持ちはあるのですが・・・やはり順を追ってミラノコレクションから。あ、仰る通りロンドンコレクションは抜けておりますが(誰も言っとらんがな)パリコレまで終えたあと、気持ちに余裕があったら取り組みたいと思っております。つかさ、今回はミラノコレクションよりロンドンのほうが数倍面白かったんじゃ?ってのもあるのよねぇ、正直な話。ま、要はそれだけミラノがつまらなかったってことなんだけど(爆)。でもまあ大御所ブランドがそろい踏みなので取りあえず。なもんで、やっつけモード及び、いい加減な取り組み方については予めご容赦下さいませ。

注*画像クリックで拡大。またブランド名クリックでオフィシャルサイトへ飛びます。


Dolce & Gabbana
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まずは(ヴィクトリアズシークレット以外の)ランウェイでお見かけしなくなってから数年。今やちょっぴり古臭い感すら漂うジゼル・ブンチェンをフューチャーして、その芸魂、エンタメフリークぶりを発揮してくれたドルチェ&ガッバーナ。NYコレクション然り、ガーリー傾向が緩やかな下降線を描き大人の女がクローズアップされて来ている中、ドルガバは定番のレオパード柄やお花のコサージュなどを上手に組み込ませ、お得意の「パッション・官能・セクシー」を引っ提げてギャランドゥーな独自の世界を展開してくれました(爆)。

イメージソースは90年代初期に社会的な物議まで醸しだした、平成のイケメンフォトグラファー(爆)スティーブン・マイゼルが撮影したマドンナ先生の写真集「SEX」だそうで、ピックした画像にはありませんが怪傑ゾロみたいなメタル製のアイマスクや、スタッドのディティールなどドルガバ的退廃美=ボンテージな世界を表現。おまけにショーのBGMもマドンナのエロティカってゆーんだから徹底しております(笑)。どこのメゾンも90'sを視野に入れて来た感は先シーズンから感じておりましたが、90年代のマドンナのワールドツアーでの採用とともに世界的な盛り上がりを見せたドルガバも、またここでファッソン業界に帰って来た(H&Mとのコラボとか)先生のチカラを借りて一気に盛り返しをはかりたいところ。つか、このテイストを一般人が取り入れるには、もう少し時間がかかるような気もするが・・・。左上のオッパイTシャツなんかをまたマドンナ先生が元気に着てくれる姿を(もう一回くらい)拝みたいもんですな。うは。

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Fendi
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やっぱり秋冬はフェンディーの出番だろってことで(笑)アタクシほとんど興味が無い、つーか、縁遠過ぎて意見もヘッタクレも無いって感じのブランドではございますが、ファーを扱わせたら世界一だよね(だよね?)。シャネル、自己ブランド、フェンディーと欲張って3つも違うテイストのクリエイターをしながら、まったく引退する気配の無い怪物ラガーフェルドが作り出した(ホンマは名前だけでカールはGOサイン出してるだけなんじゃないの?)今期のフェンディー。なかなかコレが可愛いです。つかさ、これだけ日本も暖冬だって言われて・・・NYだってリベラルなお金持ち達は毛皮を止めてダウンコートに着替えてる今日この頃なのに果たして需要はあるんだろうか?いっくら毛皮コレクターのジェニ(ファー・ロペス)が全型お買い上げしようと追っ付かんだろ(心配し過ぎ)。しかしイカンイカンと思っていても可愛過ぎるよファーコート(爆)。右上のレオパードなんてアータ・・・(溜息)。今回はどこのブランドもベルトonコートを打ち出しておりますが、毛皮にベルトってのは素敵アイデア。しかもフェンディーの提案するこのベルトが軽重衣料すべてに対応出来そうなフレキシブルっぽいところも感動的。このベルト持ってるだけでも随分と重宝するんじゃないでしょうかねえ。

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カール爺のミューズ、レディー・アマンダのインタビューも見れるビデオはコチラ


Versace
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ミラノ編ってことでグラマラスなブランドにこだわってお届けしておりますが、ヴェルサーチも忘れてはならぬブランドでございまっせー(アルマーニは個人的にあまり好きじゃないのもあって割愛)。今回ピックした画像はやや地味目ではありますがヴェルサーチの場合、何がグラマラスかって言ったら、その立体的なフォルム。つか、それを着る人がグラマラスであればあるほど服が生きるという黄金律。なのでヴェルサーチを着たい方は体をまず鍛えましょう(まぢで)。先シーズンに引き続き、世間はヴェルサーチお得意の大人の女志向になってきているとゆーのに何を勘違いしてんだか黒タイツにフラットな靴+ベレー帽!!!を合わせたりして、60's風味のおフレンチなガーリーテイストをディティールに持って来たドナッテラ(爆)。しかも本人画像もガーリーな内股って・・・(汗)。本来は右上のダリアのように生脚でドッカーンとハジける肢体をさらけ出すように着こなすのが正しい在り方。グラマーとガーリーの狭間で迷いがあったのかしらん。

全54ルックのスライドショーはコチラ
セレブが競ってレッドカーペットに採用しそうなラストのドレス群も是非ご覧を。ビデオはコチラ


Roberto Cavalli
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グラマラス、官能と来たらこのブランドも放っとけません。しかも最近じゃめっきりセレブのレッドカーペット採用率も増え(特にB系)一般市民にまで名前が浸透して来た感がございます。先シーズン同様に今までのクレイジーなスタイルは影を潜め、プレーンなスタイルにアクの強いプラスαでインパクトを出すという、素人でも比較的チャレンジし易そうなルックが多いのが特徴。NYコレでもさんざん見かけたトラッドテイストもキャバッリでは女っぽさが引き立つミリタリーやニュートラ感のあるプリントもの中心という感じで、コンサバ層が多い米国やアジアでもウケそうな商品展開がグッジョブだったんではないでしょうか?個人的には旧ブログにも書いた憧れの女性がしていたロングファーコート+メッセンジャーバッグというルック(右上)を見て軽く萌え(ウキキ)。中右の白尽くしのコーディネイトにワインのブーツ、そしてサングラスを靴の色に合わせるってのも上級者な感じでオサレだと思いました。

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アンナ・ピアッジェ先生のすンごい仏訛りインタビューも見れるビデオはコチラ


Gucci
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先シーズン程の萌え感はございませんが、さすがフリーダ・ジャンニーニ。絶妙なトレンドの取り入れ方といい、ショーとしても統一感のあるスッキリまとまった出来になっております(このヒト、ホントにセンスがいいよの~)。今期は他メゾン同様に今までさんざんメジャーだった50's~80's以前のヴィンテージである40'sがフリーダのデザインソースになっているそうで、本人曰く、当時モデルでもあり、ブリティッシュ・ヴォーグの女流フォトグラファーでもあったリー・ミラーにインスパイアされたコレクションなんだそう。秋冬になると春夏の解放的なムードと一変してグッとシックに大人っぽくなるのはトム・フォード時代からのグッチの特徴でもありますが、今回もトムを彷彿させるグラマラスなスタイルもありつつ、40年代にワーキングウーマンとして活躍していた女性らしいメンズライクで硬質なスタイルもあり。このあたりがトレンドのトラッドと上手くリンクしております。

毎回テーマにあったモデル選びも秀逸だと思ってたけど、前回までトップを飾っていたガーリーだけどユニセックスな雰囲気のあるフレージャちゃんから一転、今回はデカダンスを漂わせるクラッシックな金髪モデル、ラクウェル・ズィマーマンをフューチャーしたりして40'sムードをグンと盛り上げております。余談ですが、先シーズンさんざん酷評されたクロエは広告キャペーンにラクウェルをフューチャー。ただのガーリーの収まらない不思議な感じに仕上がってるうえ、新鮮さも加わったりなんかもして、やはり旬の見極め&それを表現出来るモデル選びによってはブランド生命ってのは左右されちゃうもんなのねぇ(例:バーバリーとか)ってシミジミ思っちゃいました。

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オマケとゆーか、一回の記事で終わりにしたかったのとゆーか(汗)。


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(2007/03/10(土) 19:28)

 NYコレクション考察:4
ワーストファッショニスタが大挙するグラミー授賞式レポをやりたい気持ちはヤマヤマなんですが、いかんせんロンドンコレクションも始まっちゃってるし、アタシとしては一刻も早くNYコレクション考察を終えたい気持ちに駆られ(つか、頼まれちゃないけどよ)前の記事では新しめなNYブランドを中心にお伝えしたので、やっぱNYと来たらこの人達の名前を無視しては通れない大御所ネーさん達のレポも軽く流しておきたい。まずは今期よりオリジナルブランドの廉価版「マークbyマーク・ジェイコブス」のランウェイをロンドンへと移動し、今までバイヤー達には後回しにされがちだったロンドンコレもオイラのチカラでドーンと集客しちゃうよ(笑)ってな気合いも感じられる、マーク・ジェイコブスから。

Marc Jacobs
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まあ実際のところ、慌ただしくNYコレで2ブランドのランウェイを展開するよりは、どっちにせよヴィトンのためにパリ入りしなきゃなんないマークにとって、中継点としてロンドンでコレクションを開催するのは物理的にも便利なんでしょうな。今までトンと見かけなかったハリウッドセレブがマークのチカラでどのくらいロンドンに集合するかもけっこう見ものだったり(笑)。近場なのでソフィア番長は来るかな~てな予感はするけど。

で、本題のNY。メインのマーク・ジェイコブスでは春夏のガーリームードから一転して大人の女路線。ご本人曰く「革命」だそうで(笑)ガーリーオタク番長自らが、ガーリーの終焉宣言か?これはちょっと大変なことになって参りました(←真に受けちょる)。先にお伝えしたプロエンザ・スクーラーとカブるテイストはあれど、片や全米スーパーのターゲットとのコラボ、こちとら世界のヴィトン様ですから~(笑)語る言葉にもやはり迫力が違います。女優で言ったらグレタ・ガルボやマレーネ・デートリッヒなんつードイツ系ヨーロピヤンを彷彿させる退廃美。モデルの中にはデカダンス系モデルのシャロームなんかも混ぜ込んで、なかなか徹底した退廃ワールドぶりでございます。母になってグラマラス感も出して来た(ような気がする)ソフィア・ガーリー番長の反応も気になるところ。

モノトーン以外にもマークお得意のヴィヴィッドな色なんかもたくさんありましたが、その組み合わせの妙がやはり彼の素晴らしさ。一番上画像のルック、朱赤のレザースカートに紺のニット、黄色味の強いレザーバッグに鮮やかなブルーのグローブ。色自体としてはポップで華やかで、この辺の仕事はまさに期待通りのマークっぷり。個人的に気になるニュートラ風味もあったりして、このバランスの見事さには溜息。まあ、モデルの十等身あってこそってのも大いにあるけどさ(苦笑)。マークは特に重衣料系がホントに上手いと思うのでロンドンが楽しみですわ。ココだけはガーリーを死守してくれることを願うぞ。

舞台の演出もヨーロピヤ~ン。ビデオはコチラ
全57ルックのスライドショーはコチラ
マークの小物使いは必須チェク。ディティールショットはコチラ


Calvin Klien
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特に好きなブランドじゃないんですが、昨年のNY旅行でイロイロあったため(ヒヒ)個人的に避けては通れない気がするカルバン・クライン。やっぱりこのブランドも夏より冬ですなぁ。冬が長いNYにしてみたら、秋冬物にチカラが入っちゃうのは商売上、仕方がないのかもしれんけどさ。カルバン・クラインもコートやスーツなんていう重衣料が得意なブランドなので、今回のコレクションは初心に帰ったかのようなカルバンらしさ溢れるルックがいっぱいで、完成度もことさら高かったように思います。モデルにもカルバンの顔とも言えるナタリアちゃんをご用意。やはり何かブランド内で回帰的なムードがあるんだろうか?(ケイトも再採用されたし)。

最近富みにレースだ、フリルだっつー、デコラティブなものに踊らされていたもんで、基本的にはミニマルに興味無いんですが、こうして徹底して見せられると感動にも似たものを覚えてしまいます(笑)。このシンプル&クリーンさこそ、NYらしいブランドに思えるし、実際にNYの街を歩いている人を見てもパッと目に飛び込んで来るのは、ヴィンテージを上手に着ている人でもガーリースタイルな人でもなく、こういうステレオタイプとも言えそうなニューヨーカールックの方々だったのよね。やっぱカッコいいのよ、街に合ってて。出来ればナタリアちゃんみたいなベビーフェイスの方が薄化粧で着こなしてるのが好ましいと思うのですが、ガッツリ&タップリとメイクを施しちゃってる方も少なくなく、その点だけがなんだかなぁでございましたが(大きなお世話だ)。

カルバン・クラインって一時の爆発的人気を経て、一部のミニマリストのもの、もしくはデフュージョンのカジュアルなイメージが強いけど東京の街で着てても絶対にカッコ良く目立てそうな気がしますわ。マークの革命といい、また大人っぽいミニマルな時代がやってくるんだろうか??

コスタ氏もいずれ独立しそうだよなーってなインタビューを含むビデオはコチラ
全42ルックのスライドショーはコチラ


Narciso Rodriguez
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NYブランドにしては、ワリと地味目なポジションをキープしながらセレブにも人気が高いナルシソ・ロドリゲス。カルバン・クラインで修行をしてたこともあるナルシソは、元カルバン・クラインの広報担当で元祖スターソーシャライトの故キャロリン・ベセット・ケネディーのウェディングドレスを作ったことでも国内じゃ有名だったりするせいか、ワリとトレンドとは無縁なところで商っていても「ナルシソ=なんか知的」っていうアメリカ人好みのイメージを保ち続けてるブランドかと思います。とは言え、やはりこの方の場合、こんな小さな画像からも伝わって来る素材の良さが人気の秘訣かな~。シンプルなシルエットが大半で、色目もほとんど無彩色って感じなんだけど女性らしさがスゴくあって、たしかサラ・ジェシカ・パーカーなんかも好きなブランドに挙げてましたっけ。中央画像のドレスルックなんか、フツーの感じなんだけど清潔感のあるシンプルガーリーって感じでいいですなあ。こういうのこそ授賞式関係で着てもらいたいよん、凛子ちゃん(爆)。

自らをリアリストと語るナルシソのインタビューを含むビデオはコチラ
全44ルックのスライドショーはコチラ


Michael Kors
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多くのブランドが紫(のグラデーション)をメイン色、もしくは差し色に取り入れていたNYコレクションの中で、オレンジやカラシと言ったお得意のアウトドアスタイルにも似合うビタミンカラーを取り入れて華やかさを出していたマイケル・コース。モードというよりは正統派アメリカンスポーツウェア、動きやすく着回しもしやすいヘルシーで実用的なリッチカジュアルの位置を極めておりますな。この辺を好む顧客層が国内には一番多いんだろうねえ。次に出て来るラルフ・ローレンまでの帝国は(まだ)築き上げてないけんど、も少し気軽な感じで受け入れられてるって感じは致します。

人気リアリティーショー「プロジェクト・ランウェイ」での審査員ぶりを見ていても、本人ユーモアセンスがあり、サービス精神旺盛な庶民的なイメージがあるんですが、マイケル・コースのコレクションをいつも見て思うのは元気いっぱいなハッピームードに溢れてるってこと。きっと彼の人柄がそのままダイレクトにブランドカラーにも出てるんだろうな~。そういやグラミーでメアリー・J・ブライジがマイケルのドレスを着てたけど、夫曰く「変なベルト」と言うことで妻も大いに納得(笑)。けっこうセレブのレッド・カーペット採用率も多いブランドなんですが、なんかパッとしないんだよな。ファーだったり、ゴールドだったり、一見して金満なディティールも多いから人気があるんだろうけども・・・。ドレスよりはデイタイムユースなブランドって感じ。

やっぱりお喋りで陽気なオネエ(笑)マイケルのインタビューを含むビデオはコチラ
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Ralph Lauren
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大トリはやっぱりラルフ・ローレンじゃないとNYじゃないよね~(笑)。もうコレクションなぞせんでもエエがな~ってなくらいに確立されたスタイルを持つジャイアントブランド。マークが革命だなんだって騒ごうが(騒いじゃないけど)そんなんはとうの昔にラルフも提案済みのルックですから~おダマり!ってなもんや三度笠(爆)。そして今日も明日もあさっても、ラルフはトレンドなんて関係ないところで生きてゆく。否、商ってゆくわけで(笑)。所詮、トレンドー!モードー!なんて大騒ぎしてる人々なんて全消費者のウワズミ程度の割合ですから~商売になりませんわ。ってなもんや三度笠(しつこ。笑)。

それでもなぜにコレクションを続けるかってのは、単に宣伝効果でしょうなあ(妄想だけど)ウム。だいたい地方のポロショップに行ったところでコレクションアイテムなんて売っとらんもの。ウワズミさん用にはウワズミ程度の生産でお茶を濁し、コレクションに参加することで常にフレッシュさを保ちつつ、実際はその帝国イメージでお茶の間メインで商ってるって感じがミエミエよ(うひゃひゃ)。ま、でも嫌いなブランドじゃありません。つか、やっぱりアメリカ人と結婚し、アメリカに住んでる者としては最高峰クラスの憧れはあります(そうなんかい)。だってさ、そのへんのナショナリズムをくすぐるのが上手いんだもの~(大笑い)。とにかく商える商品はすべて商ってやろーじゃないの!的な姿勢もブラボーだし、白人上流層を意識した展開ながら(なぜか)人種の壁を越えたビジネス手腕にも脱帽。たぶんアメリカ人でラルフが嫌いな人って全人口の1割に満たないんじゃない?(誰か統計とってくり)。

そんな(やや)イメージ先行なラルフが今期送り込んで来たのは、やっぱりラルフ独特の世界でスた(爆)。もうエエやん。画像はキャプってないけどトレンドの光り物(ラルフはゴールド)といい、アタシの知らん世界での需要はあるんだろ(半ば投げやり)。もはやラルフグループのすべてをラルフ・ローレン氏本人がクリエイトしてるとは誰も思ってないのは衆知なのに、こうして堂々と表舞台に登場する厚かましさ自信。これもコンサバブランドならではの誰からも突っ込まれない封建主義社会。いつかは彼もカルバン・クラインのように引退するんだろうか・・・(そんなこと知らんて)。

コレクションビデオだっていつも特別バージョン。コチラ
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大御所と言えばコチラも忘れちゃならんのですが。

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(2007/02/14(水) 10:44)

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